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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART21

私は当ブログや株式新聞のコラム「株式調査ファイル」、それに毎月3回行なっている定例の株式講演会などで、2年前から「3年以内に1ドル=160円、長期的には1ドル=240円程度の円安になる」と再三予想してきた。既に昨日の段階で、約1年前倒しで1ドル=160円は無事達成したわけだが、一時的にせよ、まだ円安が止まる気配はない感じである。ゴールデンウィークには相場の乱高下はあると予想はしていたが、まさか昨日の旧天皇誕生日に「円買い・ドル売り」の市場介入があるとはおもわなかった。円相場が1ドル=160円台に入った時、日経平均先物は760円高まであったと思うが、今日は一時250円高まで上げ幅が縮む場面があった。日本時間2日未明のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表とその直後のパウエルFRB議長の会見で、もう一度為替相場は大きく動くと思うが、株式相場も4連休直前ということもあり、やはり乱高下があると予想する。連休の谷間ということもあり、決算発表はまだまだ本格化していないが、この段階で投機筋が空売りの買い戻しを急いでいるところを見ると、日本株の調整局面は終わりの始まりに入ったと感じられる。日経平均...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART20

今日の日銀金融政策決定会合は金融政策の現状維持が決まり、一部で報道されたような国債購入額の減額はなかったこともあり、円安が進んだ。円相場は一時156円80銭台をつけたが、午後5時前に154円台まで2円近く円高が進む場面もあった。3連休直前の難しい時間帯ということもあるが、今日の夕方に「円売り・ドル買い介入」が行なわれるのではないかとの見方が広がっていたことも、急激な為替相場の変動につながったようだ。日経平均は306円高の3万7934円と反発した。一時は3万8097円まで買われたが、3万8000円の大台を維持できずに終わった。連休前の急ぎの換金売りは今日で一巡したため、来週の連休の谷間の3日間は今週のような相場の乱高下は避けられると見ている。ただ、30日火曜日はさすがに月末でもあり、米国株の状況によっては売りを仕掛けてくる海外勢もあるかもしれない。米国市場は決算発表も中盤戦に入る。このため、決算発表とともに自社株買い禁止期間が明けるので、年100兆円を優に買い越す最大の買い手(自社株買い)も戻りつつあり、やはりそれが株価の変動率を縮小させる要因になると思われる。ただし、「五月に売れ(セル...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART19

日経平均は907円高の3万8460円と大幅に続伸した。今日で3連騰とはいえ、月曜・火曜の上げ幅がわずかだったので、今日の急伸は本格的な反発局面に入ったことを感じさせる。急落していた東京エレクトロンなどの半導体関連株が「空売りの買戻し」で急騰したのが何よりも大きく、今日は東京エレクトロンだけで日経平均を226円押し上げた。日経平均採用の寄与度上位5銘柄だけで日経平均を約456円押し上げたが、そのうちファーストリテイリングを除く4銘柄が半導体関連株だ。今日の日経平均の急騰はエヌビディアなど米半導体関連株が大幅に続伸したことはもちろんだが、時間外取引でテスラが約10%急騰したことが投機筋の買い戻しに火をつけたようである。テスラは昨年12月28日の高値265ドルから今月22日の安値138ドルまで半値近くに暴落していた。EVの売れ行きにブレーキがかかり、中国勢との過当競争でテスラは低価格車から撤退すると思われていたが、昨日の決算発表時の会見でイーロン・マスクCEOが、次世代プラットフォームを活用した低価格車の開発を続けると表明したことが好感されたようだ。米国のインフレ再燃リスクが高まり、株式市場...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART18

日経平均は370円高の3万7438円と反発したが、上げ幅は先週末の急落分の約3分の1にとどまった。一方、TOPIX(東証株価指数)は36.1ポイント高の2662.4ポイントと先週末の下落分を全て取り戻して、先週末に割り込んでいた75日移動平均(2629ポイント)も上回って引けた。日経平均の75日移動平均線は3万7941円で、今日の終値よりも約500円低いレベルである。これは東京エレクトロンなど半導体関連株の急落によるところが大きい。先週末は半導体バブルの本尊である米エヌビディアが10%急落し、先月付けた最高値からの下落率は約22%に達した。ソフトバンク子会社のアームも先週末は16.9%下落の87.1ドルと、今年2月の暴騰前の水準77ドルに急接近してきた(最高値は164ドル)。エヌビディアのライバルであるAMDも先週末は5.4%安の146.6ドルと、先月の最高値227.3ドルから30%超下落している。米国発で半導体バブルが崩壊しつつある現状では。半導体関連株の比率が高い日経平均はまだ下げ止まったとは言えない。今日も日本の半導体関連株のリード役である東京エレクトロンは一時1500円以上値下...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART17

前場中頃にイスラエルがイラン本土にミサイル攻撃をしたと伝えられ、日経平均は一時1300円以上も急落となった。大引けでは1011円安の3万7068円と下げ幅を縮めたものの、今年最大の下落になった。今は決算発表前なので日米ともに自社株買い禁止期間(ブラックアウト期間)であり、外国人投資家に次ぐ大口の買い手である自社株買いが封じられているため、ヘッジファンドなど投機筋の売りたい放題になってしまった。大手の投資ファンドとの連携が噂されるイスラエル政府だけに、このブラックアウト期間入りのタイミングに合わせてイランへのミサイル攻撃を行なったとも考えられる。ただ、両国ともに宣戦布告をしたわけではないから、中東全体を巻き込んだ大規模な戦争になることはないと見ている。イスラエルは核保有を公式には認めていないが、核保有国であることは世界の常識となっているため、核開発途上のイランも下手に戦線を拡大することはできないだろう。午後5時現在で日経平均先物は大証終値よりも200円超戻している。NYダウも時間外で500ドル超の値下がりとなっていたが、それも140ドル安程度まで下げ幅を縮めている。欧州株も総じて1%以内...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART16

