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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART56

先週末のジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の連続利上げ方針が悪材料視され、円高・日本株安が進んでしまった。ドル円相場は1ドル=143円台前半まで円高が進行し、日経平均も朝方は540円ほど急落したが、大引けでは254円安の3万8110円と先週と同様、3万8000円台の大台を維持して終わった。これで3万8000円台大台乗せの終値は3日連続、過去7営業日で大台割れは2日のみとなった。しかしながら、今日の最大のトピックは新興市場株の急騰だろう。旧マザーズ指数である東証グロース250指数は、プライム市場の急落とは裏腹に4.8%高と急伸した。これにより、同指数は日本株大暴落前の7月22日以来の高値水準まで買われたことになる。より広範囲の東証グロース指数も4.5%高の856ポイントと、同じく7月22日以来の高値となった。つまり、新興市場のグロース株に関しては、概ね大暴落前の水準を回復したと見ていいだろう。新興市場株の回復は主力株や相場全体の先行指標になることが知られている。コロナショック時も暴落直前の水準を回復したのがマザーズ指数は1カ月後、日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに8カ月後だ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART55

今週は21日の米雇用統計年次改定で今年3月までの雇用者数が年間約82万人下方修正されて、ドル円相場が一時144円台に突入。今夜は世界の中国銀行総裁やエコノミストなどが集まるジャクソンホール会議が米国で開催され、パウエルFRB議長が講演する。それを材料に、今日も1ドル=145円20銭台まで円を買う動きがあったものの、株価は今週1週間を通じて堅調だった。これはピーク時で75兆円前後あったと見られる株絡みの円キャリートレードのポジションが、今月5日の暴落でその大半が巻き戻され、日本株と円相場の連動性が薄れた証拠と見て良さそうだ。今夜のジャクソンホール会議にしても、パウエルFRB議長は来月の利下げについて0.5%かどうかは明言しないだろうし、その後の方向性についても市場の予想をおおむね追認する程度の発言があれば、踏み込んだ感じで基本的にはデータ次第の従来姿勢を貫くと思われる。そもそも、このタイミングでのFRB議長としての利下げ予想は与党民主党の選挙に有利に働くため、発言そのものを控えたいところである。こう読むと、すでにジャクソンホール会議は為替相場にも株式相場にもほとんど織り込まれたと考えるの...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART54

今週末のジャクソンホール会議を控えて、ヘッジファンドが盛大に「円買い・日本株売り」の円キャリートレード潰しを仕掛けているようだ。今日の日経平均は寄り後9時半ごろに3万7605円と460円ほど急落した後、徐々に戻し、大引け直前に3万8026円と前日比36円安まで戻し、結局111円安の3万7958円で引けた。多くのヘッジファンドはドルを売って「円買い・日本株売り」を仕掛けているだけに、短期勝負で稼ごうとしていると見ていいだろう。23日から始まるジャクソンホール会議では、パウエルFRB議長が9月に予想される利上げに関して、0.50%なのか0.25%の利上げなのか、何らかのヒントを出すと見られている。市場との対話を重視するパウエル議長だけに、まったくそこに触れないということは考えにくい。一方、日銀の植田総裁も出席予定だったが、この日は国会の閉会中審査に出席することになった。すでに内田日銀副総裁が「金融資本市場が不安定な状態で利上げすることはない」と8月7日に発言していることから、金融市場が乱高下している現状では、日銀の姿勢は内田発言通りだろう。つまり、9月17~18日のFOMC(米連邦公開市場...
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本日はブログの更新をお休みさせていただきます

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART53

昨日15日発表の7月の米小売り売上高が前月比1%増の約7096億ドル(約105兆円)と市場予想の0.3%増を大幅に上回った。これで米国経済の堅調さが改めて確認され、景気後退懸念や9月の大幅利下げ観測が大きく後退した。それを好感して、NYダウは554ドル高の40563ドルと史上最高値まであと2%に迫り、ナスダック総合指数も401ポイント高の17594ポイントと、7月末の水準を回復した。日経平均も午後2時過ぎ現在で1180円高の37900円台と節目の3万8000円の大台回復が目前に迫っている。米小売り売上高はいつもなら雇用統計やCPI(消費者物価指数)ほどは相場への影響が大きくなく、市場の注目度もそれほど高いわけではない。ただ、今は米GDPの7割を占める小売りの不振が景気後退懸念の最大の根拠になっていたから、これが市場予想の3倍の伸びとなり、かつ過去最高水準になったことで、急いで9月に0.5%も利上げする必要はないのではないかという見方が広がったのである。これにより、ドル円相場も一時149円台を付け、一度は投げ売りを迫られた「円売り・日本株買い」の円キャリートレードが再び活発化したようであ...
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8月の録音延期のお知らせ

