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為替相場は年末年始に再度1ドル=122円をトライ PART2

おととい月曜日のブログにこう書いた。「今日の夜から明日の天皇誕生日の祝日を挟んで、明後日の第三次安倍内閣発足までは、ドル円相場が再び120円台を試すタイミングだと思われる」この予測はまさにズバリ当たった。為替の専門家の多くは、120円に大量の売り注文が待ち構えているので、それを突破するほどの勢いはないと見ていた。実際、22日のロンドン時間は119円90銭台で激しい攻防戦となったが、ニューヨーク時間に移るとNYダウの最高値接近に後押しされて、日付が変わってすぐの日本時間23日(天皇誕生日)午前0時台に120円を突破した。それに対して、今日の株式市場では輸出関連株人気が盛り上がったとは言えない状況だった。今日の日経平均の上昇に断トツに寄与したのはファーストリテイリングの1305円高。輸出関連株総じて小幅高にとどまった。今日は当ブログでも以前紹介した日本化学が東証一部の値上がりランキングで3位に入ったが、輸出関連株でベスト30に入ったのは、11位のトヨタ紡織(3116、私が講演会や雑誌などで注目銘柄に挙げてきたシロキ工業などからシート事業を買収する)、15位の自動車部品のアーレスティ(585...
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為替相場は年末年始に再度1ドル=122円をトライ

当ブログでちょうど1週間前(15日)に指摘した通り、やはり米メジャーSQの通過で相場の振幅が収まってきた。ちなみに、1週間前にどう書いたかと言えば、以下の通り。「ファンド勢の年内の運用は今週末の米メジャーSQで一巡する。彼らはそこが最後の売り仕掛けのチャンスになると思っているはずだから、いわば天王山はSQ2日前の水曜日(急落の急所)である17日のロンドン時間かニューヨーク時間になるはずだ。そこまでは日本株もドル円相場も大揺れになると予想されるが、逆にそこは仕込み場でもある」実際、私が天王山になるとした17日のロンドン時間には、日経平均先物が1万6440円と現物の終値1万6819円を370円も下回る水準まで売られた。ドル円相場はその前日16日のニューヨーク時間に115円50銭台をつけている。そして今日の日経平均は13円高の1万7635円で、日中の値幅も113円と極めて小幅にとどまった。とりあえず嵐は去ったと言えるだろう。しかしながら、今日の夜から明日の天皇誕生日の祝日を挟んで、明後日の第三次安倍内閣発足までは、ドル円相場が再び120円台を試すタイミングだと思われる。マーケットの注目はどう...
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今週末の米メジャーSQまで波乱継続か PART3

前回17日(水)に「日経平均株価に関しては今日、大底を入れたような感触を持っている・・・今が打診買いを入れるべき水準にあるのは疑いようがない」と書いた。同日行なった株式講演会「絆の会」でも、冒頭から「たぶん今日底入れしたと思う」と述べた。これはまさしくズバリで、翌日木曜の日経平均は390円高、そして今日が411円高の1万7621円と、たった2日で下げ幅の3分の2戻しを達成してしまった。大手メディアはこぞって、原油価格の急落による資源国通貨の暴落が98年のアジア通貨危機のような金融危機を招く恐れがあると悲観論を書き立てたが、ロシアもインドネシアもベネズエラも、財政破綻するような事態にはなりっこないと、おとといの株式講演会でも、今日のラジオNIKKEIの「朝倉慶の株式フライデー」でも、私は断言してきた(多少ニュアンスは違うが)。IMFではなく、中国が助けるからである。中国は資源国をカネで囲い込む戦略に出てくるはずで、今回の「逆オイルショック」はその好機となる。原油の急落とほぼ逆相関する形で、7月から中国株が急騰していることは意外に見落とされている。その上昇率は原油の下落率とほぼ同じ50%超...
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今週末の米メジャーSQまで波乱継続か PART2

