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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART32

ブログを休んでいる間に日経平均は一時5万8000円台に乗せた。衆院選で自民党が歴史的な勝利を収めたとはいえ、明らかに上げ過ぎというかスピード違反と言えるだろう。その点で今日の700円近い下落は過熱を冷ますという意味でも必要な調整だったと考えられる。相場の行き過ぎをはかる上で重視されるボリンジャーバンドを見ても、日足ベースでプラス3σのラインを上抜ける確率はたったの0.3%しかないにも関わらず、投票日翌日の9日と10日はそれを上抜けていた。もっとも、好決算の発表が相次ぎ、日経平均の一株当たり利益(EPS)は2760円台まで上昇してきたため、終値でピークをつけた2月10日の5万7650円でも日経平均のPER(株価収益率)は20.8倍と21倍を下回っている(いずれも加重平均ベース)。ちょうど1年前の日経平均は3万9149円、一株利益は約2540円、PERは15.4倍だった。1年間で一株利益はざっと200円増え、PERは15倍台から20倍台に水準訂正したことになる。これについては当欄でも日本株はPER革命が進行中だとして、これまで10年近くPERの上限は16倍台だったが、20倍以上にまで買われ...
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サーバーメンテナンスの作業状況のご報告

2026年2月6日掲載1月27日にご案内しました通り、現在、セキュリティ強化の目的でサーバーメンテナンス作業を行っております。2月2日~2月6日のブログ更新をお休みするとご案内しておりましたが、作業が長引いており、ブログの再開は2月13日(金)からとさせていただきます。また、2月24日~27日の間、再度ブログの更新を休ませていただき、新サイトへの移行作業を行います。3月2日(月)以降は、新しいサイトに移行し、通常通りの更新となる予定です。作業の間、ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、なにとぞご理解くださいますようお願い申し上げます。
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART31

2026年1月30日掲載日経平均は今日52円安の5万3322円とわずかに反落したが、TOPIX(東証株価指数)は0.6%上昇して3566.32ポイントと1週間ぶりの高値で終えた。今日の高安の値幅は667円で、昨日の752円、一昨日の719円、3日前の約700円と比べて若干狭まってはきているものの、かなり激しい値動きと言える。しかし、この4日間の終値はいずれも5万3300円台に収まっていて、ほぼ横ばいと言っていい値動きである。明らかに不自然な動きと見ることができる。TOPIXもこの4日間の終値の高安は上下1%以内に収まっている。また、昨日は一時的に25日移動平均線を一時下回ったものの、終値では割り込まず、今日は大幅反発となった。TOPIXは昨年4月以降、ほぼこの25日線が下値メドとして機能していて、今回もその経験則に乗っ取った動きになっている。日経平均は去年11月中旬から12月上旬にかけてソフトバンクグループなどAI関連株の急落で25日線を一時大きく下回ったが、今回の調整局面を含めて昨年12月20日以降、ザラ場ベースを含めて1度も25日線を割っていない。今日はAI関連株を中心に好決算を発...
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART30

2026年1月28日掲載今日の日経平均は午前中に一時500円超下げる場面があったものの、3時過ぎに半導体関連株が急伸したため、170円高まで急伸する場面があった。結局終値は25円高の5万3358円だったが、午後4時現在の時間外取引では350円高まで上振れている。この上振れの原因となったのが半導体製造装置で世界最大手のASMLホールディングの決算発表だった。ASMLの25年通期の売上高は16%増と予想をやや上回ったに過ぎないが、26年度はAI特需に対応するため、売上高は最大19%成長するとの見通しを示した。粗利益率は25年と同水準の51%から53%の間と予想しているが、第4四半期段階の受注は過去最高の132億ユーロ、前年同期比2倍以上と急増している。さらに、最大120億ユーロ(約2兆2000億円)の自社株買いも発表している。ASMLの好決算を受けて、今日の3時過ぎに東京エレクトロンやレーザーテックなどが5~8%程度の上昇率となった。これら半導体関連株の急伸で、日経平均は瞬間的に300円ほど急伸した。ただ、日米通貨当局によるレートチェックが行なわれたことで、いつ「円買い・ドル売り」の市場介...
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本日はブログの更新をお休みさせていただきます

2026年1月26日掲載お世話になっております本日は都合によりブログの更新をお休みさせていただきますよろしくお願いいたします
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART29

2026年1月23日掲載日経平均は続伸して一時5万4000円の大台に乗せたが、終値は157円高の5万3846円だった。TOPIX(東証株価指数)、東証スタンダード指数、東証グロース指数はいずれも上昇したが、史上最高値を更新したのはスタンダード指数だけだった。グリーンランド問題が収束して、様子見から買いに転じる投資家が明らかに増えているが、衆院選の結果によってはショック安もあり得るだけに、本腰を入れた買いは少ないように見受けられる。今日は昨日まで急落していたレアアース関連株の人気が再燃してリード役の東洋エンジニアリングがストップ高に張り付いた状態で引けたほか、第一稀元素や三井海洋開発、岡本硝子、アサカ理研なども賑わった。また、金や銀、白金などが史上最高値を付けたため、これらを組み込んだETF(上場投資信託)も急騰した。純プラチナETF(1541)は今日10%上昇し、私が講演会などでたびたび取り上げている純銀ETF(1542)も7%も急騰した。今日はほかにPBR(株価純資産倍率)1倍割れの地銀の上昇が際立っていた。地銀の中でトップの上昇率(5.5%)となった栃木銀行は919円まで買われたが...
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART28

