ヤマモト

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しばらくは低位株も厳しい

日経平均は2日間で282円下げた。これで10日間続いた1万500円前後の“保ち合い相場”が崩れ、鬼門の1万300円をも下回ってしまった。こうなると、相場は日柄調整に値幅調整が加わった完全な調整局面に入ったと言わざるを得ない。ポジションを軽くして嵐が過ぎ去るのを待つのが無難だろう。聞くところによると、今日は年初にまとまって資源株に買いを出していた欧州系のCTA(商品投資顧問)が、日経225先物に大量の売りを持ち込み、その一方で、債券先物を買うという“株先売り・債先買い”の裁定取引を活発に行なっていたらしい。この動きに内外の短期筋やヘッジファンドが便乗して、売りに拍車がかかったという。今日、兜町取材歴30年のベテラン記者から電話があり、「年末年始に一儲けした個人投資家は、この2日間の下げで儲けの大半が吹き飛んだでしょうね」と話していた。この人は仕手筋の情報に強いことでも知られた存在だが、このところ低位ボロ株で体力が回復した投資顧問筋も、今回の下げで相当被害を受けたようだと言っていた。しばらくは低位株も厳しいということだろう。
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非鉄株に大相場の兆し

第3四半期の決算発表が本格化してきた。ここからは好業績株の材料出尽くし売りを警戒しなければならないが、外国人投資家の買い意欲が予想外に旺盛なので、決算発表で株価がピークを打つ銘柄は少ないだろう。そこのところの押し目は絶好の買い場になるかもしれない。特に商社や鉱業、非鉄などの資源株、金融株などである。今日、住友金属鉱山(5713)やDOWAホールディングス(5714)など鉱山株が急伸したのは注目に値する。住友鉱山は、ドイツ証券が目標株価を1550円から2200円に引き上げたのがきっかけになったが、これが呼び水になって三井金属や東邦亜鉛など非鉄株全般に物色の手が広がった。非鉄株は相場が若く、ボックス相場を上放れそうな銘柄が大半なので、ここから乗っても投資妙味は十分あると思われる。
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与謝野リスク

先週末、SQを境に日本株は調整局面に入った可能性が高いと書いたが、値幅よりもむしろ日柄調整の色彩が濃くなりそうだ。しかも、スピード調整で終わるかもしれない。というのも、今日、上海総合株価指数が3%も急落したのに、日経平均はプラスで終わったし、日経225先物の夕場では、4時50分現在、20円高の1万520円まで買われるなど、いつもとは違った底堅さを見せているからだ。先週末の日経平均急落(といっても90円安だが)も、SQがきっかけだったのではなく、むしろ日銀のインフレ目標や株買い取りに反対の与謝野経済財政担当大臣の就任が嫌気されて下がった可能性もある。与謝野大臣は今のところ大した発言力はないが、バックには中曽根元首相や読売グループがついているだけに、政界再編のキーマンになる可能性があり、侮れない面がある。いずれにしても、相場は日柄調整に入ったと考えるのが無難で、当面は1万500円を挟んだ小動きが続きそうだ。
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資源株の押し目狙い

今日のオプションSQ通過で、一部のヘッジファンドが“日本株買い”から“日本株売り”に投資方針を変更したようだ。今日の日経平均は90円安と久々に大きく下げたものの、この1ヶ月間で日経平均は200円ほど上げており、空売りをしていた向きはほぼ例外なく踏まされている。買いで稼いだファンドは、このSQを境に、買いポジションの比率を下げ、売りポジションの比率を引き上げる“ドテン売り”に回ったところが多いと考えられる。ただ、相場のトレンドはヘッジファンドが決めるのではなく、実需筋の年金や投信といった機関投資家が決めるものである。ヘッジファンドはそうした機関投資家の作るトレンドを大きく上振れさせたり下振れさせたりする役割を担っているに過ぎない。日本株は短期的に調整局面に入った可能性が高いのは事実だが、ここ1カ月以上、下げらしい下げがなかったので、いい加減に調整が入って然るべき頃合いだった。銀行株や商社株が久々にまとまった売りを浴びたことから考えて、実需筋も今日は買いを見送ったと見られるが、しばらくは短期筋の利食い売りが優勢になると見るべきだろう。日経平均は昨年9月1日の安値8796円から、きのうの高値...
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みずほFG、三菱UFJのタイミングはドンピシャ

