ブログ(会員限定) イラン戦争で第三次石油危機が勃発 PART18
米国とイランが戦闘終結の覚書で合意したことにより、株式市場は日米ともにお祭り状態になった。日経平均は7万円の大台に乗せたし、NYダウは5万2000ドルを一時突破して最高値を付けた。ただし、ナスダック市場やその多くを占める大型テック株、半導体関連株の指標となるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)は大きく調整していて、相場の先行きにかなり不安があることを示している。その大きな要因は、6月1日に公表されたグーグルの超大型増資である。追加分を含めると増資額は847億ドル(約13兆5500億円)と、史上最大のIPOとなったスペースXの公募額750億ドル(約12兆円)を1割強上回る。この2社だけでざっと25兆円が株式市場から吸い上げられるわけだが、どうやらそれだけにとどまらないようだ。その後、10日に米AIサーバー大手のスーパー・マイクロ・コンピュターが70億ドル(約1.1兆円)の増資を発表したほか、マイクロソフトやメタも超大型増資に踏み切るのではないかとの観測が広がっている。ハイパースケーラーが相次いで大型増資に踏み切ろうとしているのはAIデータセンターを中心とする設備投資額が急増するためだ...