今日は日本時間午後2時に発表されたオランダの半導体製造装置世界最大手ASMLの失望決算で一気に相場が暗転した。日経平均は朝方の300円安から後場寄り直後にプラス圏に戻る場面があったが、ASMLの決算発表直後から300円弱下げて大引けは509円安の安値引けだった。朝方はASMLが台湾のTSMC(台湾積体電路製造)に続き好決算を発表するとの期待で、半導体関連株が全面高に近い状態になったが、見事にその期待が裏切られた格好だ。ただ、震源地であるはずの欧州市場は、昨日の急落の反動もあって日本時間午後4時半現在はフランスを筆頭にドイツ、イタリア、イギリス市場ともに軒並み高の展開になっている。日本株が海外の悪材料にめっぽう弱いのは今に始まったことではないが、今日は米の年内利下げなし予想を織り込む形でのリスクオフで短期筋の持ち高解消が一気に起こったと考えられる。もちろん、その中にはヘッジファンドの売り仕掛けも多分に入っていると見て間違いない。テクニカル面で見て、日経平均がダブルトップを打ち、下落トレンドに転換したと見るテクニカルアナリストが増えている。すでに先月22日の日経平均の最高値4万187円から...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART15

イランがイスラエル本土に報復攻撃を行なったことで、中東情勢は一段と緊迫化してきた。スエズ運河だけでなくペルシャ湾の船舶航行にも影響が出ており、資源価格の上昇によるインフレ再燃懸念が高まってきた。私は以前から書いたり喋ったりしているように、米国の年内の利下げはないと見ているが、最近まで年内3回の利上げ予想をしていた大方の専門家でさえ、「年内利下げ無し予想」に傾いてきそうである。今日は日経平均が朝方約700円急落したが、大引けは290円(0.7%)安まで下げ渋った。一方でTOPIX(東証株価指数)と東証スタンダード指数、東証プライム指数はいずれも0.2%安と小幅な下げにとどまり、バリュー株に押し目買いが入っていたことを裏付けている。ちなみに、旧マザーズ指数(グロース250指数)は今日、年初来安値を更新した。今日は総合商社や非鉄株など資源エネルギー関連株の上昇が目立った。中でも私が講演会などで盛んに取り上げてきたK&Oエナジーグループ(1663)が6.1%上昇してプライム市場の値上がりランキング19位に入った。今日の急騰でやっとPBR(株価純資産倍率)1倍をギリギリ回復したが、次世代太陽電池...
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4月の絆の会の録音情報は17日に録音です

4月の録音情報 お申し込み受付中!4月17日(水)に収録、音声ファイルは当日夜に送信します。録音CDは翌日発送。お申込みはこちら
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART14

前回予告したように、10日発表の米CPI(消費者物価指数)が上振れしたため、円相場はついに152円の壁を突破した。12日午後4時現在は153円20銭台で推移している。22年10月と昨年11月の高値がともに1ドル=151円90銭台で、直近でもそれが円安の下限なってきた。本来なら、それほどの大きなフシを1年半ぶりに突破したのだから、もっと円安が進んでもおかしくはないはずである。しかし、154円台に入ると、昨年12月末の円の安値140円20銭台からの下落率が10%を越えることになり、そこは円買い・ドル売りの市場介入ポイントになるとの見方がある。これまでは3カ月で円の下落率が10%を越えると、市場介入を実施してきた経緯があるようで、今はそれが警戒されている。ただ、昨年12月の140円台は瞬間風速的な円高であり、今年1月半ばには148円台まで再び円安が進んでいる。チャート面でもドル円相場の26週移動平均は148円近辺、13週線が149円台にあるため、大規模な介入を実施した22年10月のような急激な円安とは言えず、いわゆるスムージングオペレーションだとしても、市場介入はかなり難しい感じになっている...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART13

今夜の米CPI(消費者物価指数)発表を控えて、株も為替相場も売買が手控えられて小動きに終始した。日経平均は191円安と反落したが、取引時間中の値幅は上下200円に届かなかった。ドル円相場も151円50銭台から90銭台までのレンジで推移。日本時間で今夜9時半に発表されるCPIがどうなるかで、株も為替も急変動が予想される。3月の米CPIは市場予想で3.4%上昇だが、これを大きく上回ると米利下げ期待が一段と後退する。現時点で年内の利下げ回数は3回がコンセンサスだが、それが2回ないしは1回に修正を迫られるかもしれない。すでに年内利下げなし予想も少数派だが、あり得るシナリオとして認知されている。私は以前から米国の政策金利の巡航速度は5%程度と現行水準(5.25から5.5%)が妥当と見ているので、予想としては「年内利下げなし派」である。前回22年9月の円買い介入は岸田首相の訪米時に行なわれた。その連想もあり、現在岸田首相が訪米中のタイミングで米CPIの発表を控えているため、今回も円買い・ドル売り介入があると見る市場関係者もそこそこいるようである。強いドルを標榜するバイデン大統領にとって、大統領選挙...