ブログ(会員限定) スピード調整か、本格調整か
日経平均株価は今日、230円安と今年最大の下げになった。例によって、欧州系証券会社からCTA(商品投資顧問)による大量の売り注文が先物に入ったようだが、韓国市場も1.5%安と急落しているので、日本だけが売り崩されたわけではない。欧州で何かまた悪材料が出たのかもしれない。日経平均株価は昨年11月の大底8135円から、3月27日の1万255円まで20%上げる過程で、調整と言えるほどの調整が一度しか入っていない。しかも、それは12月半ばのことであり、年初からの大相場では一度もないのが実態である。3月初めに3日間で300円ほど下げたことがあったが、これは完全なスピード調整で、25日移動平均線にタッチすることもなかった。今回はその25日移動を2カ月半ぶりに下回ってきていて、3月初旬のようなスピード調整で終わるかどうかは不明だ。今日の急落の引き金は、きのう日銀が発表した統計でベースマネーが1年ぶりに減少していたことが原因と見て間違いない。1年前の震災直後に日銀が14兆円の緊急追加緩和を決めたため、それと比較した3月の統計がマイナスになるのは至仕方ないが、これまでの日本株の急上昇が、日銀が本気の量的...
