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トランプバブルPART2が始動か PART14

日経平均は終値ベースで10日ぶりに3万8000円の大台を回復した。前回書いた通り、先週末発表の米雇用統計が市場予想を若干上回る内容だったことを好感したようだ。NYダウ、ナスダックともに史上最高値まであと4~5%に迫り、時価総額で最大のエヌビディアも最高値まであと8%に迫っている。日本株も今日は半導体関連株が大きく買われたが、その反面、これまで相場をリードしてきた防衛関連株が総じて見送られた。今日は引き続きスタンダート市場が大賑わいで、スタンダード指数は0.5%高の1352ポイントとまたまた最高値を更新した。値上がりランキングを見ても、ランキング9位までが2桁の上昇率で、プライム市場の4銘柄を大きく上回った。今日は先週末急落した東証グロース指数も、宇宙ベンチャーの ispace(9348)が連続ストップ安したにも関わらず、史上心理が悪化しなかったのは注目に値する。ただ、日本株は海外勢の猛烈な買いで堅調さを維持しているため、あと1ヶ月で切れる相互関税上乗せ分の延長期間中に交渉をまとめられなければ、急落のリスクに直面すると見ておくべきだろう。今週末のメジャーSQと17日のG7における日米首脳...
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トランプバブルPART2が始動か PART13

米中首脳の電話会談でレアアースについて議論したことが判明して、中国側が供給を増やすとの思惑が相場の支えになり、日経平均は187円高の3万7741円と25日移動平均線37510円を今週は一度も下回らずに取引を終えた。今夜の米雇用統計発表を控えて、様子見を決め込む投資家も多かったようだが、相場の地合いは明らかに好転しつつあると見ていいだろう。来週末にはカナダでのG7首脳会議に合わせて日米首脳会談も予定されており、それまでに日米関税交渉の進展が確認されれば日経平均は上値の壁になっていた3万8000円の大台を突破しそうな雰囲気である。先週、トランプ大統領がSNSで「中国が米中関税合意を履行せず、レアアースの厳しい輸出規制を続けている」と怒りを爆発させたことで、米中関税戦争が再燃するとの見方が強まった、相場の地合いが悪化し、日経平均は5月29日の戻り高値3万8454円から今月2日の3万7320円まで1200円ほどの急落に見舞われた。実際、トランプ大統領が指摘した通り、中国側が市場を半ば独占しているレアアースの供給を絞ったため、日本ではスズキが人気車スイフトの生産を一時停止したり、フォードもSUV...
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トランプバブルPART2が始動か PART12

日経平均は4日ぶりに反発して26週移動平均(3万7725円)を上回ってきた。米国市場でAI半導体最大手のエヌビディアが終値ベースで今年1月下旬の水準を回復し、マイクロソフトを抜いて米国株の時価総額1位に返り咲いたのが好感された。これを受けて日経平均への寄与度が大きいアドバンテストやディスコ、ソフトバンクGなどが買われ、相場の地合いが好転した。また、防衛関連株がほぼ軒並み高となり、年初来高値や上場来高値を更新する銘柄が急増した。ただし、トヨタ創業家などがTOB(株式公開買付け)を表明していた豊田自動織機のTOB価格が常軌を逸する安値に設定され、株価は約12%安と急落して、プライム市場の値下がりランキングで1位になったのが気になる。防衛関連株についてだが、私の講演会や株式新聞の「プレミアムレポート」、日経マネーの連載などで取り上げたジャパンエンジンコーポレーションが今日、700円ストップ高(17%上昇)の4825円を付け、東証スタンダード市場で値上がりランキング2位になった。ランキング1位はこれも私が以前から講演会やプレミアムレポート、日経マネーなどで取り上げている協栄産業で、23.5%の...
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トランプバブルPART2が始動か PART11

