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目先の調整には目をつむるべし

先週末あたりから、株式市場の流れは大型株中心の物色に一変した。みずほFGや新日鉄住金、三菱重工、トヨタなど、これまで値動きが重くて個人投資家が敬遠していた超大型株まで値上がり上位にズラリと並ぶほどである。日銀の白川総裁が1カ月前倒しで来月退任すると伝わったが、これが今年一番のビッグ・サプライズとなって日経平均はきのうの下げ幅の倍返しとなる416円高で引けた。超大型株の急騰と合わせて、この平均株価の急騰ぶりも株式相場の大転換を実感させる。やはり、円相場と同様、株式相場は歴史的な転換期の真っただ中にあるのだろう。もう目先の調整を気にしていると、今度こそバスに乗り遅れてしまう。先週の株式新聞のコラム「株式調査ファイル」では、みずほFG(8411)といすゞ自動車(7202)を注目銘柄とした。このコラムの締め切りは毎週木曜日で、金曜日の昼過ぎに校正して、同じ金曜日の夕方5時にはネット上で見ることができる(日経電子版などと同じ、株式新聞電子版の月極め契約)。原稿を入稿した木曜日のみずほFGの終値は183円、いすゞは583円だった。それが本日の高値がそれぞれ203円、634円である。みずほFGは10...
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不動産流動化関連株が暴騰 PART2

さすがに今日は不動産流動化関連の株価は一服している。ほかのテーマ株も総じて日柄調整局面にあり、含み資産では、よみうりランド(9671)やダイビル(8806)などが少し上がった程度。建設やノンバンクも安く、やはり休養が必要なようだ。今日が第3四半期の決算発表のピークで、来月10日頃までは好業績銘柄の循環物色が相場の本流になると思われる。いまは含み資産株などテーマ株の押し目狙いが有効な投資戦略と見ている。今日はこれまで急伸してきた2桁のボロ株や、業績がいまいちふるわなかった輸出関連株が急落している。電動工具のマキタ(6586)や資生堂(4911)などだが、輸出比率の高い銘柄に関しては、見直し買いが今後入るだろう。なにしろ昨年の10~12月は世界的にも景気の底だったので、輸出株の決算がふるわないのも当然だからだ。前述のマキタや任天堂(7974)、ファナック(6954)なども、売り一巡後は結構戻すと予想している。先週の講演会で注目銘柄としたセイコーエプソン(9724)は今日6.6%高で、東証一部値上がりランキングの28位に入った。いま、私が輸出関連株の中で最も有望と思っているのがこれだが、12...
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不動産流動化関連株が暴騰

今日は私が安倍バブルの本命セクターの1つとしているケネディクス(4321)など不動産流動化関連株が暴騰した。ケネディクスは5000円ストップ高買い気配で終わったが、今日の東証一部値上がりランキング第1位(20.4%上昇)。10位にもトーセイ(8923、14%上昇)が入った。ジャスダックの値上がりランキングでもレーサム(8890)が5位で18%上昇、6位がファンドクリエーション(3266、17%上昇)、15位にいちごグループHD(2337、11.3%上昇)だった。レーサムは去年の10月の講演会で1万8000円で注目銘柄としたが、今日の終値は8万5800円で、なんと5倍に化けている。先週末の株式新聞の講演会と日曜日のFP研究所の講演会で、「いまのような大相場では、不動産流動化関連株が一番上がる」と紹介し、いちごグループHDと、含み資産の代表銘柄の1つである、よみうりランド(9671)をイチ押し銘柄とした。どちらも週明けから急騰したが、まだ相場としては二合目か三合目だろう。そもそも、含み資産株はまだ初動の段階であり、よみうりランドや東京都競馬、東京ドームなどはここから大化けすると私は分析して...
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円相場の新安値で株式相場の調整に一巡感 PART2

