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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か PART4

先週末の米国株の急反落を受けて、日経平均は寄り後に340円を超える急落となったが、10時過ぎに中国の利下げのニュースが伝わると下げ幅が大幅に縮小して、結局日経平均は135円安と今日の高値圏で引けた。しかし、ロンドン時間に入ると欧州株が下げ足を速めたため、日経平均も午後6時現在で2万8650円近辺と大引けからさらに150円ほど下げている。欧州ではドイツDAX指数が午後6時現在で1.8%安、フランスCAC40指数が1.6%安と大きく下げたが、これは中国の利下げを日本株とは逆に悪材料視したようである。利下げしなければならないほど中国経済が急減速しているのとの見方だ。さらに、映画館運営で世界2位の英シネワールド・グループが近く破産申請するとの報道が嫌気されている。もちろん、これらの悪材料は今週末に控えたジャクソンホール会議に怯えて、多くの投資家が様子見を決め込んでいることも下げに拍車をかける結果となっている。米国では複数の地区連銀総裁がさらなる大幅利上げが必要だと主張しているため、ジャクソンホール会議ではパウエルFRB議長も大幅利上げを示唆する発言をするのではないかとの見方が有力になりつつある...
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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か PART3

今日は日経平均が11円安と小幅に続落した一方で、TOPIX(東証株価指数)は4ポイント高の1994ポイントと小幅に反発した。お盆休みを挟んで日経平均はわずか4営業日で約1400円も上昇したため、上昇一服となるのはやむを得ないところだ。しかも、売り方と買い方で2万9000円の大台を巡る攻防戦になっているため、当面はこの2万9000円前後の値固めが必要であり、来週は週末に米国でジャクソンホール会議が予定されていることから、スピード調整局面を迎えると見ておくのが無難だろう。ジャクソンホール会議では26日にパウエルFRB議長の講演が予定されている。9月21日、22日のFOMC(米連邦公開市場委員会)に向けてパウエル議長がどんなメッセージを発信するのか注目されているが、パウエル議長の発言内容によっては、為替・株式相場とも上下に大きく振れる可能性があるので要注意だろう。円安が再び1ドル=136円台まで進み、円安メリット株を見直す動きが強まりそうである。ジャクソンホール会議でパウエル議長が米国の景気後退入りを認めて、早い段階での利下げに言及すれば話は別だが、中間選挙を控えているため、バイデン政権に忖...
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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か PART2

私は7月20日から当ブログやコラム記事、講演会などでも「日本株が上昇トレンドに転換し、今年は久々にサマーラリーが期待できる」と予想してきた。そして今日、日経平均は2万9000円に乗せ、7カ月ぶりの高値をつけた。1月5日につけた年初来高値まではあと160円余り(終値ベースではあと110円)まで迫っている。海外ファンド勢を中心に「空売りの買戻し」が引き続き高水準に入っている模様で、ファーストリテイリングやソフトバンクなど日経平均への寄与度が大きい値嵩株が急騰している。あまり楽観的なことは書かないようにしているのだが、一時的にせよ日経平均の3万円乗せは時間の問題だろう。日経平均は12日からの4営業日で実に1400円も上昇した、まさにお盆休みを狙い撃ちにして買い仕掛けが急増したと言っていいだろう。日本のお盆休みで日本の投資家は市場参加者が大幅に少ない時間帯であり、かつ、海外勢も夏休み本番とあって、まさしく「鬼の居ぬ間に洗濯」的な踏み上げ相場になった。ヘッジファンドを中心とする売り方は、まだ売りポジションを多く抱えていると推測されており、日経平均3万円乗せまでは買い方有利の展開になると見ている。...
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インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か

10日発表の7月の米CPI(消費者物価指数)は前月比8.5%の上昇と、6月の9.1%上昇から大幅にスローダウンした。これで翌日発表された7月の米PPI(生産者物価指数)も前月比で0.5%低下し、インフレ懸念が大幅に後退した。今日の休み明けの日経平均が727円高の2万8546円と急騰したのは、値がさの大型成長株が米国株高に連れ高したことが原動力になっている。私はお盆休みに向けてサマーラリーが期待できると以前から主張してきたが、やはりその予想は的中した。日経平均はロシアのウクライナ侵攻後に高値(2万8389円)を上抜け、7カ月ぶりの高値をつけている。TOPIX(東証株価指数)はまだ6月の戻り高値1978ポイントを5ポイントほど下回ったところまでしか上がっていないが、戻り高値更新は時間の問題だろう。その一方で、グロース市場の小型成長株は業績が伴っていないこともあり、戻りが総じて鈍いと言える。今日の日経平均やTOPIXの急伸は基本的に空売りの買戻しが中心であって、実需の買いが大量に入ったとは言い難い。決算が良かったと言っても、上値に大量のシコリのある銘柄への投資は要注意だ。まだ株価が底打ちした...
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歴史的な円安局面に突入か PART42