昨日の日本株の急騰は、まさに“ぬか喜び”だったと言うほかない。トランプ関税を差し止める裁判所の命令が一夜にして覆されたからだ。震源地の米国ではこうなることを予想していた政府関係者や、そこから情報を得ていた投資家が多かったのか、NYダウもナスダック指数も何事もなかったかのような値動きで、ともに小幅高で29日の取引を終えた。上級審の判断でトランプ関税差し止め命令が一時停止されたうえに、トランプ政権は連邦最高裁にも同様の措置を講じるよう働きかけているため、トランプ関税は当面、従来通り徴収される見通しになった。このドタバタ劇を株式市場が完全に消化するまでにはもう少し時間がかかりそうだ。ピーター・ナバロ大統領上級顧問は、仮に控訴審でトランプ政権が負けたとしても、別のいくつもの法律でトランプ関税を徴収し続けられると主張している。これまで一度も発動されたことがない関税法338条を使えば、米国製品を差別的に扱っている国からの輸入品に15%から最大50%までの追加関税を課せるようになるほか、通商法122条を使えば全ての国に最大15%の関税を150日間課すことができる。
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トランプバブルPART2が始動か PART10

今日の株式市場の一番の注目ニュースは、東証スタンダード指数が史上最高値を更新したことである。これについては後述する。で、今日の日経平均は寄り後すぐに450円ほど上げたものの、その後は一貫し値を下げ、大引けでは1円安の3万7722円とほぼ安値引けとなった。TOPIX(東証株価指数)もほぼ同様の動きで、寄り後直後に30ポイント近く急騰したものの、大引けはプラスマイナスゼロの2769ポイントだった。日経平均やTOPIXが朝の大幅高後に、結局「行って来い」で終わってしまった要因の1つは、日本時間で明日早朝に発表されるエヌビディアの決算という大イベントを控えていたからだろう。日経平均への寄与度が高い半導体関連株も朝高の後、軒並み値を消して終わった。フィスコは寄り後に1200円高まであったが、大引けでは310円安の3万3540円と安値引けだった。東京エレクトロンも似たような値動きだったが、主力どころではアドバンテストだけが1.6%高で終わった。防衛関連も重工大手3社が軒並み安になっていたから、ヘッジファンドなどの目先筋が大イベント前にいったんポジションを手仕舞ったことが「行って来い」の主因と考えら...
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トランプバブルPART2が始動か PART9

日経平均は3日ぶりに反発して3万7000円の大台を回復した。ただ、上げ幅は一時400円近くに達したものの、大引けでは174円高の3万7160円と伸び悩んだ。今月13日に付けた高値3万8494円から、昨日の安値3万6855円まで1600円ほど下げて反転した形だが、昨日は75日移動平均線が下支えとなって強反発した格好であり、当面は75日線が下支えラインになりそうだ。決算発表シーズンが先週で明けて、6月下旬の株主総会シーズンまでは自社株買いが活発化する時期でもあり、日本株はしばらく底堅く推移すると見ている。今日は日米両政府から材料が出た防衛関連株が大きく賑わい、リード役の三菱重工やIHIが年初来高値を更新した。プライム市場の値上がりランキングでも、日本製鋼所が10%上昇してランキング2位に入り、三菱重工も5.4%上昇して値上がり19位に入った。スタンダード市場でも内海造船が12.4%上昇して6位に、ジャパンエンジンコーポレーションが8%上昇して13位、名村造船が5.7%上昇して18位、寺崎電気が3.8%上昇して30位に入っている。今朝の日経新聞で日本政府が防衛装備品の輸出拡大を支援すると報じ...
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トランプバブルPART2が始動か PART8

今日は前場中ごろに「イスラエルがイランの核関連施設を攻撃する準備に入った」とのニュースが流れて、日経平均、TOPIX(東証株価指数)、東証グロース指数ともに下落して終わった。寄付き段階ではいずれも高く始まっていたが、プラス圏を維持できたのは東証スタンダード指数のみだった。このニュースを受けて防衛関連株が軒並み高となり、東証プライム市場の値上がりランキングでIHI(7013)が第6位(5.4%上昇)、川崎重工(7012)が13位(4.7%上昇)、古野電気(6814)が30位(3.4%)上昇などとなった。問題となったニュースはCNNが報じたものだが、このニュースに大きく反応したのは今のところ日本株だけで、韓国KOSPI指数や台湾加権指数はともに1%前後の大幅高になり、中国、インド、オーストラリア株などもプラスで推移している。先ほど始まった欧州市場も、ドイツ、イギリス、イタリア市場がそれぞれ株価指数はプラスになっていて、さほどCNNのニュースを重要視していない感じである。昨日の米国市場で長期金利が急伸して再び4.5%台に乗せた余波で、ドルが売られて円が一時143円45銭まで円高に振れて、日本...
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