ブログ(会員限定) 米銀売り・邦銀買い
オバマ大統領が打ち出した新金融規制の余波が拡大している。今晩の米国市場がさらに下げるようなら、米国株の調整は本格的なものになるかもしれない。というのも、米国株は大手銀行株の影響が大きいNYダウだけでなく、SP500指数もナスダック指数も、昨年3月以来ずっと上回ってきた重要な下値支持線を大きく割り込んでしまったからだ。 これがどういうことを意味するのかといえば、日本株が昨年秋に経験したような、リーマン・ショック後初めての本格的な調整局面に入る可能性が大きいということである。これが現実のものとなると、短くとも1カ月、長ければ2カ月以上、米国株の下落基調が続くと見なければならない。 実はナスダック指数を除くと、NYダウもSP500指数も、昨年3月以降の上昇局面でリーマン・ショック前の水準を一度も回復してはいない。リーマン・ショック直前のNYダウは1万1421ドル(先週末の終値は1万172ドル)、SP500指数は1251ポイント(同1091ポイント)、ナスダック指数は2261ポイント(同2205ポイント)だった。 このうち、NYダウは一連の銘柄入れ替えで、金融株のウエイトが大きく上がったために...
