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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART120

日経平均は続伸して246円高の3万8027円と終値ベースでほぼ1か月ぶりに3万8000円の大台に乗せて引けた。明日までとなる配当権利取り狙いの買いが活発化したほか、明日大引けから明後日の配当権利落ち日にかけて1兆5000億円前後の規模と予想される配当再投資の買いが、TOPIX(東証株価指数)先物など先物市場に大量流入することを見越した目先筋が思惑買いを入れているようだ。こうした一時的な需給動向を考えると、1か月ぶりに日経平均が38000円台に乗せたり、TOPIXが2日連続で昨年7月以来の高値を付けたからといっても、素直には喜べない。来月2日にはトランプ大統領が予告している相互関税と自動車の追加関税が発表される予定だからだ。日本株独自の需給動向に関しても、来月1日には配当権利取りの買いも配当再投資の買いもなくなり、自然体の相場に戻る。2日の相互関税や自動車追加関税に関しては、これまでの下げ相場で株価には相当程度織り込まれたと言えるかもしれないが、関税の内訳を見て改めて売りに動く投資家もいるだろうから、全く油断ならない情勢であるのは間違いない。また、週明け31日、来月1日には年金基金など内...
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本日はブログの更新をお休みさせていただきます

本日3/24は都合により、ブログの更新をお休みさせていただきますよろしくお願い申し上げます
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART119

休み明けの日本株は総じて堅調だった。日経平均こそ74円安の3万7677円と小幅続落したものの、TOPIX(東証株価指数)は5日続伸して年初来高値を更新した。昨年7月の史上最高値まであと5%に迫っている。東証スタンダード指数も7日続伸し、水曜日に続いて2日連続して史上最高値更新となった。今日はメガバンク中心に銀行株が大きく買われた一方で、防衛関連株が上げ過ぎの反動で値下がりする銘柄が目立った。今夜は米国株がメジャーSQのため、株式相場も為替相場も荒れそうだが、ひとまず売り方と買い方の攻防戦に決着がつく。今回の3カ月のタームでは、売り方の圧倒的な勝利に終わりそうだ。問題はSQ通過後から4月2日のトランプ互恵関税導入まで、相場がどう動くか読みが非常に難しいことである。トランプ大統領は一昨日、4月2日のトランプ互恵関税導入日を「米国の解放記念日になる」と自信が運営するSNS「トゥルース・ソーシャル」に書き込んだほどだから、よほど大胆なことを計画しているのだろう。相互関税の対象に自動車が入る可能性が高いことはわかっているが、それ以外の品目は全く不明である。トランプ関税のもう1つの柱である一律関税...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART118

日本株の米国株離れが鮮明になってきた。昨日はNYダウが260ドル安、ナスダック指数が304ポイント(1.7%)安、S&P500指数も1%安と急落したが、TOPIX(東証株価指数)は今日、一時1%強上昇して昨年7月以来の高値を付けた(2813ポイント)。東証スタンダード指数も1か月ぶりに史上最高値を更新した。値がさ半導体関連株のウエイトが大きい日経平均こそ93円安と反落したが、PBR1倍割れ銘柄などバリュー株中心に物色意欲は旺盛である。これは米国株の下落基調が続いていることから、米国株を見限り、ドイツ株や日本株などに資金が回帰していることを示している。また、米国株は今週末メジャーSQを控えているため、ヘッジファンドなどの売り方がここぞとばかりに売り圧力を強めていることも影響している。一時は「日本株売り・米国株買い」の裁定取引も活発化したが、今ではその逆の「日本株買い・米国株売り」の裁定取引も増えているようだ。また、商品券問題で石破首相は参院選前に退陣するとの思惑から、防衛関連や核開発関連などを買う高市トレードも活発化してきている。
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3月の絆の会は19日(水)録音です

3月の絆の会の録音情報は、19日(水)に録音、音声ファイル送信なら当日の夜にお届けします。☆お申込みはこちら  ↓ ↓ ↓
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART117

前回のブログで、11日にTOPIX(東証株価指数)の日足チャートで相場のトレンド転換を示唆する「トンボ」と呼ばれる同時線が出現したため、日本株は短期的な上昇トレンドへの転換が期待できると書いた。実際、TOPIXは12日から3連騰となったし、日経平均も昨日こそ29円安と小幅に下げたものの、今日は263円高と急伸した。しかも、NYダウは昨日まで4日連続の急落基調で、1月末高値からの下落率は10%を越えている。ナスダック指数も昨日は一時409ポイントも下げ、終値も345ポイント安の1万7303ポイントと半年ぶりの安値を付けている。2月高値からの下落率は14%に達している。米国株の急落が止まらないのに日本株が急反発できたのは、ドイツ株と同様、日本株も米国株離れが進んだからと考えるとわかりやすい。これまで日経平均は米国のAI・半導体関連株やナスダック指数との連動が強すぎて、下落時は米国株以上に下げる傾向があった。しかし、日経平均への寄与度がファーストリテイリング並みに大きかった東京エレクトロンの株価が、昨年の史上最高値から半値レベルに暴落したほか、他の日経平均への寄与度が大きい半導体関連株も軒並...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART116