2026年1月21日掲載日経平均は今日の下げで解散総選挙を予告した高市トレードの第二幕の上昇分の9割を吐き出した。同様にTOPIX(東証株価指数)は上げ幅の3分の2を失ったが、東証スタンダード指数は上げ幅の3分の1を失ったに過ぎない。この高市トレードの第二幕で相場をリードしたのは、AI関連とレアアース関連、防衛関連などだが、TOPIXは時価総額指数なのでAI関連とレアアース関連株のウエイトが低く、同じ時価総額型の指数であるスタンダード指数はTOPIXよりもこれらの銘柄のウエイトがさらに低いため、下げ渋っていると言える。いつものことだが、選挙期間中は材料株が乱舞する傾向があり、今日もAIや資源関連、消費関連などの一部材料株が急騰した。一方で、こうした人気テーマ株は買われ過ぎの反動で急落する銘柄も目立っている。私が直近の講演会で2回取り上げた自動車部品のミツバは、同社が開発したレアアースを使用しない磁石が、使用する磁石と同等の出力を実現したと報じられ、週明けから3日間で前週末の終値1154円から一時2152円まで86%も急騰したが、今日はその最高値から500円超下げて引けた。同様に、直近で...
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART27

今日の日経平均は3日続落となったが、朝方の800円超の値下がりから大引けでは352円安の5万3583円と高値引けした。TOPIX(東証株価指数)も朝方1%超の値下がりとなったが、大引けでは0.06%安と、ほぼ横ばい圏まで戻して引けた。ちなみに、東証スタンダード指数は0.4%高の1641.01ポイントと最高値を6営業日連続で更新。東証グロース指数も1.8%高の973.39ポイントと昨年10月以来の高値を付けた。朝方の急落はトランプ大統領が「米国がグリーンランドを購入できるまで欧州8カ国からの輸入品に10%の追加関税を課す」と表明したことや、立憲民主党と公明党が統合して中道改革連合を正式に立ち上げたことなどが悪材料視されて売りが優勢になった。引き続きAI関連株は高安まちまちとなっているが、今日はグリーンランド問題が追い風になり、防衛関連株や造船株に急騰するものが多かった。ただ、基本的にはPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄を中心とした中小型株の物色が進んでいるため、好材料のある低PBR株を手がけるのは無難だろう。
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART26

日経平均は立憲民主党と公明党の新党結成による悪材料を消化しきれず、高市トレードの巻き戻しが進んで続落して終わった。終値は174円安の5万3,936円と下げしぶったが、昨日まで急騰していた東洋エンジニアリング(6330)を核とするレアアース関連株が軒並み急落するなど荒れた展開になった。TOPIXは昨日まで3日連続で最高値を更新していたが、今日はさすがに約0.3%安の3,658.68ポイントで引けた。一方、東証スタンダード指数は今日も約0.4%高と最高値を更新して終わった。しかも、注目すべきことに高値引けである。 スタンダード市場では、昨日まで急騰していた貴金属リサイクルのアサカ理研(5724)や同業のエンビプロHD(5698)、岡本硝子(7746)などレアアース関連が急落したものの、AI半導体関連のフェローテック(6890)や上村工業(4966)精工技研(6834)、岡本工作機械(6125)などが買われ、出来高も高水準。前述したように、スタンダード指数自体が高値引けしたことからもわかるように、外国人投資家とみられるまとまった新規資金が流入していたようで、今日のように相場全体の地合いが悪化...
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サナエノミクスでアベトレードならぬ高市トレードによる円安・日本株高が進行 PART25

日経平均は今日も大幅高となり、2日間でざっと2,400円も上昇した。終値は792円高の54,341円で、54,000円の大台に乗せた。高市総理が衆院解散方針を与党幹部に伝えたと報じられ、投機筋の買い仕掛けに追随する形で買い遅れた機関投資家や個人投資家が一斉に買い出動に動いている印象だ。日経平均だけでなく、TOPIXや東証スタンダード指数も史上最高値を更新したが、東証グロース指数だけは急反落して終わった。中国の輸出規制を材料に、レアアース関連株が引き続き大賑わいとなっている。今日は東証プライム市場の値上がりランキングで、1,000円ストップ高となった東洋エンジニアリングをはじめ、23%高となった第一稀元素(4082)など5銘柄がレアアース関連だった。また、私が講演会などで何度か取り上げている三井海洋開発も7.1%高の1万5,800円と急伸し、最高値まであと900円余りに迫った。今の日本株はAIデータセンター関連株とレアアース関連株の2本柱体制になっているが、引き続き好業績のPBR1倍割れ銘柄の水準訂正も急速に進んでいる。