ヤマモト

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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART22

日経平均は3連騰となり、一時3万7287円と3日間でざっと1130円も上昇した。ただ、今日の終値はそこから400円弱安い3万6897円で終わった。昨日、今日の1日間にわたって相場を主導したのがソフトバンクグループ(9984)で、こちらも2日間で一時28%も急騰した。同社が発行済み株式の9割を持つ半導体設計大手のアーム(ARM)の株価が8日になんと一時64%も暴騰し、ソフトバンクGの持ち分の価値が約17.4兆円に激増したからである。ソフトバンクGの時価総額は今日の終値で約11.7兆円であり、アームの持ち分を大幅に下回る。似たような親子の時価総額逆転は中国ネット通販最大手のアリババでも起きていたが、今回は事情がかなり異なる。というのも、現在の相場の最大のテーマがAI半導体であり、アームはエヌビディア(NVDA)と並んでそのど真ん中に位置するからだ。日経平均は昨日一時830円超、終値でも740円ほど上げたが、寄与度上位5銘柄で500円も上げたことになる。その5銘柄とはソフトバンクG、ファーストリテイリング(9983)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035)、テルモ(4543...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART21

今日はオプションSQ2日前とあって、株式相場は荒れた展開になった。日経平均は寄り後すぐに250円ほど下げたが、10時前にプラス圏にいったん浮上。後場寄り後は上げ足を早めて一気に300円安まであったが、その後急速に値を戻して、大引けでは40円安で終わった。昨日の深夜から日経225先物に売り崩しが入って、NYダウがプラスであるにも関わらず225先物は300円安程度万まで下げていたから、同じ筋が今日の前場、後場の寄り後の時間帯に売りを仕掛けてきたと思われる。しかし、3万6000円を割れると実需の押し目買いが湧きだしてくるので、先物やオプションによる仮需の売り崩しはいまひとつ通用しないのが今の日本株の地合いの強さを物語っている。昨日はKDDI(9433)がローソン(2651)を5000億円投じてTOB(株式公開買付け)し、非上場化すると発表。久々の大型親子上場解消のニュースだった。出資比率は三菱商事(8058)、KDDIともに50%で折半出資となる見込み。三菱商事がKDDIにローソンを昨年5月に売り込んだという。三菱商事は前日に発行済み株式の10%、5000億円の自社株買いも発表していて、今日...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART20

今日の日経平均は196円高の3万6354円と続伸した。終値ベースでは1月23日の3万6517円に次ぐ今年3番目に高いレベルである。一方、TOPIX(東証株価指数)は終値ベースで34年ぶりの高値を更新した。東証スタンダード指数は名実ともに最高値を更新している。今日は東証グロース指数が1.2%高と上昇率で日経平均の2倍超の上げとなったため、小型成長株に注目が集まったが、総じてPBR1倍割れなどバリュー株の物色人気が優勢だったと言える。今日は中国上海総合株価指数の値下がり率が一時3%を越える投げ売り状態となり、上海指数はほぼ5年ぶりの安値をつけた。中国株の下落は中国株から日本株への資金シフトを促すが、中国経済への打撃を通じて日本の中国関連株の業績下振れにつながると考えるべきで、中国経済への依存度が高い株をお持ちの方は要警戒である。上海総合株価指数は昨年末の2974ポイントから今日の安値2635ポイントまでほぼ10%急落している。日本であれば、これだけ株価が下がると政策催促相場とも言われ、政府が本腰を入れた株価対策や経済対策を打ち出すことになるが、どうも習近平政権は空売り規制や自社株買い要請な...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART19

昨日の米国株高を受けて日本株も反発したが、小幅高にとどまった。NYダウが約1%上げて史上最高値を更新、ナスダックとS&P500指数が1.3%高と全面高だったことを考えると、日本株は上値の重さを露呈した感じだ。これは一時145円台に入った円高・ドル安も大きく響いている。今晩は米雇用統計の発表という大イベントが控えているので、海外勢を中心に様子見姿勢が広がったと言える。午後4時現在で、今日はさしたる大ニュースはなかった。強いて言えば、23年10-12月期のGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の運用益が5.7兆円に膨らみ、日本株の運用比率が24.6%と目標範囲内に収まっていたことが明らかになったことくらいだ。MBO(経営陣が参加する買収)や親子上場解消などのニュースは昨日、今日と出ていない。また、今日は私が講演会や株式新聞などで再三取り上げてきた日本テレビ(9404)が、自社株買いの発表によりストップ高買い気配(22.8%高)で終わったほか、TBS(9401)も一時700円ストップ高し、テレビ朝日もストップ高寸前まで急騰するなどテレビ局株が全面高になった。日本テレビの自社株買いは発行済...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART18

