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ギリシャ・ショック再燃よりもMAPが大事 PART2

ギリシャのパパンドレウ首相は今日やると言っていた国民投票を撤回した。やるはずだった投票のテーマは「EUに残るか否か」。ギリシャではあれだけ激しいデモが行なわれているものの、世論調査ではEUに残りたい人が大半を占めるという。だからパパンドレウはそれが政権の信任投票にもなるという詭弁で、自らの保身に打って出ようとしていた。パパンドレウは一族で3人目の首相という名門の家系。アテネ五輪を成功させた叔父も首相で、おそらくコイツが一番悪い。オリンピックにかこつけて公務員を激増させ、財政の粉飾をやりまくったらしい。それはさておき、今回の国民投票計画はまさしく直前の2日夜、フランスのサルコジ大統領とドイツのメルケル首相にパパンドレウが恫喝されて中止になった。その代わりとして、今日、ギリシャ議会でパパンドレウ首相の信任投票が行なわれるという。仮に不信任で首相が交代するとしても、与党内から出てくる別の首相は、EUが先週決めたギリシャ支援策を受け入れざるを得ないので、欧州債務危機の再燃は防げそうな雲行きである。以前から書いているG20のMAP(相互評価プロセス)についてだが、発表は日本時間で今日の深夜か明日...
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ギリシャ・ショック再燃よりもMAPが大事

ギリシャのパパンドレウ首相がまたやってくれた。この人はちょうど2年前、首相就任直後に旧政権が10年以上にわたって財政を粉飾決算していたことを暴露し、対GDP比で3.7%とされていた財政赤字が実際は12%以上あると表明。そこからギリシャ国債の格下げが始まり、翌年4月に「投資不適格」まで格下げされ、欧州中央銀行のトリシェ総裁も「ギリシャ国債は買い上げない」と宣言した。翌日のNYダウは約1000ドル下落し、世界同時株安が勃発。これがいわゆるギリシャ・ショックである。今回、パパンドレウ首相は先月26日までにEUが決めた支援策の是非を問う国民投票を実施すると言い出したのである。まず4日に内閣信任を問う国民投票を行ない、年明けすぐにEUの支援策に関する国民投票を行なうという。下手をすると、せっかく26日にEU首脳が集まって徹夜で決めた危機対策三本柱のうち、2つが無駄になってしまう。株式市場や為替市場は寝耳に水で、きのうのNYダウは一時320ドル以上も下げた。4日はG20首脳会合の2日目でもあり、今週末は相場に影響のある大ニュースがいくつも報道されることになる。ただし、ギリシャ国民もそれほどバカでは...
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欧州債務危機対策の三本柱が出そろう、世界同時株高へ

26日に開かれたユーロ圏首脳会合は、9時間におよぶ激論の末、欧州債務危機収束に向けた包括策をどうにか合意した。もちろん、必要十分な対策とは言い難い面もあるが、欧州債務危機がひとつのターニング・ポイントを迎えたのは確かだ。危機対策の三本柱とは、①欧州金融安定化基金(EFSF)を現行の46兆円規模から105兆円規模に拡大、②ギリシャの政府債務削減で、民間保有分を50%棒引きする、③約11兆円の銀行資本増強策。欧州債務危機対策の三本柱が出揃ったことで、しばらくは世界同時株高が続くだろう。すでに1カ月ほど前に、相場の強気転換宣言をしているが、いわゆる「リーマン・ショック2」も回避できると確信している。今後の物色対象だが、1番はリターン・リバーサルでこれまで売られ過ぎた銘柄。総合商社などの資源関連や再生エネルギー関連などだ。特に来週規制緩和策が発表される再生エネルギー関連は、今年度中に規制緩和が行なわれる見通しになり、再び火を噴く銘柄も出てくるだろう。
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ギリシャのデフォルトが秒読みに

きのう書いた通り、来週中にも、おそらくG20(主要20カ国地域首脳会議)とかぶると思うが、再生可能エネルギー普及に向けた規制緩和策が発表される。これについてはほとんどのマスコミがノーマークなので、今週は関連株の仕込み場としては面白いと見ているのだが、ギリシャのデフォルトが秒読みになったのが気になる。欧州債務危機解消に向けた本日26日のEU首脳会合は波乱も予想される。同じく今日開催されるはずのEU財務相理事会が取りやめになったからだ。ただし、この原稿を書いている午後5時過ぎ時点で、欧州株は総じて値下がりから値上がりに転じてきたので、目玉の欧州金融安定化基金(EFSF)拡充策は合意できる見通しが立ったのだろう。EFSFの追加拡充策は、ギリシャの事前調整型のデフォルトとセットになっていると考えられる。来月3日のG20までに債務危機を収束させるとすれば、やはり今週末が引き金を引くタイミングとして怪しいと思う。震度はさほどでもないと予想するが、注意するに越したことはない。
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再生可能エネルギーに関する規制緩和策が来週発表

