ヤマモト

ブログ(会員限定)

円相場の新安値で株式相場の調整に一巡感

株式相場は本格的な調整に入ると思われたものの、円相場が対ドル、対ユーロともに昨年来安値を更新したため、一気に調整一巡感が出てきた。日経平均は今日305円上げて、終値ベースで昨年来高値を更新した。本来であれば、もう少し日柄調整を経ないと、ヘッジファンドの売り崩しに合った場合、再び200円安、300円安といった具合に急落しやすい脆弱な相場になってしまう。今回は25日移動平均(1万439円)にあと50円というところまで急接近して反発した。決算発表シーズンに入ったこともあり、しばらくは低位株や好業績株など個別材料株物色になりそうだ。建設やノンバンク、不動産・含み資産といった先駆したテーマ株は基本的には上げ過ぎの反動で日柄調整が必要な段階にあり、個別に材料が出た銘柄が買われる展開になると見ている。当欄でお馴染みのアイフル(8515)は、きのう25日移動平均を瞬間的に下回ったところで40円以上急反発した。今日も25日線まであと7円というところまで下げたが、結局は2円高で終わるなど、25日線が下支え線になりそうな雲行きだ。先に調整局面に入っていた同じ消費者金融のJトラスト(8508)は、昨年11月か...
ブログ(会員限定)

末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引 PART3

株式相場は本格的な調整局面に入ったようだ。前回書いたように、日経平均はやはり先週、水・木の急落だけでは調整が済まなかったようで、今日は222円安の1万486円の安値引けとなった。先週木曜日につけた安値が1万432円であり、明日切り返せばチャート上は短期的に三点底(トリプルボトム)になるのだが、今回の調整はそんなに甘くはないだろう。やはり何と言っても、昨日の日銀の追加緩和の中身が詐欺的な内容だったことが響いている。確かに、インフレ目標2%の枠組みでは安倍政権と政策協定を結んだものの、それを実現するための具体的な方法については何1つ発表がなかった。資産買い取り基金の残高を10兆円増加するとのことだが、これも来年1月からのスタートで、日銀決定会合に期待していた市場参加者はキツネにつままれたような面持ちだろう。はっきり言って、日銀にしてやられた感じだ。そんなわけで、日本株はヘッジファンドの仕掛け売りを喰らってしまっている。来週28日(月)から国会が始まるので、株式市場や為替市場に対する安倍内閣からの援護射撃やリップサービスは来週から再び期待できそうだ。今月いっぱいは基本的に日柄調整と見ておくの...
ブログ(会員限定)

末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引 PART2

いま、某週刊誌と記事の内容について揉めている。明日、編集者が謝罪文を持って事務所を訪ねてくることになったが、先方の対応次第では面倒なことになるかもしれない。というのも、明らかに間違ったことを書いているのに、是が非でも訂正記事は出したくない、というのだ。私もこの業界に入って四半世紀以上経つから、編集部の事情もわからないではない。しかし、ひとこと訂正しておけば済むことなのに、その何十倍ものリスクを抱え込んでしまおうというのだから、この業界の体質にはあきれる。今日は再びヘッジファンドと見られる仕掛け売りで、円相場は急伸、日経平均株価は165円安で引けた。やはり先週、水・木の急落だけでは調整が終わらなかったようだ。明日の日銀金融政策決定会合の結果を見るまでは動けないという機関投資家も多いようだ。こうなると、明日の株式相場は先週木曜日と同様、かなり乱高下するだろう。今日、株式新聞のコラムで取り上げたセイコーHD(8050)が急騰した。東証一部値上がりランキング5位に入った。先週月曜日発売の週刊誌でも私の名前でセイコーをイチ押しとしているのだが、そのときはほとんど無反応だったから、やはり株式新聞の...
ブログ(会員限定)