今日の株式相場はナスダックや半導体関連株の指標となるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)の大幅安を受けて、日経平均が360円ほど下げて始まった。しかし、10時半過ぎから急速に切り返して、午後2時前にはプラス圏に浮上し、大引けでは220円高の3万6286円と、終値ベースで今年3番目の高値で引けた。同様に、TOPIX(東証株価指数)も終値ベースでは34年ぶりの高値で引けた。午前中の投機筋の売り仕掛けは見事に失敗した格好だが、月末だけにポジション調整による売りを吸収して高値引けになったことを考慮すると、やはり日本株には相当な規模の買い需要が隠れていると推測される。一昨日のトヨタショックの検査不正はそれほど深刻なものではなかった。ランクルなど乗用車10車種の出力試験不正は、排ガス試験不正と違って巨額の損害賠償請求には至らないと見られる。型式認証を取り消されるほどの深刻な不正ではないと思われるが、そもそもこの型式認証制度と言うものは過剰規制ではないかと言われていて、日本と欧州の規制では国際競争力が落ちると考える専門家もいる。米国の型式認証は排ガス試験のみ事前認証で、エアバッグなど安全装置関係...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART17

今日は歯医者の予約があるので、超簡単だが相場のポイントだけ書いておきたい。今日の最大のトピックは、トヨタグループの不祥事がまた1つ明らかになったことだ。豊田自動織機のディーゼルエンジンの検査不正が新たに発覚し、トヨタ向けのランドクルーザーなど10車種と日野自動車向け2車種、それにフォークリフト向けでも新たに不正が見つかったと発表している。午後3時過ぎから記者会見を行なったようだが、それについては明日、業績への影響を含めて詳細が明らかになるだろう。
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART16

米国市場の引け後にインテルが発表した今年1―3月期の売上高見通しが市場予想を大幅に下回ったことで、今日の東京株式市場では半導体関連株が軒並み安となった。日経平均はアドバンテストと東京エレクトロンの2銘柄で約160円下押しされた。もっとも、日経平均が一時500円超の下げとなったため、短期筋の利益確定売りを誘った面もある。来週から第3四半期の決算発表が本格化することもあり、年初からの超強気のイケイケムードはしばらく影を潜めそうだ。一昨日のニデックに続く中国関連株の主力どころとして、今日はファナックの決算が注目を集めていたが、フタを開けてみると、約31%の大幅減益予想ながら、従来予想の1219億円からは100億円超の増額となる1322億円に通期予想を上方修正した。ニデックや米インテルの失望決算で中国関連株の大逆風が吹いているが、セクターによってはファナックのように業績の上方修正に動く銘柄も今後出てくるだろう。今日は午後4時半現在でM&Aや業界再編絡みの大きなニュースは出ていないが、来週は決算発表の本格化とともにMBO(経営陣が参加する買収)や驚くような増配、自社株買いなども出てきそうである。...
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART15

今日の日経平均は291円安の3万6226円と今年最大の下げ幅を記録した。ただ、今月16日にも282円安と大きく下げていて、短期的な調整局面は今年2度目ということになる。前回の調整は3日続落したあと急反発となった。下げ幅も3日間で最大440円ほどにとどまっている。今回の調整が前回と同規模のスピード調整になるとすれば、日経平均は3万6000円前後で下げ止まる計算になるが、年初から日経平均はざっと3500円も急騰したから、本来であればもう少し下げないと調整一巡感は出ないだろう。今日は3月期決算企業の決算発表シーズン入りを象徴するニデック(6594、旧日本電産)の決算発表があった。会社側は中間決算段階で営業利益ベースで約120%の増益見通しを出していたが、これを従来予想比18.2%引き下げて、前期比80.1%の増益になる見通しだと大幅に下方修正した。期待のEV向け駆動装置「イーアクスル」の販売が大幅に予想を下回ったのが下方修正の要因だ。中国経済が予想以上に悪化していていることを裏付けた結果になったが、これでファナックなど中国を主戦場とする企業の業績下方修正のリスクがかなり警戒される局面になるだ...
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お世話になっております本日は都合によりブログの更新をお休みさせていただきますよろしくお願いいたします
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東証の新たな開示要請で親子上場解消やMBOが続出する? PART14

今日の株式市場はニュースが盛りだくさんだった。まず、日経平均は497円高の3万5963円と終値ベースでバブル後高値を更新した。国土交通省がダイハツ車5車種の出荷停止を解除するとのニュースもあった。さらに、今日は10日ぶりにTOB(株式公開買付け)による企業買収の発表もあった。オンライン診療システムのメドレー(4480)が医療系求人サイト運営のグッピーズ(5127)に対してTOBを実施すると発表。TOB価格は今日の終値比で約81%高い一株3250円と破格のプレミアムをつけた。いい話ばかりではない。今日の最大のニュースはTOYO TIRE(5105)が基準を満たさない不適合部品をホンダのN-BOX向けに納入していたことが文春砲で発覚し、株価が一時2割近く暴落したことだ。同社は2015年にも免震ゴムの品質不正が明らかになり、巨額損失を出した経緯がある。それにも関わらず、懲りずにまた不正を働くことの悪質さは厳しく糾弾されるべきだろう。2015年の免震ゴム不正後に三菱商事が第三者割当増資を引き受け、同社を持ち分法適用会社にしたのだが、三菱商事の監督不行き届きもまた重大だと言える。日野自動車やダイ...