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出遅れの内需株を物色する動き

今日は三井住友FGなどメガバンクを中心に金融株が商いを伴ってほぼ全面高になった。東証一部の売買代金上位5社はすべて金融株が独占するという珍しい状況である。金融セクター全体がかなり出遅れていただけに、過熱感の強い輸出関連株から金融株に乗り換える動きも活発化しているようだ。 これは物色の流れが輸出関連から出遅れの内需セクターにシフトする兆候ととらえるべきかもしれない。はっきり言って、業績回復期待の乏しい内需株の相場は、あくまでも幕間つなぎに過ぎないと私は見ている。本命はあくまでも輸出関連株だ。しかし一時的にせよ、内需関連株が買われるということは相場全体の底上げになるという点で大いにプラスである。個人や機関投資家の体力回復に直結するからだ。 問題は、近く訪れるであろう調整局面に備えて、内需関連株の相場を無視するか、打診買い程度でもおつきあいするかだ。過去1年間で4回あった調整局面のうち、3回はかなり深刻なものだったから、基本は見送りだが、4回のうち1回の調整がちょうど1年前の「魔のゴールデンウィーク」直前で、これは日経平均の下落率も6%と軽く、むしろ押し目買いのチャンスになっていた。 短期と...
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ヘッジファンドが売り仕掛けに動きだす

先週も書いたが、ここ2週間ほどの日経225先物の出来高は平均で5万枚台と低迷していた。つまり、ヘッジファンドはあまり動いていないと推測できたのだが、今日の225先物の出来高は3月5日以来、1カ月ぶりの7万枚乗せとなった。 つまり、ヘッジファンドが本格的に動き出したと考えられるのだ。SQ2日前の水曜日は急落の急所になりやすいのだが、これまで約1カ月にわたって上げ続けた以上、下げ始めた時の下落率も予想外に大きくなる恐れがある。やはり、今週末のオプションSQに向けて警戒が怠れない。 物色対象も機械株や電機株など輸出関連から、不動産、医薬品などの出遅れ株や仕手系材料株にシフトしてきた。特に、ディフェンシブの医薬品やヘルスケア、仕手系材料株は相場の過渡期に買われる傾向がある典型的な幕間つなぎ銘柄である。 今日の日経平均は一時110円安まで売られた。ザラ場とはいえ、日経平均の3桁の下落は約2週間ぶりのこと。これは相場が下振れしやすくなっている兆候であり、SQに向けて売り方が攻勢をかけはじめてきたと見て間違いなかろう。銘柄にもよるが、いまは買いよりも利食いのタイミングである。買い出動は急落を待ってか...
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買いが一方的に積み上がっていることに注意

今日は米国市場が休みのため、週明け月曜日の東京市場は今週の強い地合いを引き継いで始まりそうである。円相場も今日、一時94円台に突入しているから、輸出関連株の再評価はしばらく続きそうだ。 主要企業の想定為替レートは1ドル=91円だとされる。もともと控えめな業績予想を出している会社が多いこともあり、今月末から始まる決算発表では、増額修正が続出するだろう。最近の日経平均株価の強過ぎる動きも、決算を先取りしに行っている感がある。 ただ、今日の後場から株価が全般的に伸び悩んだことが妙に気になる。というのも、あくまでも散発的なものだが、これまで値を飛ばしてきた機械株や電機株、低PBR株などに、かなりまとまった指し値売りが出てきたからだ。 昨日指摘したように、値上がり銘柄数を値下がり銘柄数で割った騰落レシオ(25日移動平均)が149%という歴史的な高水準をつけたことで、ファンド筋が利食いに動いたと推測される。一方で、ここ2週間ほどの日経225先物の出来高が平均で5万枚台と低迷していることから見て、ヘッジファンドはあまり動いていないと推測される。つまり、一歩的に買いが積み上がっている状況なのだ。こうな...
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きっちり利食い

ライブドアのブログでも書いたが、現在の日本株市場は完全に高値警戒ゾーンに入っている。私はテクニカル指標として騰落レシオ(値上がり銘柄÷値下がり銘柄、25日移動平均線で表すことが多い)を非常に重視しているのだが、これが記憶にないほどの高水準に達しているのだ。 騰落レシオを結構バカにしている投資家が多いのも確かだが、やはり警戒ゾーンと言われる120%を上回ってくると株価が急落しやすいのも事実だ。気になったので調べてみると、東証一部の騰落レシオが149%というのは03年以降で最高の数字だった。2番目は04年3月の148%。あの年間で40%上昇した05年ですら136%が最高である。 世界同時株高や円安という強烈な追い風が吹いている関係で、日本株だけが急に売られることもなさそうではあるが、来週9日のSQに向けてどこかでヘッジファンドが売りを仕掛けてくると予想される。利食える時はしっかり利食って次の押し目を待つもの大切だ。 きょうの値上がり上位銘柄を見ても、昨日までとはかなり顔ぶれが変わってきている。相場の流れが変わる予兆なのかもしれない。
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明日、更新します。

お世話になっております。本日はブログ更新日ですが、都合により明日のUPとさせていただきます。よろしくお願いします。
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輸出関連の低位株が相場の柱