今日の株式相場は、いわゆる寄り付き天井で、最悪の相場展開になったと言える。日経平均も102円安と3桁の下げになったが、TOPIXの下落率は日経平均の3分の1に過ぎず、それほど地合いが悪化したとは言えない感じである。ファナックの急落が日経平均を実態以上に押し下げている。一方、マザーズ指数は実に7.7%高と、1日の上昇率としては過去1年で最大となった。ジャスダック指数や東証二部指数なども大幅続伸。個人マネーが値動きの鈍った大型株から値動き軽い新興市場株にシフトしつつあることがうかがえる。私が講演会などで注目株に挙げている含み資産株や不動産流動化関連株は急騰した。アイフル(8515)やオリコ(8585)などのノンバンク株も急伸しているから、再びテーマ株人気がぶり返してきたと言えるだろう。やはりアベノミクスの本命銘柄を狙うべきである。アイフルはやはり、25日移動平均線にぶつかって急反発してきた。今日は68円高の644円、東証一部値上がりランキング12位に入った。オリコも同16位にランクインしたし、大証のアプラス(8589)も16%高の160円と猛反発。いずれも25日線にぶつかったところで急反発...
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円相場の新安値で株式相場の調整に一巡感

株式相場は本格的な調整に入ると思われたものの、円相場が対ドル、対ユーロともに昨年来安値を更新したため、一気に調整一巡感が出てきた。日経平均は今日305円上げて、終値ベースで昨年来高値を更新した。本来であれば、もう少し日柄調整を経ないと、ヘッジファンドの売り崩しに合った場合、再び200円安、300円安といった具合に急落しやすい脆弱な相場になってしまう。今回は25日移動平均(1万439円)にあと50円というところまで急接近して反発した。決算発表シーズンに入ったこともあり、しばらくは低位株や好業績株など個別材料株物色になりそうだ。建設やノンバンク、不動産・含み資産といった先駆したテーマ株は基本的には上げ過ぎの反動で日柄調整が必要な段階にあり、個別に材料が出た銘柄が買われる展開になると見ている。当欄でお馴染みのアイフル(8515)は、きのう25日移動平均を瞬間的に下回ったところで40円以上急反発した。今日も25日線まであと7円というところまで下げたが、結局は2円高で終わるなど、25日線が下支え線になりそうな雲行きだ。先に調整局面に入っていた同じ消費者金融のJトラスト(8508)は、昨年11月か...
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末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引 PART3

株式相場は本格的な調整局面に入ったようだ。前回書いたように、日経平均はやはり先週、水・木の急落だけでは調整が済まなかったようで、今日は222円安の1万486円の安値引けとなった。先週木曜日につけた安値が1万432円であり、明日切り返せばチャート上は短期的に三点底(トリプルボトム)になるのだが、今回の調整はそんなに甘くはないだろう。やはり何と言っても、昨日の日銀の追加緩和の中身が詐欺的な内容だったことが響いている。確かに、インフレ目標2%の枠組みでは安倍政権と政策協定を結んだものの、それを実現するための具体的な方法については何1つ発表がなかった。資産買い取り基金の残高を10兆円増加するとのことだが、これも来年1月からのスタートで、日銀決定会合に期待していた市場参加者はキツネにつままれたような面持ちだろう。はっきり言って、日銀にしてやられた感じだ。そんなわけで、日本株はヘッジファンドの仕掛け売りを喰らってしまっている。来週28日(月)から国会が始まるので、株式市場や為替市場に対する安倍内閣からの援護射撃やリップサービスは来週から再び期待できそうだ。今月いっぱいは基本的に日柄調整と見ておくの...
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末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引 PART2