末恐ろしいヘッジファンドの裁定取引

きのうまでの2日間の急落は、これまでの2ヶ月間、株高の原動力になってきたヘッジファンドの「円売り・株買い」のポジションが、与党幹部の円高警戒発言によって一気に解消された結果起きた、ある意味で交通事故のような急落だった。しかし、張本人の甘利・経済財政担当大臣が円高警戒発言を否定したため、わずか1日半で日経平均は昨年来高値まであと40円に迫る水準まで急騰。終値ベースでは昨年来高値を更新している。来週22日の日銀金融政策決定会合で追加量的緩和政策が打たれると報道され、不動産株や含み資産株、輸出関連株などが一気に買い戻された。目先は出遅れた精密や自動車などの輸出関連株が面白いと見ている。セイコーホールディングス(8050)、富士機工(7260)、いすゞ自動車(7202)あたりに注目している。また、東京都競馬(9672)や昭和飛行機(7404)など含み資産株が第2ラウンドに入りそうな予兆もある。
ブログ(会員限定)

やっぱりスピード違反だった PART2

野田前総理の解散予告から始まった今回の大相場は、2ヶ月間で日経平均を約2300円押し上げた。しかし、ほぼ一本調子の上昇で、これまで調整らしい調整が入らなかった。12月半ばと大発会直後に大きめの下げがそれぞれ2日続いたが、それで相場の健全性が維持できるはずもなく、今日、まさに本格的な調整が入ったと言える。今日の日経平均は278円安と過去1年で最大級の下げになった。大証の日経225先物の出来高も11万6000枚と、過去1年で最大の出来高であり、明らかにヘッジファンドなど短期筋の仕掛け売りが入ったと見るべきだ。きっかけは昨日の甘利経済担当大臣の円安警戒発言である。これで円相場は対ドルで2円弱、対ユーロでは4円近くも円高に振れてしまった。アベノミクスで上がった相場だけに、安倍総理側近の閣僚からこうした発言が出てしまうと、これまで買いまくっていた外国人投資家は梯子を外された気分だろう。日経平均は25日移動平均(1万115円)とは500円近い乖離があるので、もう少し下を見ておくべきか。調整が急なだけに、調整終了後も急反発が起こると見ている。ただし、目先はポジションを軽くして様子を見るのが無難だろう...
ブログ(会員限定)

やっぱりスピード違反だった

12月下旬の株式講演会でイチ押し銘柄とした東京都競馬(9672)は、2週間あまりで80%以上も暴騰した。それはそれで大当たりだったのだが、あまりにも短期間の暴騰だったので、7日に東証の日々公表銘柄となり、10日には信用取引の委託保証金率が50%以上(うち現金20%以上)という「増担保(ましたんぽ)」措置がとられた。同じく、昨年11月からの講演会で注目銘柄に挙げていたアプラス(8589、大1)も、60円台から250円台までぶっ飛んでしまったので、都競馬と同様、10日に増担保となってしまった。ともに10日木曜日に急落したが、今年の相場の2大テーマ(企業再生、含み資産)の中心に近い位置にいて、かつ、人気化しやすい低位株だけに、スピード調整で終わり、再び高値を目指すと見ている。相場格言に「一時規制に売りなし」というものがある。「一時規制は買い」とも言う。日々公表銘柄に指定されること自体は大きな障害にならないのだが(アイフルの日々公表指定は昨年11月)、増担保規制は確かにボディブローになる。個人投資家の信用取引での買い余力が削がれるからだが、都競馬はファンドマネージャーに結構好まれる銘柄で、小泉...
ブログ(会員限定)

当たり過ぎて悩む

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。去年の東証一部の年間上昇率ランキングが発表された。第1位は私が再三注目してきたアイフル(8515)で上昇率は441%。簡単に言えば、株価が5.4倍になったということだ。第3位も私が何度も取り上げたオリコ(8585)で上昇率は365%。第8位のトーセイ(8923)も同様。私の講演会に来ている人や、絆の会のブログの読者、それに株式新聞のコラム「山本伸の株式調査ファイル」の読者なら3銘柄よもお馴染みの銘柄だろう。2012年 東証1部年間値上がり率ランキング           上昇率 年末終値 1 アイフル    8515 441.7%   585円 2 サンフロ不   8934 417.9% 43500円 3 オリコ     8585 365.7%  326円 4 クスリアオキ 3398 254.7% 4675円 5 モノタロウ   3064 240.4% 2778円 6 ネクスト    2120 198.2% 841円 7 カーバイド   4064 173.2% 306円 8 トーセイ    8923 157.2% 50700円...
ブログ(会員限定)

