ブログ(会員限定)

ブログ(会員限定)

オリンピック関連株が急落

今日は9月相場をリードしてきたオリンピック関連株が急落した。講演会や新聞コラムなどで私が取り上げてきた日本冶金工(5480)が15.7%安となったほか、きのう急騰した日本コンベヤ(6375)や熊谷組(1861)、鉄建建設(1815)東急建設(1720)などが大きく売られた。9月中間期末が間近に迫り、機関投資家を中心に決算対策売りや手仕舞い売りが出たものと推測される。冶金工はこれまで2週間以上、大きな押し目を作ることなく急伸してきたので、今日の下げは急騰後の初押し局面と言っていいだろう。9月10日にも315円まで急伸して255円で終わるという急反落が起きたが、この日は13円高で終わっているので初押しとは言えない。そもそも、5日移動平均線を大きく割り込んだのは、今日がほぼ2カ月ぶりのことである。冶金工だけでなく、オリンピック関連の中核を成す建設株や含み資産株の調整局面は、一概には言えないが、銘柄によって1週間から1カ月ほどはかかると推測される。今回の冶金工は、東京オリンピック決定後から始まるアベノミクス相場第二幕の主役の1つと言えるが、昨年秋のアベノミクス相場第一幕の主役になったケネディク...
ブログ(会員限定)

米量的緩和縮小決定で悪材料出尽くしか PART2

想定外の米量的緩和縮小延期で、マーケットは大きく動いた。NYダウは史上最高値を更新したし、米長期金利は急低下。新興国通貨や同株価、金も急上昇した。日経平均株価も翌日こそ260円高と急伸したが、今日は早くも息切れしてマイナスとなった。問題は、縮小延期で大きく円高・ドル安に振れたことだが、これも1ドル=97円台まで入った円は、今日早くも99円台半ばに戻している。やはり、ビッグイベント通過でヘッジファンドのポジションが一気に解消されたことが原因だろう。世界的に株式市場はQE3縮小延期を好材料視しているようだが、私は前回書いたように、やはり悪材料だと見ている。おそらく、12月のFOMC(連邦公開市場委員会)での縮小決定で間違いないのだろうが、それまでは完全なアク抜けとはならない。しかし、12月なら秋の金融危機シーズンも通過することだし、この問題はもう9割方消化と見ていいだろう。今日の株式市場の物色対象は、いつにも増して分散したような気がする。しかし、アベノミクス相場の第二幕が始まった以上、第一幕の初期と同様に、不動産、含み資産など脱デフレ関連が大本命になると見て間違いないだろう。この点では、オ...
ブログ(会員限定)

米量的緩和縮小決定で悪材料出尽くしか

今夜、FRBの金融政策を決めるFOMC(連邦公開市場委員会)が開かれるが、金融市場では量的緩和策(QE3)の縮小を決めると予想する人が大半を占めるようになった。縮小決定なら悪材料出尽くしになるだろうが、あまりにもそれを予想する人が多数派のため、空売りの買い戻しよりも、利益確定売りの方が上回る可能性すらある。一方、縮小延期なら、むしろ悪材料視されると思う。12月まであと3カ月、宙ぶらりんの状態になるので、こちらは株安・ドル安要因になると思われる。いずれにしても米国市場は明後日がメジャーSQなので、今日から週末までは波乱の展開になると見ておくべきだろう。今日はさすがに建設株物色が一服して、ノンバンクや含み資産株が賑わった。とりわけ買われたのは消費者金融セクターで、アコム(8572)が325円高の3370円と東証一部値上がり8位、オリコ(8585)が同25位、アイフル(8515)が同28位にランクインした。また、ブティック型の投資銀行を目指しているFPG(7148)が19位、イー・ギャランティ(8771)が21位、そして東証二部値上がり上位にはJトラスト(8508)も入っている。一方、含み資...
ブログ(会員限定)