先週末のブログで「みずほFGは今週ゴールデンクロスを示現したばかりで、テクニカル的にはここからが絶好の買い場」と書いた。さらに、「ついでに言えば、三菱UFJも今週がゴールデンクロスである」と書いたが、やはりテクニカルを侮ってはいけない。みずほは今日、一時7円高の170円をつけ、値上がりランキング上位に顔を出した。みずほの170円乗せは昨年5月以来、約8カ月ぶりのことだ。三菱UFJも一時18円高の460円をつけ、値上がりランキング上位に入った。日足チャートを見るとわかるが、この銘柄の大陽線はほぼ1カ月ぶりのことである。これでボックス放れとなったので、次は450円から520円の新たなボックス圏に移るだろう。今日は外資系ファンド筋(欧州の年金か?)と見られる大口投資家の銘柄入れ替えに伴う売り買いが交錯し、前場高かった資源株や材料株が後場一斉に値を消した。そろそろ14日のSQを意識した売りも増えてくるだろう。
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総合商社や輸出関連も意外高へ

新年明けましておめでとうございます。昨年11月から12月にかけて、当ブログでは低位銀行株のことをさんざん書いてきた。特に新生銀行やみずほFG、ジャックスは大当たりだったが、さすがにややスピード違反のような気がしないでもない。しかしながら、みずほFGは今週ゴールデンクロス(週足ベース)を示現したばかりで、テクニカル的にはここからが絶好の買い場ということになる。ついでに言えば、三菱UFJも今週がゴールデンクロスである。一方、昨年12月第二週にゴールデンクロスを示現した新生銀行は、その時の80円から今週の110円まで4割近くも上げただけに、調整が必要な頃合いである。これからは銀行ばかりにこだわらないで総合商社や自動車(いすゞ・7202など)、自動車部品、機械といった輸出関連の割安株にも意外高する銘柄が出てくると見ている。
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円暴落シナリオ

円暴落シナリオ来年、私が予想するような通貨体制の見直し、それにデフレ脱却法案が成立すれば、日本の株式市場の景色というよりは、日本経済そのものがこれまでの真っ暗闇からまったく違って見えるだろう。通貨体制の見直しは焦点が2つあって、1つは人民元の切り上げ(中国を最大のターゲットにしたグローバル・インバランスの是正=経常収支の改善)、もう1つは日本を最大のターゲットとした財政再建・将来リスクの摘み取りである。どちらも、円安に作用するが、財政再建に対するG20の圧力がかかると、円が暴落するリスクがある。デフレ脱却法案も結果的に円安につながるため、来年の円相場は95年から98年のような暴落(80円→147円、80%超の下落)も1つのシナリオとして念頭に置いておきたい。ただし、ほぼ50%の確率でこうしたことが何も起こらず、今の苦境が続くというシナリオも想定しておくべきだろう。来年は1月7日から再開する予定です。
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爆弾

先週末につぶやいたケネディクスは今日、2万6380円(プラス1380円)まで買われたが、大引けでは2万4760円(マイナス240円)と急反落して引けた。不動産株全般に利食い売りが入ったようなのだが、これは某大手ゼネコンに倒産危機説が出た事が原因のようだ。ちょうど、このブログを書き終えた先週金曜日の夕方、某調査会社の幹部から電話が入り、「海外工事でちょっとやそっとでは埋めきれないほどの大穴をあけたらしい」との情報を得た。確かに、その直後の株式新聞社の講演会でも、「大手ゼネコンの見通しについて教えてください」との質問があった。ゼネコンのことを聞かれるのは3年ぶりぐらいである。こうした爆弾があるから株式は難しい。おそらく、この会社は倒産しないだろうし、系列の銀行が何らかの支援するのも時間の問題だろう。
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ケネディクスとジャックス

今日はもうまったく時間がないので銘柄だけつぶやいておきたい。ケネディクス(4321)とジャックス(8584)が調整一巡から高値をうかがう動きになっている。銀行株に関しては、少しお休みといったところだろう。
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銀行株は歴史的な大相場も

私のブログではもう1カ月以上前から銀行株が長期上昇トレンドに入ったと指摘してきた。銀行株の大相場は03年から05年のような途方もないものになる可能性があると見ているが、日銀がFRBのように巨額の量的緩和を行なってデフレ脱却を目指せば、その恩恵を最大限に受けられるのは銀行であるのは間違いない。先週15日のブログでも、「銀行株は上昇第二ラウンドへ」と書いたし、13日には見出しに「新生銀とあおぞら銀」とも書いたが、実際、新生銀行は14日始値が85円、今日の高値が101円である。同様に、あおぞら銀行は155円が170円になった。こうした低位銀行株が利食い売りをこなして力強く上昇しているところを見ると、やはりこれまでとは違った視点で物色されていると見る必要がある。銀行以外では引き続き、ジャックス(8584)やセディナ(8258)、ケネディクス(4321)、ETFS銀上場投信(1673)などに注目している。