米国株が大幅に続落したにも関わらず、日経平均は小反発して終わった。今日は3カ月に1度のメジャーSQ2日前にあたる「急落の急所」だったにも関わらず、である。米国株の下落が止まらないのは、AI・半導体を中心としたテックバブルが崩壊しつつあるところへ、トランプ関税の迷走によって米国経済の下振れ懸念が一気に高まってきたからと言える。一方、このタイミングでの日本株の反発は週末のメジャーSQを前にヘッジファンドなど投機筋が買い戻しを一気に進めているからと考えられる。テクニカル面でも日本株の反発を強く示唆するサインが点灯した。日経平均ではわかりづらいのだが、TOPIX(東証株価指数)の日足チャートを見ると、相場のトレンド転換を示唆する「トンボ」と呼ばれる同時線が昨日出現した。これは始値と終値がほぼ同じで、上ヒゲがほとんどなく、長い下ヒゲが出るのが特徴である。TOPIXは昨日、一時約3%下げたが、終値は1.1%安だった(日経平均も一時前日比で1200円超下げたが、終値は230円安と0.6%しか下げなかった)。このトンボ線はトランプ大統領がメキシコ、カナダ、中国に対する関税発動を予定通り行なうと発言した...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART115

今日の日経平均は終値こそ141円高の3万7028円と反発したが、場中には180円安の3万6705円と先週の安値を更新して、昨年9月以来の安値を付ける場面があった。チャート的にはまだ底打ちを確認できない状況が続いていて、この地合いで今週末のメジャーSQを迎えた場合、3万6000円の大台割れも視野に入れておく必要がある。米国株も明確に調整局面入りしていて、当面はシートベルトをしっかり締め直す必要があると言えるだろう。円高が止まらないことも日本株にはマイナスに働く。日本が今週、米国が来週メジャーSQを迎えるため、今は円キャリートレードの巻き戻しを狙った「円買い・日本株売り」や「円買い・米国株売り」が増えている模様で、投機筋の売り買いの攻防戦は明らかに株の売り方優位の展開になっている。しかも、日本株は3月決算期末が近づいていることもあり、株の需給はどうしても悪化してしまいがちだ。配当利回りの高い銘柄には配当権利取りの買いもかなり入っているが、それもあと2週間ほどで終わってしまう。4月にはトランプ大統領が自動車や半導体、医薬品、鉄鋼、非鉄金属などの関税引き上げを予告しているため、その不確実性から...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART114

トランプ関税による経済への悪影響が広がる中で、米ハイテクバブルの崩壊懸念が一段と高まり、株式市場は日米ともにショック安に見舞われた。ナスダック総合株価指数は今週、5カ月ぶりに一時1万8000ポイントの大台を割り込んだ。2月高値からの下落率は10%に達した。昨年11月の大統領選後のトランプラリーによる上昇を全て吐き出した格好だ。半導体関連株の指標となるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も、昨年8月の第暴落時に迫る4500ポイント割れで昨日は引けたが、こちらは1月高値からの下落率が約19%に達した。NYダウの1月高値からの下落率は5%未満と大した下げではないが、日経平均はSOX指数との連動性が非常に高い。またナスダック指数は時価総額指数ということもあり、エヌビディアやアマゾン、テスラなど時価総額の大きい大手テック株の急落の影響が極めて大きい。テスラは昨年12月高値からすでに40%超の下落となっているし、エヌビディアも1月高値から3割近い急落に見舞われている。日経平均は今日の下げで半年ぶりに37000円の大台を下回って引けた。今やAIバブルの崩壊懸念だけでなく、半導体バブル、EVバブル...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART113

昨日、米国がメキシコとカナダ、中国に対する関税措置を発動したため、NYダウは670ドル安と急落し、ナスダック指数も一時400ポイント近く下げて、一時1万7956ポイントと昨年10月初旬以来の1万8000ポイント割れとなった。日経平均も時間外取引で一時3万6260円と、昨日の東証終値に比べ1000円超下げる場面があった。しかし、今日早朝にブルームバーグ通信が米国とメキシコが関税軽減措置で協議中と報じたため、日経平均は前日比プラスで始まり、一時270円ほど上昇する局面もあった。メキシコとカナダに対する関税軽減措置は、早ければ米国時間で5日中に何らかの合意があるとのことだが、NYダウの時間外取引では200ドル前後、S&P500でも同様に0.6%前後しか戻っていないところを見ると、関税軽減措置に対してマーケットは「疑心暗鬼」といったところなのだろう。私は前回の当欄で「メキシコ、カナダへの関税措置は先送りになると思っている」と書いたが、これは大外れだった。ただ、4日に発動して5日に軽減措置を議論するということは、一部の品目を除いて実質発動延期ということになるのかもしれない。今日は米国防総省のナン...