『羅針儀』関連記事(会員限定) イラン戦争で第三次石油危機が勃発 PART2
先週末の米国とイランの和平に向けた対面協議は20時間以上の協議の末、物別れに終わった。しかも、その直後に米軍の駆逐艦2隻がホルムズ海峡を通過してペルシャ湾に侵入。トランプ大統領はイランが敷設した機雷の掃海作業を行なうほか、イランの原油や石油製品を積んだタンカーなどの海峡通過を阻止する逆封鎖に動くという。イラン側は停戦合意違反だとして、攻撃も辞さない構えだが、なぜこのタイミングでイランからのミサイルやドローンの集中攻撃を受けかねないペルシャ湾内に米駆逐艦2隻を向かわせたのかについて、その意味を深読みする必要がありそうだ。そもそも、今回の対面協議が本当に物別れで終わり、何の進展もなかったのかということに疑問を持つ必要がありそうだ。そもそも、こうした悪材料が出た場合、最初に市場が開く日本株は日経平均で1000円や2000円下げてもおかしくない状況である。ところが、日経平均は一時700円ほど下げたものの、大引けでは421円安(0.7%安)の5万6502円と平凡な下げにとどまった。しかも、このレベルでも2月につけた最高値59332円から4%台の下げに過ぎない。ちなみに、日経平均に強い影響を与える...