表題の通り、週末までは株式、為替、商品(原油など)の相場はいずれも波乱の展開になると思っているが、日経平均株価に関しては今日、大底を入れたような感触を持っている。というのも、日経平均は昨夜、先物で1万6440円まで急落したのだが(きのうの現物終値に比べて315円安)、今日の夜間取引では先ほど5時前に1万6960円まで520円も戻しているからだ。現物の日経平均のチャートを見ると、きのうは短い下ヒゲで終わったものの、先物のチャートは370円もの長い下ヒゲとなっているのだ。これは典型的な底入れのシグナルと言える。ちなみに、ロシア株(RTS)も今日12%の急反発となっている。なお、下ヒゲ370円というのは今年2番目の大きさだ。去年のバーナンキ・ショックの直後に640円という超長い下ヒゲが出たが、下ヒゲにしても上ヒゲにしても、底値圏や天井圏で出たかどうかが問題で、単に長いだけのヒゲはボラティリティの大きさを物語るのみで、相場の方向性を示すシグナルとしてはあまり意味がない。今夜はFOMC(連邦公開市場委員会)の結果発表とギリシャの大統領選が重なるが、もうどちらも相場に織り込まれ過ぎているので、反応...
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今週末の米メジャーSQまで波乱継続か

選挙が終わり、日本のメジャーSQも終わって、やっと相場が正常化するかというタイミングで、原油安とギリシャ危機が深刻化してきた。原油の急落については、原油のロングポジションや資源株を大量に保有しているヘッジファンドも少なくないので、彼らの手仕舞いやドテン売りによって相場の振幅が異様に大きくなっているフシがある。ギリシャ危機の方は、大統領選挙を2カ月前倒しして明後日17日に行なうことを決定したことが原因。もし与党が推す大統領候補の国会選出が失敗に終わると、今月29日の3回目の投票結果で解散総選挙となる。その結果、財政緊縮策に反対する野党政権ができると、再びギリシャ発の債務危機が勃発しかねないというものだ。正直なところ、このギリシャ危機の再燃はヘッジファンドなどの投機筋が原油や資源国通貨、主要国の株の先物などを売り仕掛けするための口実に使っている側面が強い。実質的に1度破綻したギリシャの政治経済は今後も混乱が続くのは必至だから、それをニュースで大きな扱いにすること自体が問題である。例によって、ヘッジファンド、格付け会社、金融マスコミの連携プレーだろう。そもそも、EUはドイツの反対で米国や日本...
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政治空白期間の円安に注意 PART10

夜間取引を除き、今日で衆院選前の取引は全て終わった。あとは衆院選の結果待ちだが、大手メディア各社の世論調査が大きく外れなければ、日経平均は年内に再び1万8000円の大台にトライすると読んでいる。今回の世界同時株安が過熱感を冷ますちょうどいい調整になった気がする。来週はリニア新幹線の着工(17日)や米FOMC(連邦公開市場委員会、16-17日)、米メジャーSQ(19日)などのイベントがある。今日、土木系の建設株が軒並み高かったのは、それを先取りする動きだったのだろう。ちなみに、鉄建、大豊建設、熊谷組のトンネル3兄弟は、おとといからの急落局面をものともせずに3日続伸となった。大成建設は今日、年初来高値を更新している。業種別指数で見ても、建設業は今日、電力・ガスに続いて値上がり率が第2位(1.19%)だった。3カ月に1度の日本のメジャーSQは今日で終わったので、ヘッジファンドが年内にポジショを大きく動かすイベントは来週末の米メジャーSQが最後となる。この点でドル円相場はもう一度波乱があると思っていた方がいいだろう。つまり、輸出関連株もそれに合わせて上下に揺れると思われる。いずれにしても、総選...
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政治空白期間の円安に注意 PART9

日経平均は一時500円を超える下げに見舞われた。どうも陰謀論的な見方になってしまうが、今日の日本のメジャーSQ2日前の「急落の急所」に向けて、今年やられっぱなしのヘッジファンドが最後の売り仕掛けに打って出たと考えている。きのうの中国株の急落(マイナス5.4%、5年ぶりの下落率)に加え、ギリシャ株も同じ日に急落(マイナス13%、27年ぶりの下落率)し、さらに3大格付け会社の1つフィッチもきのう、日本の格付けを引き下げる方向で見直すと発表している。どれも仕掛けのタイミングを合わせたかのように思える。そもそも、ヘッジファンドと格付け会社が連動して動いているのはいまさら言うまでもないし、日本株の売り仕掛けをする直前のタイミングで、急激に値上がりした中国株(先月21日の予想外の利下げから30%も急騰)に利食い売りを出して、道連れにしようと考えていたのかもしれない。売り仕掛けの本命が日本株で、中国株が対抗だったことは、今日上海総合株価指数が2.9%も急反発して引けたことからも推測できる。ヘッジファンドの今年の運用成績は散々だったとされるが、それは「売り」で稼げるはずの日本株が日銀の追加緩和以降、上...
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政治空白期間の円安に注意 PART8