国策相場に乗れ! PART2

今週は正月休みに向けた利食い売りや、ポジション調整の売りがかなり出ると予想していたが、それを補って余りあるほどの外国人買いが入っているようだ。大納会2日前の今日、日経平均が150円高の1万230円と3月の年初来高値1万255円に肉薄したということは、年内あと2日で高値更新は間違いないと予想している。今日の全市場の値上がり30傑の中に、当ブログや私が講演会で今年後半に注目銘柄として取り上げたものが10銘柄も入っている。堂々の第1位のアプラスフィナンシャル(8589、大1)は、28円高(上昇率36.8%)の104円で、一時30円ストップ高となった。アプラスは絆の会のブログで何度も取り上げたし、直近の講演会(21日の株式新聞「年間セミナー」、23日のFP研究所セミナーなど)で2カ月連続で取り上げてきた銘柄。ちなみに、きのうの全市場値上がり率トップの東京都競馬(9672)も、先週の講演会で私がイチ押銘柄としたものである。ほかには、第4位のオリエントコーポレーション(8585)が63円高(26.6%)の300円、5位の東栄住宅(8875)が260円高(25.2%)の1292円、7位のアーネストワ...
ブログ(会員限定)

国策相場に乗れ!

前回、日銀会合前の日経平均237円高(今年最大の上げ幅)は何とも不気味だと書いたが、やはりその予感は的中した。日経平均はきのうの121円安に続いて、今日も99円安と大きく下げた。特に、今日は朝方の高値から一時250円も下げたわけで、明らかに投機筋の売り仕掛けによるものと言えるだろう。来週は正月休みに向けた利食い売りやポジション調整の売りがかなり出るだろうが、現物なら押し目は買いだろう。次期政権の国策はインフレを起こすことだから、来年はインフレヘッジとしての株の実需買いが本格化するに違いない。今日も日経平均は99円安と急落したにも関わらず、不動産株は軒並みと言っていいほど年初来高値を更新している。当ブログでもお馴染みのケネディクス(4321)やトーセイ(8923)は、ともに東証一部値上がり30傑に入っているし、同じく何度も取り上げたレーサム(8890)はジャスダック市場の値上がり14位に入った。引き続き、これら不動産流動化関連株は「ないものねだりの買い」で、不動産セクターの中でも突出したパフォーマンスになりそうな雲行きだ。アイフル(8515)やジャックス(8584)などのノンバンクは調整...
ブログ(会員限定)

世界同時株高が進行 PART5

先月14日の野田首相の解散予告から、日経平均は今日で約1500円上昇した。しかも、この1カ月あまりの上げ相場の中で、今日の237円高は最大の上げ幅である。あすの日銀金融政策決定会合の結果発表を控えて、この上げ幅はなんとも不気味だ。あすの結果発表では、10兆円の追加緩和が有力視されているが、「追加緩和は来月に持ち越す」との見方も浮上している。日銀関係筋がメディアにリークしたとされる情報では、「インフレ目標に関しては来月の政策決定会合で、現在の1%から2%に引き上げることを検討する」とのことだが、あすの会合については、同じく日銀幹部が総選挙前に「10兆円の追加緩和」をほのめかしたため、それが市場のコンセンサスになっている。いずれにしても、あすの追加緩和の有無で相場は大きく動くだろう。年末年始に日経平均が高値を追うにしても、いったんは調整を済ませておかないと、どこかでドカンと下げるリスクがある。目先は慎重に行きたい。きょうはアイフル(8515)をはじめとした当ブログの常連銘柄が急騰した。一番上がったのがオリエントコーポレーション(8585)で、28円高の215円と15%の上昇。東証値上がりラ...