ブログ(会員限定)

ブログ(会員限定)

米で「ねじれ議会」が解消、TPP交渉が加速か

4日の米中間選挙は上下両院で共和党が過半数に達したようだ。これにより、「ねじれ議会」が解消して、以前から共和党が強力に推し進めているTPP交渉が加速するだろう。まずは今週末8日に北京で開かれるTPP閣僚会議で「お手並み拝見」と行きたいところだが、その結果がマーケットに反映されるのは週明け10日、11日の2日間に限られる。というのは、以前も書いたが、11日火曜日(おそらく場が引けてから)にはTPP首脳会議が開催されるからだ。ここで大幅な進展がなければ、再びTPP交渉は仕切り直しということになる。個人的には、少なくとも「基本的要素合意」までは到達すると見ているが、交渉の行方次第では日本株の急反落もありえるので注意が必要だ。前回取り上げたオリコは、火曜日に買い人気が殺到して12%高で始まったものの、ほぼ寄り付き天井になってしまった。今日はきのう賑わったアイフルやケネディクスなどが急反落する一方で、オリコは1円高ながらプラスを維持して引けた。オリコは基本的にTPP関連の主力銘柄の1つと見ているので、個人投資家やヘッジファンドなどの目先筋ではなく、機関投資家の腰の入った買いは11日のTPP首脳会...
ブログ(会員限定)

まさかの日銀追加緩和で年初来高値更新

日銀追加緩和の第一報がもたらされたのは、午後1時40分過ぎのことだった。ちょうど日経225先物をパソコンの画面に表示させながら、来週火曜日発売の日刊ゲンダイの原稿に取り掛かるところだったので、225先物が一気に400円高、500円高と急伸して行くのを見て、すぐに日銀が追加緩和を決めたのだとわかった。結局、日経平均は現物で755円高の1万6413円と年初来高値をほぼ1カ月ぶりに更新して終わったものの、午後4時半から始まる夕場(ナイトセッション)では、さらにそこから200円高の1万6620円(午後5時現在)まで上がっている。つまり、きのうの終値に比べると950円高ということだが、それだけ今回の追加緩和は大サプライズだったということだ。しかも、欧米の機関投資家は一部のヘッジファンドを除いて寝ている時間帯なので、ヘッジ分を含めてショートカバー(空売りの買戻し)が全然間に合っていないはずだ。おそらく連休明けの火曜日は、大変なことになっているのではないか。今日は量的緩和関連の最右翼に位置付けられているアイフルとケネディクスが揃って一時ストップ高し、大引けでもアイフルがストップ高目前の77円高、ケネ...
ブログ(会員限定)

決算発表が本格化 PART2

きのうでNYダウは下げ幅の「3分の2戻し」を達成し、日経平均も「半値戻し」を達成した。NYダウは9月19日の史上最高値1万7350ドル(ザラ場高値)に対して、きのうの終値1万7005ドルなので、もはや最高値圏まで戻ったといって差支えないだろう。やはり10月末に集中する米株式投信の決算対策売りが、米国発の世界同時株安の根本的な原因だったと考えざるを得ない。今日の夜のFOMC(連邦公開市場委員会)では、粛々とQE3の終結を決めることになるのだろうが、先週末に当欄で「NYダウが半値戻しを達成して、私は全値戻しも時間の問題だと考えている」と書いたように、来月初めにも再び米国株は最高値更新にトライすることになりそうだ。一方、日本株の戻りが鈍いのは相変わらずだが、これも何度も書いたり喋ったりしているように、来月11日に予想されるTPP首脳会合の結果次第で、一気に年初来高値更新に進む可能性は十分ある。もちろん、TPPを大筋合意か、基本的要素合意することが大前提だ。逆に、それができなかった場合は、株価の急落に備える必要がある。今日、甘利TPP担当大臣が、一昨日までシドニーで開かれていたTPP閣僚会議で...
ブログ(会員限定)

決算発表が本格化

先週から決算発表シーズンに入ったものの、発表社数が急増したのは今日からである。物色対象も好業績(予想や上方修正を含む)を発表した銘柄を中心に、上方修正が多発している建設株などはセクター全体にリバウンド狙いの買いが入ってきているようだ。世界経済の減速を受けて、同じ好業績を発表した企業でも、輸出関連よりは内需株の方が人気化しやすい。今日の東証一部の値上がりランキングを見ても、上位には建設株や電力関連、エボラ関連などが並び、輸出関連はアルパインやセイコーなど一部に限られている。今日、なんといっても目立ったのは、上昇率(16.5%)で3位に入った東電(9501)だ。出来高では1億4800万株と断トツだった。巨額の賠償負担による無配の超長期化が予想される東電は、株式としての価値はほぼゼロに近い。それが旧500円額面とはいえ、400円近い値段で取引されているのは異常というか、完全にマネーゲームだ。それでも、値幅が稼げるから活発に売買されているわけで、私が文句を言う筋合いはない。バイオ株や中身の乏しい再生エネルギー関連・電池関連・IT関連などと似たようなものだ。であるけれども、買っている本人たちは結...
ブログ(会員限定)