当欄の予想通り、お盆休みに向けてサマーラリーの様相が強まってきた。今日の日経平均は4日続伸となり、ロシアのウクライナ侵攻後につけた戻り高値2万8389円まで一時あと110円まで迫った。実は終値ベースでは今日が6月の高値より3円上回っている。ただし、TOPIX(東証株価指数)は3月25日の戻り高値よりも約2%安い水準までしか戻っていない。マザーズ指数に至っては4月の戻り高値より12%ほど安いレベルにある。今週はイベントが多く、高値波乱の動きも予想される。まず、今週いっぱいで4―6月期の決算発表シーズンが終わるため、決算発表はピークを迎える。そして10日には世界的な株価波乱要因となりそうな米CPI(消費者物価指数)の発表を控えている。さらに週末はお盆休みで市場参加者が少ない中でのオプションSQがある。正直なところ、10日(水)から12日(金)までの3日間は大荒れ注意報を出したいくらいだ。そういう点から見ても、今日の日経平均は値幅が上下230円にとどまる「嵐の前の静けさ」と言えるだろう。順当にいけば、7月の米CPIは6月のプラス9.1%からプラス8%台への低下が予想されていて、先週末の米雇用...
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歴史的な円安局面に突入か PART41

日経平均は先月下旬から6回目の挑戦でようやく2万8000円の大台を上回って引けた。夕方の時間外取引でも2万8000円台を維持している。ロシアのウクライナ侵攻後の日経平均の高値は6月9日につけた2万8389円で、そこまであと200円余りの距離だが、おそらく来週にもそれを上回る局面がありそうだ。当ブログでは7月20日に日本株が上昇トレンドに入った可能性があると書いた。その後は講演会やコラムなどでもサマーラリーが期待できそうだと予想してきたが、今はそれを確信している。その根拠の1つがVIX指数(恐怖指数)の急低下だ。VIX指数はロシアの原発施設攻撃直後の3月7日に今年の最高値である38.94まで上昇した。その後、4月上旬に18台まで下がったが、インフレの後進とともに再び34レベルまで上昇していた。直近では6月13日の34.02が終値ベースのピークで、足元では21台まで急低下している。ロシアのウクライナ侵攻といった大きな地政学的リスクや、株価急落につながりそうな悪材料が表面化する前には、そうした重大なリスクを事前に察知したヘッジファンドなどがヘッジや売り仕掛けに動くため、VIX指数は急上昇する...
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歴史的な円安局面に突入か PART40

日経平均は2万8000円の大台目前で3日足踏みしている。先週は木曜、金曜とザラ場で一時2万8000円台に乗せたが、大引けでは大きく反落して2万7800円台で終わった。今日は一度も2万8000円台に乗せなかったが、2万7993円と終値ベースで6月9日以来の高値水準で引けた。先物の時間外取引では、午後5時過ぎに2万8070円をつけたが、欧州株の上げ幅縮小に伴って午後6時半現在では2万8000円出没の動きだ。日経平均が2万8000円をなかなか上回れない最大の理由は急激な円高だろう。ドル円相場は7月14日の139円台から先週末には132円台まで、一気に7円も円高が進んでしまった。75日移動平均が132円ちょうど近辺にあるため、ここが下支えになるかどうかが、円高を見るうえでの1つのポイントになる。3月初め以降、円相場は一度もこの75日線を割り込むことなく推移してきたから、ここで反発するかどうかが短期的な注目点であることは間違いない。同じく3月以降下値支持線となっていた13週移動平均は、先週末にほぼ5カ月ぶりに割り込んでいるので、75日線で止まらないようだとお盆休み辺りにまた「円買い・ドル売り」を...
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