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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 32

日経平均は昨日火曜日の昼休みを境に急落に転じている。原因はいくつかあるが、一番大きいのは中国のコロナの感染再拡大報道だったと思われる。中国のコロナ研究の第一人者が6月末に感染第二波がピークを迎え、毎週約6500万人が感染するとの見通しを出したことから、中国経済下振れの悪影響が大きい日本株を急いで売る動きが出たようだ。一昨日の当欄でも、アベノミクス相場で最も相場が過熱していたちょうど10年前の5月23日に急落が起こり、日経平均は20日間で3500円も急落したことを紹介している。10年前はバーナンキFRB議長が両手緩和策(QE)の終了を予告した「バーナンキ・ショック」が株価急落の原因だったが、当時は前年の10月から翌年5月までの半年余りで80%も急騰していたため、当然と言えば当然の大幅調整だった。業績を伴わずに短期間でアベノミクスという政策期待だけで急騰した相場だったから、投機筋による売り崩しにも非常にもろかった側面がある。今回は元々、海外勢による先物主導の相場の急上昇であり、10年前と違って米国は金融引き締め政策の終盤に差し掛かっている。金融政策は10年前とは正反対の局面にある。また、今...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 31

日経平均は今日も大幅高となり、ついに3万1000円の大台に乗せてきた。終値は278円高の3万1086円の高値引けであり、これで7営業日連続の3桁の上昇になる。前場段階で一時700円安と日経平均を70円ほど押し下げていたファーストリテイリングが、大引けで20円安まで戻ったほか、ダイキンや東京エレクトロン、ファナック、ソフトバンクなど寄与度の大きい値嵩株がそこそこ値上がりしたほか、プライム市場の6割以上の銘柄が値上がりしたのが大きかった。前回も書いたが、私は今回の日本株の値上がりはアベノミクス相場を上回ると以前から予想してきた。日経平均が3万円を超えても急ピッチで値上がりしているため、さすがに市場関係者の間でも日経平均の最高値更新を予想する向きがチラホラ出始めているが、ちょっと遅いのではないか。ただ、さすがにこのところの一本調子の急上昇は反動安を警戒しなければいけないレベルである。現物株のみなら問題ないが、信用取引でめいっぱい買っている人は維持率を多少引き上げておく必要があるのではないか。ちなみに、アベノミクス相場で最も相場が過熱していたちょうど10年前の5月の日経平均は23日に1万594...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 30

昨日のTOPIX(東証株価指数)に加えて、今日は日経平均も33年ぶりの高値を付けた。ゴールデンウィーク直前からの日本株はほぼ一本調子で上昇していて、これまさにアベノミクス相場の初期を思わせる上げ方である。私は以前から今回の岸田政権の「資産・所得倍増プラン」と、東証の「資本効率改善・PBR1倍回復要請」の効果はアベノミクスを上回ると予想してきたが、今はまさにその株価上昇の起爆剤としての効果が爆発的に表れ始めた感じである。とりわけ注目すべきは、「円売り・日本株買い」の裁定取引が激増していると思われる点だ。大型連休直前からの急激な円安と日本株の急上昇は明らかに連動している。連休中こそ、投機筋が「鬼の居ぬ間の洗濯」で株を絡めず単独で「円売り・ドル買い」を仕掛ける場面もあったが、連休明け後は明らかに「円売り・日本株買い」の裁定取引が主導する形で円安が進んでいる。アベノミクス相場の初期もこの「円売り・日本株買い」の裁定取引が激増し、円相場は80円前後から7カ月ほどで103円台まで急落している。この間、日経平均も8000円台後半から1万5000円台まで暴騰した。これにより、この「円売り・日本株買い」...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 29

TOPIX(東証株価指数)が遂に一昨年の高値を更新して33年ぶりの高値をつけた。日経平均も1年7カ月ぶりの大台に乗せたが、こちらは33年ぶりの高値まであと2%上昇する必要がある。TOPIXの最高値は89年の2884.8ポイントで、さすがにまだまだ最高値更新のハードルは高いが、可能性としては日経平均よりもTOPIXの方が最高値更新は現実的なものと言えるだろう。日経平均はファーストリテイリングなど高PERの値がさ株の比率が50%以上あり、いくら東証のPBR改善要請が受け入れられても、影響はTOPIXに比べてかなり低い。TOPIXはPBR1倍割れの旧東証一部上場銘柄を全て網羅しているから、東証のPBR1倍回復要請の影響は甚大である。今日はこれから歯医者のため、金曜日にもう少し詳しく書きたい。
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5月の絆の会・録音情報は17日収録です

5月の絆の会の録音情報は、5月17日に収録します。音声ファイルは当日夜に送信、録音CDは翌18日に発送します。お申込みはこちらからお願いします。   ↓ ↓ ↓
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 28

日経平均は大幅続伸して238円高の2万9626円と3万円の大台乗せが視野に入ってきた。実現すれば21年10月以来のことで、TOPIX(東証株価指数)同様、33年ぶりの高値となる。ちなみに、TOPIXはあと0.3%の上昇で33年ぶりの戻り高値となり、日経平均はあと4%の上昇で同じく33年ぶりの高値更新となる。今日の引け後に三菱UFJFGなど、TOPIXへの寄与度が大きい大手銀行株の決算発表が相次いだが、総じて良好な内容だったから、明日は見直し買いが急増しそうだ。三菱UFJFGの前期決算は1.3%最終減益と従来予想の12%減益予想からかなり上振れた。配当は前期が4円増配の32円、今期は東証のPBR1倍回復要請を受けて9円増配の41円の見込み。今日の終値で換算して4.6%の配当利回りとかなり魅力的な水準になる。今期の最終利益は16%増の1兆3000億円と2期連続で最高益を更新する見込みだ。みずほFGも今期の最終利益は9.8%増、三井住友FGは1.8%増といずれも増益見込みである。みずほFGの配当は10円増配の95円とこちらは配当利回り4.7%だ。米国の銀行危機のとばっちりで日本の銀行株も軒並...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 27