内外の決算・節税対策売りで急落 PART7

先週末の米オプションSQが世界同時株安のターニングポイントになったことは論を待たない。それを契機にNYダウが半値戻しを達成して、私は全値戻しも時間の問題だと考えている。もちろん、来週29日のFOMC(連邦公開市場委員会)でQE3を終了させることや、来月4日の米中間選挙など、波乱含みの大イベントを控えている以上、まだ完全に嵐が過ぎ去ったとは言い切れないのも確かだ。とはいえ、いまは積極的に火中の栗を拾いに行くべきタイミングなのだろう。ドル円相場が108円台を回復し、「円売り・日本株買い」のアベ・トレードの巻き戻しもピークアウトしたと見ていい。こうなると、売られ過ぎた銘柄のリターン・リバーサルを狙うばかりでなく、テーマ株や材料株の見直し買いも期待できる環境になってきたと言えるだろう。来週から日本も決算発表が本格化するので、目先は好業績株の一本釣りが物色の中心になるものの、低位株中心に売られ過ぎ銘柄の底上げも期待できる。相場はまだ病み上がりなだけに、崩れやすい面もあるので、新規買いよりは、できるだけ銘柄入れ替えを心がけるべきだろう。
ブログ(会員限定)

内外の決算・節税対策売りで急落 PART6

NYダウはきのう215ドル高の1万6614ドルと再び急伸し、下げ幅の「半値戻し」を達成した。一方、日経平均株価も今日は391円高の1万5195円と急伸して、下げ幅の「3分の1戻し」を達成した。震源地の米国株の方が戻るのも早いというのはいつものことだが、「半値戻しは全値戻し」の格言通り、米国株は意外に早く全値戻しを達成しそうな勢いを感じる。米国株がこれほど早く「半値戻し」を達成したのは、まさしく実力があるがゆえだ。時価総額の半分に迫る株式投信の決算対策売りで、一時的に需給が悪化したに過ぎないのだろう。しかし、日本株の需給悪化は、必ずしも一時的とは限らないから始末が悪い。株価急落と同時期に安倍内閣の女性閣僚2人が辞任に追い込まれ、消費税の増税先送りを安倍総理自らが示唆するというのは、間が悪すぎるというか、むしろ悪意(わざとか?)さえ感じる。いずれにしても、中期的なアベノミクス相場の命運を握っているのは、11月11日に予想されるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)後のTPP(環太平洋経済連携協定)首脳会合で大筋合意が図られるかどうかであって、それまでに米国株に連れ安しようが、連れ高しようが、...
ブログ(会員限定)

内外の決算・節税対策売りで急落 PART5

予想通り、前回書いたように先週末の米オプションSQが相場のターニングポイントになったようである。先週末のNYダウは263ドル高(1.6%高)だったが、今日の日経平均は今年最大の上げ幅となる578円高と4%も猛反発した。日経平均は9月末以来、13営業日連続で5日移動平均線(1万4878円)を下回っていたが、ようやくそれを上回って引けた(終値は1万5111円)。もっとも、25日移動平均が20日現在で1万5736円と、遥か上方に位置しているわけだから、まだ到底安心できる株価水準ではない。金曜日に信用取引の追証がかかった人は、明日までに追証を差し入れるか、建玉を大幅に減らさなければならず、今日もそうだったのだが、明日も信用残の多い銘柄に結構な売りが出る。今日はそれ以上に空売りの買い戻し、ショートカバーが殺到したと見て間違いない。問題は、震源地の米国株が本当に底入れしたかどうかだろう。チャート上では日足ベースでものすごく長い下ヒゲを2本引いて反発しているので、典型的な底入れパターンと言える。しかし、スケジュール的にというか、大きなイベントが控えているという点では、まだ波乱含みと見た方がいい。そも...
ブログ(会員限定)

内外の決算・節税対策売りで急落 PART4

以前から書いている通り、私は今日の米オプションSQが相場のターニングポイントになる可能性が高いのではないかと推測している。実際、午後6時35分の段階で、日経225先物(ナイトセッション)は200円高の1万4730円と急伸している。約900兆円の運用資産額を持つ米株式投信の決算が今月末に集中する関係で、毎年10月の米オプションSQは大揺れになりやすい。そこへ今年は欧州中心に世界経済の下振れリスクが高まり、さらに米国内で2人目の二次感染が出たエボラ出血熱のパンデミック(感染爆発)懸念が重なって、NY市場はパニックに近い状態に陥ったと言える。東京市場は先物主導でズルズルと下がるいつものパターンに戻ってしまったが、今日の夕方からの反発は円安(一時106円台半ばまであった)が同時に起きていることから考えて、「円売り・日本株買い」のアベ・トレードが短期的にせよ再開された印象を受ける。というのも、これまではそのアベ・トレードのポジション解消が日本株の急落を主導していた面があったので、それが止まっただけでも強烈なリバウンドが期待できるからだ。
ブログ(会員限定)

内外の決算・節税対策売りで急落 PART3

日経平均は今日、6営業日ぶりに反発に転じた。年初来高値をつけた9月25日からわずか3週間足らずで日経平均は約1450円、8.8%も急落したことになる。一方、今回の世界同時株安の震源地たる米国では、NYダウが5.9%下落。きのうは一時140ドル以上急反発したが、大引けでは5ドル安と下げ止まらずに終わった。NYダウは7月下旬から8月上旬にかけての急落時の安値1万6333ドルをわずかながら下回った(きのうの安値は1万6273ドル)。これだけならダブルボトムで反発するかもという期待もなくはないが、より広範囲な平均株価を示すS&P500指数は8月の安値1904ポイントを今回、大幅に下回っていて(きのうの安値は1871ポイント)、底値メドを推測するのもままならない、というのが正直なところだろう。ただ、さすがに日米とも株価は短期間に下げ過ぎており、今週末の米オプションSQなど何かのイベントをきっかけに空売りの買戻しが殺到する可能性が徐々に高くなってきた。東証が毎日発表する「空売り比率」は過去最高水準に達していて、全取引の3分の1以上が空売りで占められている。この点でもいまは「夜明け前」と言えるが、や...
ブログ(会員限定)

明日はブログUPをお休みさせていただきます

明日(金)は、地方出張のため、ブログのUPをお休みさせていただきますよろしくお願いします。