8月16日(金)に録音を予定していましたが、16日午後から夜にかけて首都圏に台風が最接近する見通しのため、録音を19日(月)に延期することにいたしました。8月の録音情報は、音声ファイルは19日(月)の夜に送信、CDは20日(火)発送となります。悪しからずご了承ください。
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8月の絆の会・録音情報は16日(金)収録です

8月の絆の会の録音情報、お申込み受付中!8月16日(金)録音、音声ファイル送信は当日の夜にお届けします。CDは翌日レターパックライトで発送。☆ お申込みはこちら ↓
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART52

機能の米国株の大幅高を受けて、日経平均は寄り後直後に840円高まであったが、午後1時過ぎから急速に売られて一時は前日比で400円近く下がる場面があった。大引けでは193円高と切り返したが、上下の値幅は1200円超と引き続き荒れた相場展開になっている。ただ、夕方5時40分現在の時間外取引では、東証終値から380円ほど急伸して3万5400円前後で取引されている。今日は決算発表のピークで、約880社が決算発表を予定している。昨日が425社と2番目に多い社数だが、その2倍の発表件数だからよほどの好決算でない限り、ニュースにもならないのは寂しい限りである。決算発表シーズンは来週14日で終わるが、この日は354社が決算発表を予定している。ここを通過すれば、3月決算企業のブラックアウト期間(自社株買い禁止期間)が完全に明けるため、仁保株の最大の買い手である自社株買いという援軍が戻ってくる。きのうのNYダウが683ドル高(1.7%高)、ナスダック総合指数が464ポイント高(2.8%高)と猛反発したのも、米国でもブラックアウト期間がほぼ終了したことが大きい。米国では年間150兆円近い自社株買いが行なわれ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART51

5日の過去2番目の急落(下落率)で、2日後の今日は信用取引の追い証に伴う売りが集中する日だった。日経平均が最高値をつけた7月11日から8月5日までに日経平均は27.3%下げており、追い証の発生も過去最多ではないかと言われていた。ただ、午前中に日銀の内田副総裁が講演で「金融市場が不安定な状況で利上げすることはない」と発言したため、寄り後に936円安まであった日経平均は一気にそこから2100円ほど急反発して1174円高をつけた。これで追い証に伴う強制決済の売りなどがあっさり吸収された感がある。円相場も内田副総裁の発言を受けて、朝方の144円台から147円90銭まで3円60銭ほど円安に振れた。これで一昨日まで解消が殺到していた「円売り・日本株買い」の円キャリートレードのポジションが一時的にせよ生き返り、ドテン売りに回った「円買い・日本株売り」のポジションは一気に巻き戻されたと思われる。ただ、目先は今日までの大混乱で売りも買いも見送りというムードが漂っている。今回の急落で個人投資家だけでなく海外ファンド勢も大けがを負ったところが少なくないからだ。今回の日本株の暴落は、「円キャリーバブルの崩壊」...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART50

今日の日経平均は4451円安の3万1458円と暴落した。下落率は87年のブラックマンデー時(1日で14.9%)に次ぐ12.4%に達した。これにより、日経平均は過去1年の値上がりを全て失った。東証プライム市場の売買代金は約7兆9600億円と過去最大になった。今回の急落局面で初めてセリングクライマックス的な状態になり、時間外で日経平均先物が1500円ほど反発したことを考えると、ようやく反発局面に入りそうな気配になってきた。ただし、個人投資家だけでなく、ヘッジファンドなどにも追い証(マージンコール)が急増している模様で、明日、明後日までは強制決済の売りがかなり出そうである。今回の相場の劇的な潮目の変化を察知できなかったことは私自身も痛恨の極みである。今回の大相場の起点を、東証がPBR(株価純資産倍率)1倍回復要請を行なった昨年3月末(日経平均2万8041円)と見るか、東証の有識者会議がその議論を始めた1月半ば(2万6000円近辺)と見るかで話は変わってくるが、3月末を起点と考えると、日経平均はあと3400円ほどで大相場の値上がりのすべてを失うことになる。と同様にTOPIX(東証株価指数)もあ...