御祝儀相場はいったん終了 PART2

オリンピック関連株が再度人気化してきた。もちろん、週明け2日間のように、建設株なら何でも上がるというような熱狂は完全に冷めて、オリンピック関連の中でも大本命の鉄道インフラ関連(鉄建<1815>、冶金工<5480>など)や、隙間銘柄ともいうべき中小型株が物色の中心になっている。例えば、今日は水産商社が全面高となった。東都水産(8038)は46円高の214円で東証一部値上がりトップとなり、築地魚市場(8039)が34円高の144円と、こちらは東証二部値上がりトップである。大都魚類(8044)も10円高の119円とこちらも東証二部値上がり8位となった。訪日する外国人が魚を食うという連想なのか、選手村が近くにできる築地周辺に不動産を所有しているという材料のどちらかで人気化したのだろう。冶金工は今日も朝安の後、買い直されて、結局10円高の280円で引けた。10日につけた315円の高値に徐々に迫ってきたが、いまはいわゆる三角保ち合いを形成しつつある最中で、315円が上値のフシとして機能している。つまり、それを抜けないと、あまり値幅が出てこないし、いま冶金工をじっくり仕込んでいる大口の投資家にしても...
ブログ(会員限定)

御祝儀相場はいったん終了

東京オリンピック開催決定の熱がやや冷めたのか、正気に戻ったと言うべきか、暴騰を続けた建設株が今日は利食い売りに押された。リード役の大成建設(1801)が4.6%のマイナスになったほか、佐田建設(1826)、世紀東急(1898)、飛島建設(1805)などが急反落した。ただ、東証一部で2桁の下落率になった建設株はない。とりあえず、御祝儀相場はいったん終了したが、オリンピック関連株は全般的に上昇第二波に向けたスピード調整局面に入ったと考えられる。ただし、低位建設株の急騰は完全に行き過ぎである。東日本大震災後の建設株人気や、昨年11月から始まったアベノミクス相場の初動の建設株人気の動向を見ても、ごく短期間に終わるのが経験則である。大成建設やショーボンドHD(1414)のように、機関投資家の資金が流入している銘柄は物色人気が長期化してきたが、建設株でも無配のボロ株は、ほとんどみな短期間で行って来いになっているので要注意。しかしながら、鉄建(1815)のように、鉄道インフラ関連株は別格である。このセクターは、オリンピック関連で、かつ、アベノミクス関連の中核銘柄でもある。この点については、冶金工(5...
ブログ(会員限定)

東京オリンピック、羽田空港関連株が急騰

東京オリンピック開催が決まり、今日は関連株が大いに賑わった。東証一部の上昇率では、鉄道インフラ整備の期待から、鉄建建設(1815)、東急建設(1720)が1位、2位となったが、私が講演会や新聞コラムなどで取り上げてきた冶金工(5480)も、今日は50円ストップ高の242円と値上がり4位に入った。東京都競馬(9672)も80円ストップ高の481円と9位にランクインした。ほかに巴コーポ(1921)が5位、渋沢倉庫(9304)が7位、トーセイ(8923)12位、ケネディクス(4321)13位、よみうりランド(9671)14位、石井鉄工(6362)17位、空港施設(8864)20位、東京ドーム(9681)28位と私が以前から取り上げてきた銘柄が10銘柄も30位以内にランクインした。しかも、そのほとんどが今日、ストップ高している。当ブログで先月30日、今月2日、そして4日と3回連続で取り上げた冶金工が急騰しているが、先週水曜日に書いた通り、大材料を内包しているだけに、息の長い相場になるだろう。同社の川崎工場43万㎡のすぐ脇を通る東海道貨物支線は、なんと東京モノレールと同じ浜松町が始点。そこから2...
ブログ(会員限定)

アベノミクス相場の第2ラウンドか、否か? PART3

明日のIOC総会で、東京がオリンピック招致を決められるかどうか、少し怪しくなってきた。イギリスの大手ブックメーカーによれば、一昨日までは東京のオッズが断トツに低く、マドリードやイスタンブールに2~3倍の差をつけていた。ところが、日本時間で今朝の早朝の段階で、東京が2.1倍程度まで後退すると同時に、マドリードが2.3倍程度と東京に肉薄してきた。これを受けて、今日の日経平均も東京落選を織り込む動きになったと思われる。マドリードの肉薄に危機感を感じた大手広告代理店・電通は、緊急会議を招集したという。東京招致決定で予定していたイベントやテレビ番組なども、軒並みキャンセルになってしまうわけだから、電通にとっては大損害である。おそらく、東京が落選した場合の株価の下落率では、電通が上位に入るだろう。まあ、泣いても笑っても、月曜日の株価がどちらかに大きく振れるのは間違いない。日本が落選した場合、日経平均は1000円近く急落する恐れがある。当選した場合は、中期的に見て2000~3000円上がると予想される。ただし、落選した場合は、安倍政権が景気や株価の落ち込みを避けるべく、成長戦略や構造改革を急ピッチで...
ブログ(会員限定)

