ヤマモト

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART44

日経平均は昨日の急落に続き、62円安の4万63円と小幅安に戻して引けた。一時は3万9824円まで下がったから、今月11日のザラ場高値4万2426円からは約2600円も下げた計算になる。日経平均先物(夕場)は3万9690円まで下げており、連休前の日銀の市場介入とバイデン政権が17日に打ち出した中国向け半導体輸出規制の強化のダブルパンチから未だに日本株は抜け出せていないようである。今日はそれに加えて午後1時半頃から世界中でウィンドウズパソコンのシステム障害が発生し、為替や株の取引、銀行やスーパー、航空会社、外食チェーンなどで決済ができなくなるトラブルが発生した。米IT企業クラウドストライクのセキュリティソフト「ファルコン」のアップデートが原因と見られている。日本ではクラウドストライクのシェアが低いため、さほど大事にはなっていないが、為替相場などに影響が出たのは間違いない。マイクロソフトはクラウドサービスの障害は解消したと発表したが、アメリカのユナイテッド航空などの航空大手では航空便が出発できない状況が続いているという。欧州でも航空便は運航停止が続出している模様で、今夜の欧米の金融市場は日本...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART43

今日は東京市場の取引時間中に半導体関連の3つの大きな悪材料が出て、日経平均は後場の寄り後から急落した。昨日のNYダウが742ドル高の4万954ドルと史上最高値を大幅に更新したにも関わらず、日本株は日経平均が前場で小幅高にとどまっていたのも、この半導体関連の悪材料が原因だったようだ。その悪材料とは、バイデン政権が東京エレクトロンやオランダのASMLなど半導体製造装置メーカーに対して先端技術を中国向けに今後提供し続けた場合、最も厳しい貿易制限措置の適用を検討中とブルームバーグが伝えたことがまず1つ。続いて、トランプ前大統領が台湾は米国に防衛費を支払うべきだと発言したことが、やはり午後に報道された。さらに半導体製造装置世界最大手のASMLの4-6月期決算が19%の最終減益になったとのニュースがほぼ同時に流れたのである。これにより、午前中10時過ぎに190円ほど上げた日経平均は後場になって急落し、一時220円安まで下げ、大引けでは177円安の4万1097円となった。一方、東京エレクトロンは一時8%以上下げ、大引けでも2690円安の3万3390円と1か月半ぶりの安値に沈んだ。同社1銘柄で実に日経...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART42

今日は日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに史上最高値を更新して引けた。朝方や後場寄り後はマイナス圏に沈む場面もあったが、先物に断続的に大口の買いが入り、半導体関連株や日経225採用の値がさ株が大きく買われ、指数が相場の地合い以上に押し上げられた感じである。その一方で、直近の相場のリード役となった三菱重工や川崎重工などのオールドエコノミー株や、直近で大きく買われたトナミホールディングスなどのPBR1倍割れバリュー株に急反落する銘柄が目立った。今のように日経平均やTOPIXが勢いよく上げるような相場の局面では、指数を引っ張る主力株が買われる一方で、今日のように大きく水準訂正したバリュー株が、空売り筋のターゲットとなって急落することが昨年からしばしば起きている。これは直近で急騰した材料株が信用買いを原動力としている場合が多く、売り方が貸し株を調達しやすいからである。相場の流れは日経平均やTOPIXへの指数寄与度の高い値嵩株や時価総額の大きい銘柄であり、信用買いで急騰した銘柄から物色の矛先がシフトしてしまうことも売り方に利がある投資戦略と言える。日経平均やTOPIXの先物に大量の買いが入...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART41

日経平均は朝方、ザラ場ベースの史上最高値を3カ月半ぶりに更新したが、大引けは1円安の4万912円と振るわなかった。TOPIX(東証株価指数)は14.3ポイント安の2884ポイントで、こちらもザラ場ベースでは昨日の最高値を更新したものの、反落して引けた。ドル円相場が一時前日比で約1円円高に振れた事から、円キャリートレードで日本株を買っていた海外勢の一部がポジションを大規模に仕舞ったと考えられる(いわゆる巻き戻し)。昨日のNY市場が休みだったので、今日の日本株は朝から方向感のない動きだったが、後場からは明らかに「円買い・日本株売り」の裁定取引が大量に入った感じである。昨日まで勢いよく買われていたメガバンクや海運株などの大型バリュー株が総じて売られ、TOPIXを大きく押し下げた。急な円高で輸出関連株も冴えず、昨日の活況とは打って変わって全般的に売り優勢の展開になった。来週からは決算発表前の業績警告シーズンに入る。Shinwa Wise HoldingsやENECHANGEのように不正会計が表面化するケースもあり得るので、業績が急激に悪化した企業は注意が必要だろう。また、地銀や不動産会社の一部...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART40