NYダウは先週末、267ドル高と大幅高し、強力な上値抵抗線であった1万1650ドルを突き抜けて1万1808ドルで引けた。週明け月曜日も104ドル高の1万1913ドルとなり、これで2カ月以上続いたボックス相場(1万650から1万1650ドル)をようやく上放れし、上昇相場に転換したと考えられる。イギリスのFT100指数も、やはり2カ月続いたボックス相場を先週末に上抜けている。一方、日経平均は9月26日8359円、10月5日の8643円がダブルボトムとなり、底打ちから上昇トレンド入りしたと考えられる。ちなみに、NYダウの底値は10月4日の1万404ドル(その日の終値は1万808ドル、1日で400ドル切り返す)で、ほぼ同時期に底打ちしている。ただ、日銀がETF(上場株式投信)による株価の買い支えをしていた分、日経平均の反発力はNYダウやナスダック指数よりも大幅に小さくなっている。来週、再生可能エネルギーに関する規制緩和の具体策が公表される。地熱など、すでに明らかになっている対策でも蒸し返しで買い直されることは十分に考えられるので、押し目があれば積極的に買ってもいいのではないか。
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2カ月ぶりにボックス上放れか PART2

やはり、NYダウは1万1600ドル近辺に強力な上値抵抗線があったようで、17日月曜日は1万1640ドル台から、一気に254ドル安の1万1300ドル台まで急落した。ここを上抜けるには、やはり強力な大材料が必要なのだろう。29日の欧州首脳会合では、EFSF(欧州金融安定化基金)の2兆ドル規模までの拡大策(レバレッジ案)が承認されそうで、まずはここが11月3日のG20(主要20カ国地域首脳会議)前のミニ天王山になる。引き続き、「強気」を維持する。
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2カ月ぶりにボックス上放れか?

先週末のライブドアのブログで、「NYダウは1万1500から1万1600ドル近辺に強力な上値抵抗ラインがある」と書いた。もう少し具体的に書くと、7月下旬から8月上旬にかけての急落後、NYダウは1万600ドル近辺を下限、1万1600ドル近辺を上限とするボックス相場が2カ月以上続いている。下値に関しては、ザラ場ベースで今月4日に1万404ドルの安値をつけたが、終値ベースでは1万600ドルを割ったことがない。一方、上値に関しては、ザラ場ベースで9月1日に1万1716ドルまで上げたことはあるが、終値ベースでは8月31日の1万613ドルが一番高かった。ところが、先週金曜日の終値は1万644ドルと、1カ月半ぶりに8月末の高値を抜いてきた。つまり、2カ月ぶりにボックス放れの可能性が高まったと言える。実は、先週末のG20(20カ国財務相・中央銀行総裁会議)の結果を受けた最初の取引が今日なので、今日の株価がさらに上値を追うようなら、少なくとも11月3日、4日のG20(主要20カ国地域首脳会議)までは「買い」と判断できる。何度も書いているように、G20は首脳会合よりも財務相・中央銀行総裁会議の方が遥かに重要...
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今日のG20は来月の首脳会合よりも重要

今日のG20(20カ国・地域財務大臣・中央銀行総裁会議)は、マスコミの報道も少なく、会合があることさえ知らない市場関係者も結構いる。しかし、来月3日、4日のG20首脳会合よりも遥かに重要な会議になることは確かだろう。とりわけ為替相場については、プラザ合意がそうだったように、財務大臣・中央銀行総裁会議にほぼ全ての決定権がある。マスコミの報道が少ないということは、それだけ情報が漏れていないということでもある。会議の内容に反応するのは週明けだろうが、株価やユーロが急落しなければ、「リーマン・ショック2」を回避する方向で政策協調が行なわれると予想され、世界同時株安にいったん終止符が打たれる可能性がある。
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短期強気

欧州ソブリン危機は新たな局面に入りつつあるようだ。先週、フランス・ベルギー系の大手金融機関デクシアが実質経営破綻して当局に救済されることになったが、その一方で、EFSF(欧州金融安定化基金)の拡充策がユーロ加盟17カ国中、スロバキアを除く16カ国で承認され、基金拡充は時間の問題になってきた。やはり、11月3日のG20(主要20カ国地域首脳会議)に向けて、危機を収束させるための政策が出そろうことになると見られる。株式相場の見通しについては、「やや強気」継続というよりも、1段階引き上げて「短期強気」で行きたい。
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超弱気を返上 PART3

前々回、「超弱気」を返上して「やや強気」に転換したと書いたが、おそらくG20(主要20カ国地域首脳会議)までそのスタンスに変更はないと考えている。直近の講演会でも「押し目は買い」だと言っているが、来週火曜日にベンチャー起業家(上場企業を含む)を集めて行なう講演会でも、同じことを話すつもりだ。「対中為替制裁法案(為替相場監視改革法案)」は、スピード審議を経て、11日火曜日に上院本会議で採決が行なわれることになった。可決すれば、直ちに下院に送られることになるが、おそらく今回は為替相場もかなり反応することになるだろう。もちろん、円安方向に、である。