アベノミクス相場の第2ラウンドか、否か? PART2

きのうのNYダウは23ドル高とプラスで終わったものの、高値から100ドル下がって引けたことで、東京市場も朝方はマイナススタートとなった。しかし、日経平均は寄り後の130円安から大引けは75円高と200円以上戻して、ほぼ高値引けとなった。円相場も一時1ドル=99円80銭まで円安が進んだ。やはり、9月、10月は株価が安いという経験則を跳ね返して、アベノミクス相場の第2ラウンドが始まった可能性がある。もちろん、7日のIOC総会で東京オリンピックの開催が決まらなければ、そのシナリオは崩壊する可能性もあるのだが、イギリスなど海外ブックメーカーの賭け率を見ると、きのうの段階で東京が1.6倍前後で、イスタンブール、マドリードは3~5倍と、東京の楽勝が予想されている。勝負は水物なので、フタを開けてみないとわからないとはいえ、東京が開催権を獲得する可能性は非常に高いと言えるだろう。ただし、以前書いたように、スポーツ用品メーカーや箱モノ建設に関わる関連株は、日本が落選した場合、急落が予想される。当選した場合でも、御祝儀買いはせいぜい1日か2日で、材料出尽くし売りを浴びると予想している。ただ、IOC総会まで...
ブログ(会員限定)

アベノミクス相場の第2ラウンドか否か

今日の株式市場は、昨年11月のアベノミクス相場の初期に活躍した株が大幅高になっている。アイフル(8515)が150円ストップ高の963円となり、東証一部値上がり率第2位となったほか、3位がアプラスフィナンシャル(8589)、4位ケネディクス(4321)、5位アコム(8572)、7位オリコ(8585)、9位ソースネクスト(4344)などと、私が昨年秋に取り上げた銘柄がベスト10にズラリと並んだ。アイフルなどノンバンクが大きく買われたのは、今日の日経朝刊で、消費者金融の融資残高が今年度は8年ぶりにプラスになると報じられたことが材料。ケネディクスやトーセイ、NECキャピタル、いちごグループHD、レーサムなどの不動産流動化関連株の急騰は、先週末のケネディクスの公募増資発表でアク抜けとなったからだろう。ケネディクスの公募増資は8月12日に新株発行登録をして株価が急落したことで、悪材料としては織り込まれており、公募増資の正式発表が空売りの買い戻しを逆に加速させた形である。このノンバンクと不動産流動化関連株が同時に急騰したのは、明らかにショートカバー(空売りの買い戻し)主導であって、長続きするとは思...
ブログ(会員限定)

腰折れ PART2

米軍によるシリアへの空爆が時間の問題となる中で、株式相場の動きは世界的に落ち着きを取り戻している。シリアへの空爆をイギリスの議会が否決したことで、仮に米軍が単独で空爆を実行したとしても、かなり小規模かつ短期間で終わる可能性が高まった。いわゆる地政学的リスクに対する警戒は、今週前半がピークだったようだが、来週からはイベント・ラッシュとなるため、一段と様子見を決め込む投資家が増えるだろう。こういうときは「休むも相場」が一番で、無理をしないことである。IOC総会が1週間後に迫ったが、オリンピック関連株はどっちに転んでも二極化すると見ている。まず、東京が落選した場合だが、当ブログでも以前取り上げた、乃村工藝社(9716)や丹青社(9743)、その他、箱モノにかかわる建設株などは、失望売りが殺到すると思われる。スポーツ用品メーカーや広告代理店なども同様だ。以前も書いたが、こうした特需期待のオリンピック関連株は、東京が当選しても、これまでその材料で買われてきた関係で、いったんは御祝儀相場で買われるかもしれないが、材料が出尽くしたとして、利益確定売りが急増する恐れがある。なので、こうした特需期待株は...