いま、某週刊誌と記事の内容について揉めている。明日、編集者が謝罪文を持って事務所を訪ねてくることになったが、先方の対応次第では面倒なことになるかもしれない。というのも、明らかに間違ったことを書いているのに、是が非でも訂正記事は出したくない、というのだ。私もこの業界に入って四半世紀以上経つから、編集部の事情もわからないではない。しかし、ひとこと訂正しておけば済むことなのに、その何十倍ものリスクを抱え込んでしまおうというのだから、この業界の体質にはあきれる。今日は再びヘッジファンドと見られる仕掛け売りで、円相場は急伸、日経平均株価は165円安で引けた。やはり先週、水・木の急落だけでは調整が終わらなかったようだ。明日の日銀金融政策決定会合の結果を見るまでは動けないという機関投資家も多いようだ。こうなると、明日の株式相場は先週木曜日と同様、かなり乱高下するだろう。今日、株式新聞のコラムで取り上げたセイコーHD(8050)が急騰した。東証一部値上がりランキング5位に入った。先週月曜日発売の週刊誌でも私の名前でセイコーをイチ押しとしているのだが、そのときはほとんど無反応だったから、やはり株式新聞の...
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末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引

きのうまでの2日間の急落は、これまでの2ヶ月間、株高の原動力になってきたヘッジファンドの「円売り・株買い」のポジションが、与党幹部の円高警戒発言によって一気に解消された結果起きた、ある意味で交通事故のような急落だった。しかし、張本人の甘利・経済財政担当大臣が円高警戒発言を否定したため、わずか1日半で日経平均は昨年来高値まであと40円に迫る水準まで急騰。終値ベースでは昨年来高値を更新している。来週22日の日銀金融政策決定会合で追加量的緩和政策が打たれると報道され、不動産株や含み資産株、輸出関連株などが一気に買い戻された。目先は出遅れた精密や自動車などの輸出関連株が面白いと見ている。セイコーホールディングス(8050)、富士機工(7260)、いすゞ自動車(7202)あたりに注目している。また、東京都競馬(9672)や昭和飛行機(7404)など含み資産株が第2ラウンドに入りそうな予兆もある。
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やっぱりスピード違反だった PART2

野田前総理の解散予告から始まった今回の大相場は、2ヶ月間で日経平均を約2300円押し上げた。しかし、ほぼ一本調子の上昇で、これまで調整らしい調整が入らなかった。12月半ばと大発会直後に大きめの下げがそれぞれ2日続いたが、それで相場の健全性が維持できるはずもなく、今日、まさに本格的な調整が入ったと言える。今日の日経平均は278円安と過去1年で最大級の下げになった。大証の日経225先物の出来高も11万6000枚と、過去1年で最大の出来高であり、明らかにヘッジファンドなど短期筋の仕掛け売りが入ったと見るべきだ。きっかけは昨日の甘利経済担当大臣の円安警戒発言である。これで円相場は対ドルで2円弱、対ユーロでは4円近くも円高に振れてしまった。アベノミクスで上がった相場だけに、安倍総理側近の閣僚からこうした発言が出てしまうと、これまで買いまくっていた外国人投資家は梯子を外された気分だろう。日経平均は25日移動平均(1万115円)とは500円近い乖離があるので、もう少し下を見ておくべきか。調整が急なだけに、調整終了後も急反発が起こると見ている。ただし、目先はポジションを軽くして様子を見るのが無難だろう...
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やっぱりスピード違反だった

12月下旬の株式講演会でイチ押し銘柄とした東京都競馬(9672)は、2週間あまりで80%以上も暴騰した。それはそれで大当たりだったのだが、あまりにも短期間の暴騰だったので、7日に東証の日々公表銘柄となり、10日には信用取引の委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)という「増担保(ましたんぽ)」措置がとられた。同じく、昨年11月からの講演会で注目銘柄に挙げていたアプラス(8589、大1)も、60円台から250円台までぶっ飛んでしまったので、都競馬と同様、10日に増担保となってしまった。ともに10日木曜日に急落したが、今年の相場の2大テーマ(企業再生、含み資産)の中心に近い位置にいて、かつ、人気化しやすい低位株だけに、スピード調整で終わり、再び高値を目指すと見ている。相場格言に「一時規制に売りなし」というものがある。「一時規制は買い」とも言う。日々公表銘柄に指定されること自体は大きな障害にならないのだが(アイフルの日々公表指定は昨年11月)、増担保規制は確かにボディブローになる。個人投資家の信用取引での買い余力が削がれるからだが、都競馬はファンドマネージャーに結構好まれる銘柄で、小泉...