1ドル=122円に近づいた円安とシカゴの日経225先物が1万8000円台で終了して戻ってきたので、今日の日経平均は大幅高になるものと私は思っていた。しかし、朝方発表された7-9月期のGDP改定値がマイナス1.9%と驚くほど悪かった。市場予想はマイナス0.5%(ともに年率換算)だったから、まさに大きなサプライズのある悪材料が出たことになる。そんなこともあってか、あるいは今週末のメジャーSQを意識してなのか、今日はヘッジファンドや個人と思われる目先筋の投げやドテン売りが結構出ていたようだ。とりわけ、短期間に何倍にも上がったような銘柄は、基本的に長く持つ投資家の実需買いが入らないので、一方的な下げになってしまいがちだ。もちろん、1週間や1カ月で会社の本来の価値が何倍にも激増することなどないのだから、リンゴが重力で落ちるのと同じように株価も下がってしまうのだろう。前回紹介した出遅れ・割安の輸出関連や、先々週まだ相場が若いと書いた日本プラストは、今日はかなり株価が上がっていたようだが、この両社は相場の局面がまったく違うので分けて考える必要がある。出遅れ・割安株の方はまだ相場は始まったばかりと思わ...
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政治空白期間の円安に注意 PART7

1ドル=120円手前で上げ渋っていたドル円相場が、東証の大引け後から急速に動いて午後5時50分現在で120円30銭台に入っている。ユーロも149円目前まできた。今夜の米雇用統計を前に、相場が荒れやすいロンドン時間帯のいまだからこそ、投機筋が仕掛けにきた感じだが、やはり大きく動くとすれば円安方向なのだろう。このブログのタイトルでもある日本の政治空白期間は、円を軸に為替相場がどうしても上下に振れやすくなる。1ドル=120円台に入ったとはいえ、世耕官房副長官以外に円安についてコメントを出した政府要人は見当たらないから、この週末は仕掛け時と踏んだのだろう。月曜日に日本株の立ち合いが始まってみないとわからないが、来週は輸出関連株や円安メリット株の物色が盛んになるのは間違いないだろう。以前から注目しているマツダ(7261)や、ヘルメット世界シェアトップのSHOEI(7839)、ヤマハ発動機(7272)、自動車・バイク向けゴムホースのニチリン(5184)などに注目している。マツダ以外はバイク関連だが、これは米国に次ぐ世界経済の成長センターになりつつあるASEANでの伸びが期待されるからだ。
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政治空白期間の円安に注意 PART6

総選挙の結果待ちなのか、それとも来週のメジャーSQに向けた投機筋のせめぎ合いなのか、最近の相場は山の天気のように目まぐるしく変わりやすい。今日も日経平均は前場中ごろには一時218円高まで急騰したにも関わらず、10時過ぎからは逆に売り一辺倒となって、高値から170円も下げて引けた。あくまでも推測だが、一部の短期筋がポジションをすべて手仕舞った(投げ売りした)ような感じを受けた。それがよく表れているのが、今日の全市場の値下がり率ランキングである。きのう、あるいは直近まで暴騰していた銘柄が、ランキング上位に顔を揃えている。値下がり率1位のランシステム(3326)、2位のチャームケア(6062)、3位のアサカ理研(5724)、4位助川電機(7711)、6位ネプロジャパン(9421)、7位東京衝機(7719)、9位のASJ(2351)、そして当ブログでも取り上げた日本化学(4092)が10位に入っている。日本化学は今日から信用規制(日々公表銘柄への指定、空売り規制)がかかってしまい、それで狼狽売りが出た部分もあるが、前述したその他の銘柄と同様、目先筋の投げ売りを浴びている。ただ、ここで挙げた銘柄...