今日はオプションSQ通過で、空売り筋の無理な売り崩しがなくなり、日経平均は261円高の2万9388円と一気に年初来高値更新となった。TOPIX(東証株価指数)も0.6%高の2096ポイントと新値を更新した。こちらはあと1.2%の上昇で33年ぶりの高値更新となるが、比率が大きい銀行株の低迷で、上値は意外に重たくなってきた。決算発表シーズンは来週月曜日で終了するが、今日は3月期決算企業の実に3分の1の決算発表が集中する特異日だった(約1100社)。残すは月曜日の600社余りだが、今シーズンの特徴としては、親子上場の解消やMBO(経営陣が参加する買収)などによるTOB(株式公開買付け)やM&Aが非常に少なかったことがある。今日現在でそれらによる企業買収の件数は、昨日のアルテリアネットワークス(4423、丸紅の子会社)と、今日発表のSBIによるSBI新生銀行(8303、旧長銀)のTOBによる上場廃止、それに堺商事(9967、堺化学の子会社)の親子上場解消の3件だけである。昨年の決算発表シーズンには7件、一昨年は12件あった。ちなみに、アルテリアネットワークスと堺商事は私が親子上場関連株として3...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 26

決算発表シーズンもいよいよ残すところあと5日となった。12日(金曜日)と週明け15日(月曜日)が2大集中日で、物色対象もかなり分散されそうだ。日経平均は今日一時170円安と大きく反落したが、2万9000円の大台は割り込まずに今年の最高値圏を維持した。TOPIX(東証株価指数)は昨日1年8カ月ぶりの高値をつけ、33年ぶりの高値まであと1%強に迫った。今夜の米CPI(消費者物価指数)発表を控えて、今日はさすがに売り先行となったが、今日がSQ2日前の「急落の急所」であることを考えると、売り方は日経平均の2万9000円割れを狙って思い切った売り仕掛けに動いてもおかしくはなかった。ヘッジファンドなどの売り方にとって絶好の売りのタイミングとなるSQ直前に相場を崩せないということは、やはりそれだけ日本株の地合いが強いということだろう。ただ、決算シーズン特有の超弱気のガイダンス(業績見通し)が毎日のように発表されるため、それが影響力のある主力銘柄だと業界全体の株価下落を招くことになる。今日は日本製鉄が今期の最終利益を46%減の3700億円と発表したことで、鉄鋼株全般が値を崩す結果となった。これにより、...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 25

連休中は米銀行危機の再燃などヒヤリとする場面があったものの、今日の日経平均は208円安の2万8949円とわずか0.7%の下落で収まった。TOPIX(東証株価指数)はわずか0.2%の下落である。連休中はNYダウが一時3%弱下げ、円相場も一時137円台後半から133円台半ばへと約4円も円高に振れ、日本市場が開いていたら、日経平均も2万8000円割れの局面があったかもしれない。慌てて投げ売りに動く投資家も多かったことだろう。まさしく不幸中の幸いとでも言える5連休だった。ただ、低PBR株は銀行を除くと今日はプラスになった銘柄が圧倒的に多く、プライム市場もスタンダード市場も値上がり上位は大半がPBR1倍割れ銘柄だった。プライム市場で値上がり率21%でトップになった東京鉄鋼(5445)はまだPBR0.47倍、PERは今期予想で4倍台である。決算発表と同時に今期の49%の大幅営業増益予想を発表したのが材料視された。決算発表で大幅高した銘柄はその後大幅調整となるケースが多いため要注意だが、好業績が続く限り、PBRの割安修正も継続するだろう。また、大幅減益見通しを発表しても、それで悪材料出尽くしとなり、...
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PBR1倍割れ銘柄撲滅キャンペーン PART 24

今日の日経平均は日銀会合で大規模緩和の継続が決まったことを受けて、一時400円超上げて年初来高値を更新した。TOPIX(東証株価指数)も米銀行危機につけた年初来高値にあと0.7%に迫った。TOPIXは32年ぶりの高値まであと6%余りに水準を切り上げている。植田新体制で日銀が緩和継続を決めただけならこれほど日本株が急伸することはなかったはずだが、今日の会合では日銀が1年から1年半程度の期間をかけて過去四半世紀の金融緩和について検証する「レビュー」の実施を決めたからだ。植田新総裁は会合後の記者会見で「レビュー中でも金融政策の変更はあり得る」と発言したが、多くの市場関係者は今後1年間は「政策変更なし」と受け止めている感じだ。これを受けて、ドル円相場は一気に2円超円安が進み、一時135円85銭をつけている。対ユーロでは149円60銭台と昨年10月の超円安時の148円台半ばを更新して8年ぶりの円安・ユーロ高水準になった。株価が急落しやすい「魔のゴールデンウィーク」直前に、日銀からこのようなビッグサプライズが届けられたため、大型連休中の日本株は「円売り・日本株買い」のキャリートレードが活発化しそう...