ブログ(会員限定) むしろチャンスか PART3
やはりジョージ・ソロスの読みは正しかった。先週末のブログで、ソロスがイタリアなどの欧州国債を合わせて約20億ドル(1560億円)を11月に買っていたことを書いたが、先週末のEU首脳会合は、間違いなく欧州債務危機の重要な転換点になったと考えられる。EU首脳会合前までは、財政統合に向けた条約改正をユーロ圏17カ国で合意できるかが焦点だったが、蓋を開けてみたら、イギリスを除くすべてのEU諸国(26カ国)が新条約に合意。来年3月までの署名を目指すことになった。もちろん、新条約が発効するまでには最低でも1年以上かかる。条約そのものがまだできていないし、それを各国の議会で批准したり、国民投票にかけたりしなければならず、脱落する国もあるだろう。しかし、欧州が1つの国になる財政統合に向けた歴史的な一歩であることは間違いないし、そもそも債務危機は通貨統合だけして財政がバラバラであったことが原因のため、問題の根本的な解決に踏み出したことは大いに評価できる。市場では債務危機を払しょくするには力不足という見方が多いが、言いたいヤツには言わせておけばいい。そんなことよりEU首脳会合と同時並行で開催されたCOP1...