今日の日経平均は配当落ち分72円のうち、62円を埋めて10円安で引けた。JUKI(6440)、旭テック(5606)、東光(6801)、ルック(8029)などの仕手系材料株が商いを伴って急騰。年度末で投資顧問やそれと連動した国内系の怪しいファンドが相場を煽っているような感じもある。 だが、低位株や仕手系材料株が人気化するのは個人投資家の体力アップにつながるため、新年度の相場のスケールが想定外に大きくなるような予感もする。たたでさえ、92円台に入った円安で輸出関連株の先高観が強まっているから、4月前半は久々に1月以来の全員参加型の相場になるかもしれない。 先週水曜日に機械株に投資妙味があるとして真っ先に津田駒(6217)を挙げたが(昨日の講演会でも短期的に急騰する可能性があると取り上げた)、今日は12%高の173円と急騰している。ほかに東証値上がりランキング30社には低位の機械株が10社入っているから、物色の柱は完全に機械株であると言える。 ただ、少しスピード違反の様相もあり、急反落には注意が必要だ。基本的には輸出関連の低位株物色が今後も続くだろう。
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人民元切り上げの思惑続く

3月12日付の当ブログで、円相場は1ドル=93円を目指すと書いたが、今日すでに92円70銭台まで円安が進んだ。もしかすると、今日のロンドン時間で93円台をつける可能性もある。 円安の背景には中国人民元の大幅切り上げ期待があり、それが実現しなければ、そう簡単に円高の流れに戻ることはないだろう。そうなると、今日1カ月半ぶりに昨年来高値を更新した日経平均も、意外な高値をつける可能性が出てくる。 あまり目立たないが、日経平均の寄与度が大きいファナック(本日終値9900円)や京セラ(同9080円)、TDK(同6170円)、東京エレクトロン(同6200円)などは人知れず買われていて、ファナックは日経平均が昨年の高値を付けた8月末と比較しても3割高まで買われている。 やはり、中国向け輸出比率が高い機械や電子部品、電子材料、自動車部品株などは人民元切り上げの効果が非常に大きいために、中国政府が人民元切り上げに動くまでは思惑買いを集めそうだ。円安の好影響が最も大きいのは任天堂だが、23日に裸眼で3D映像のゲームができるという「ニンテンドー3DS」を来期に発売すると発表して急騰した。 任天堂は海外売上比率...
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中国関連株は意外高も

中国人民元の切り上げ期待が日増しに強まっている。日本のメディアは新聞にしても、テレビの報道番組にしても、なぜか人民元切り上げ問題をあまり取り上げない。特にNHKやテレビ朝日、テレビ東京、日経新聞が意図的に避けているように感じる。中国政府への配慮が見え見えだ。 そこへいくと、米国のメディアは連日、中国問題一色といっていいほどの取り上げ方である。トヨタ問題でウォルトディズニー傘下のABC放送が報道番組でトヨタ車に欠陥があったような内容を捏造したことを認めるなど、トヨタ叩きが大幅に沈静化する一方で、中国叩きはエスカレートするばかりだ。こういうところから、米メディアが政府や情報機関と一体化していることがよくわかる。 米国の対中貿易赤字は20兆円強に達し、米国の貿易赤字の半分近くを占めている。米政府が議会で検討しているような、人民元の切り上げをしない場合の報復措置としての高率関税を実施すれば、圧倒的に不利になるのは中国だから、今年中に人民元の2桁の切り上げがあるのは間違いないだろう。 日本の最大の輸出先はいまや米国ではなく中国。全輸出額に占める米国のシェアはこの10年間で半減し(約16%、09年...
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中国元切り上げ関連株

株式市場では今後数カ月、中国元切り上げ関連株と追加景気対策に関連した株が人気化するだろう。追加景気対策では環境と雇用が柱になる見込みで、環境では再び二次電池関連株や太陽光発電関連株、雇用では介護関連株や観光・旅行関連株などに出番がありそうだ。 中国元切り上げ関連株としては、自動車部品、機械、エレクトロニクス、観光・旅行、ヘルスケア関連株などが浮上しそうだ。ヘルスケア関連株では、資生堂、ファンケル、ヤクルト、ユニチャームなど。自動車部品株はトヨタをはじめとする自動車関連株全般の見直しもあって、セクター全体が底上げされるかもしれない。
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中国元の切り上げは大幅なものになる

日銀の追加金融緩和策は事前の予想通りの内容だったが、株価は失望売りを浴びることなく、むしろ1月につけた年初来高値をうかがう動きになっている。ただ、さすがに今日は後場2時前から誰かが売りを仕掛けたようで、日経平均は1時間でちょうど100円下げて終わった。 日経225先物の売り仕掛けに先行する形で急速に円高が進んだので、おそらくヘッジファンドの仕業と見て間違いない。午後1時過ぎには1ドル=90円30銭近くにだったにも関わらず、2時過ぎには90円8銭まで円高が進んだ。ところが、株式相場が引けた途端に、今度は90円30銭台まで急反発した。円買い・株売りを仕掛けた証拠である。 明日は米国市場がメジャーSQ(トリプル・ウィッチング)を迎えるため、ヘッジファンドが日本市場でもポジション調整をした可能性がある。これはあくまでもテクニカル的な要因なので、相場の流れが変化するとは到底思えない。基本的には、中国元切り上げを材料にした日米の株価上昇はもう少し続くだろう。このブログでも指摘した、日本の追加景気対策もようやく政治のテーマになりつつある。 近く中国元の切り上げが行なわれるとの思惑は、日本よりもむしろ...