前回(先週末)の当欄でも書いた通り、日本株は2カ月続いたレンジ相場を上抜け、新たな上昇トレンドに入ったようだ。先週末の株式新聞講演会(ウエルスアドバイザー社主催)でも予想したのだが、多くの専門家が7月の上昇は限定的で7月中頃から再び調整局面に入ると予想しているのに対し、私はむしろ7月が上げ相場となり、8月に調整局面になるとの予想を披露した。時間が限られていたので、その根拠は詳しく触れなかったが、11月の米大統領選や9月の自民党総裁選があることを考えると、9月のメジャーSQ辺りから投資家の買い意欲が鈍ると同時に、株式の投資ウエイト引き下げやポジション調整の売りがかなり出ると予想している。ほぼ一本調子の円安も、やはり9月ごろから変調をきたすと想定している。だとすれば、バスに乗り遅れた投資家が安心して買えるのは8月初め頃までで、第1四半期の決算発表が本格化する8月第2週(5―9日)辺りは買い控えや様子見が多数派になるのではないかと今から心配している。もちろん、今期はプライム上場企業の平均で4%の最終減益見通しと、かなり保守的な業績予想を出しているから、第1四半期決算は利益が想定より上振れする...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART39

今日の株式市場の1番のニュースは、TOPIX(東証株価指数)が今年3月に付けた年初来高値を更新し、34年ぶりの高値を付けたことだろう。終値は15.9ポイント高の2809.6ポイント。ただ、バブル時代の高値は2884.8ポイントで、まだ最高値までは3%近い開きがある。一方、日経平均は241円高の3万9583円で終わったが、これで4日連続の3万9000円台となり、ほぼ2カ月続いた3万8000円から3万9000円のレンジ相場を離脱したと言えるだろう。TOPIXの34年ぶりの高値に次ぐニュースとしては、円相場も大型連休直前の安値を更新し、今日は161円20銭台と37年半ぶりの安値を付けたことがある。今日は海外勢にとって第2四半期末ということもあり、株式相場も為替相場もドレッシング買いや投資ウエイトの調整・リバランスのための売り買いが活発に行なわれたと考えられる。この点では日経平均やTOPIX、円相場も来週半ば頃までは瞬間風速的な相場になっていることも考えられるから注意が必要だ。ただし、6月半ばにミニ世界同時株安を引き起こしたフランスとイギリスの政局不安は、来週行なわれる両国の総選挙で結果がほぼ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART38

宝島社から7月1日に「急騰! 日経平均5万円に乗り遅れるな 新NISAで今買うべき株100」が発売される。私のほか、4人の専門家と3人の億り人が合わせて100銘柄を取り上げているので、参考にしていただきたい。以前から当欄や株式新聞の「株式調査ファイル」でも書いているように、「小回り三月」で3カ月間は調整局面が続くだろうと予想してきた。日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに今年3月22日に年初来高値をつけているので、今週月曜日にちょうどそこから3カ月が経過した。日経平均は月曜の始値3万8497円から今日の高値まで実に約1300円も上昇し、4月4日以来の高値を付けた。TOPIXは同2725.5ポイントから2806ポイントまで約80ポイント上げ、終値ベースで3月22日の高値に次ぐ、今年2番目の高値で引けた。ほぼ3カ月にわたる保ち合い相場を上放れる兆候が出たことは注目に値するが、第2四半期末が近いだけに指数の上昇はチャート上の騙しになる可能性もあり、まだ両手を挙げて喜べるタイミングではない。ただ、先週ヒヤッとさせられたフランスとイギリスの政局不安と債務危機については、以前から予想されていた...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART37

日経平均は再び3万9000円のレンジ相場の上限に近づいてきた。今日の日経平均は309円高の38905円まであったが、大引けでは208円高の38804円と伸び悩んだ。一方、TOPIX(東証株価指数)とスタンダード指数は高値圏で引けていて、ともに0.5%台の上昇率となった。スタンダード指数に関しては、3月の最高値まであと2.3%に迫っている。今日は歯医者の予約があるので簡単にしか書けないが、やはり株主総会集中日に向けてPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄中心に反発する銘柄が増えている。これは何度も書いているように、取締役再任議案の賛成票を増やすために自社株買いの攻勢をかけたり、株主還元について追加の材料を発表する企業が増えているからだろう。だとすると、そういう銘柄については来週以降の反落をある程度警戒しておく必要があると言えるだろう。