ヤマモト

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アベ・トレード復活 PART4

12月相場に入って、相場の流れは微妙に変わってきたように思う。何度も書いているように、決算発表シーズンが11月半ばで終わってからというもの、テーマ株物色の色彩が濃くなっている。今日、東証一部値上がりランキング第1位になったマーベラスAQL(7844)は私がよく講演会などで取り上げる銘柄だが、アニメ関連の成長株として注目度が高い。今日は150円ストップ高の851円と21%も上がっている。値上がり第3位のだいこう証券ビジネス(8692)も、これまた私がよく取り上げる銘柄で、日本版NISA(少額投資非課税制度)で口座開設の特需が発生していると先週末に日経が伝えた。まさしく私の読み通りなのだが、これも150円ストップ高と16%も急騰。ともに年初来高値を大幅に更新した。最近、当ブログでは東証二部銘柄を取り上げることが多いが、直近で取り上げたマミヤ・オーピー(7991)、日本インター(6974)はともに今日15%前後急騰し、東証2部値上がりランキングの4位、2位に入った。マミヤ・オーピーは15日(終値で198円)に取り上げてからすでに6割近く暴騰、27日に取り上げた日本インター(当日の終値は195...
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アベ・トレード復活 PART3

きのう、日経平均は約半年ぶりに終値ベースで年初来高値を更新した。今日は目標達成感から、早速、一時急反落となったが、相場の基調は相変わらず非常に強いと言っていい。なお、TOPIXの終値ベースの年初来高値は1276ポイント、直近の同高値は1261ポイントで、約1%年初来高値を下回っている。終値ベースもくそもなく、普通に5月の年初来高値を更新しているのが東証二部指数だ。同指数の5月の最高値は3437ポイント。これに対して9月の高値は3425ポイント、そしてもう1カ月以上前の10月22日に3444ポイントと年初来高値を更新。10月30日には3456ポイント、そして今日は3467ポイントとジリジリと高値を更新してきている。日経平均は今月8日の安値1万4026円から、きのうは1万5729円まで12%も急伸したが、この間、東証二部指数は2.4%しか上がっていない。先行して上昇したのだから当然と思われるかもしれないが、マザーズやジャスダックと同様、二部市場も個人投資家の持ち株比率が高いので、直近の株価の出遅れは個人の税金対策売りが主な原因と考えられる。東証二部市場は他の3市場に比べて、断トツで株価が割...
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アベ・トレード復活 PART2

日経平均は月曜日に終値ベースで5月につけた年初来高値まであと8円まで迫って力尽きた感じになっている。ここから日柄調整に入るのか、あるいは今週再び年初来高値にトライするのか、すべてはメインプレイヤーの外国人投資家次第と言えるが、どちらになるかは微妙な情勢である。私が当ブログや直近の講演会で取り上げた東証2部銘柄が大きく買われている。東亜石油(5008)は今日で4日連続年初来高値更新となったが、ブログに書いた10月23日の終値が172円で、今日の高値が265円だから、すでに5割以上値上がりしたことになる。15日のブログに書いたカジノ関連のマミヤ・オーピー(7991)も、198円から直近で258円と3割の上昇である。私は以前から今月15日の決算発表終了以降は、再びテーマ株物色になると予想してきたが、やはり現状はその通りになりつつあると言えるだろう。18日には燃料電池関連株が物色されると予想したが、今日は2時半現在で日本インター(6974)が東証2部値上がり第2位、第一稀元素(4082)が値上がり23位にランクインした。こうしたテーマ株物色は年末に向けて一段と盛り上がると予想される。
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アベ・トレード復活

前回書いたように、今年5月まで盛んに見られた「日本株買い・円売り」を特徴とする「アベ・トレード」が完全復活してきたようである。円相場は今日、一気に1ドル=102円台に突入しようとしていて、午後5時現在までのドルの高値は101円91銭、ユーロは137円99銭である。その一方で、日経平均は237円高で今日は終わったわけだから、これはヘッジファンドが得意なアベ・トレード以外の何物でもない。今日は円安が進んだ関係で輸出関連株が買われ、建設・不動産などの内需関連株が幅広く売られる展開になった。前述した通り、アベ・トレードを盛んに行なっているのはヘッジファンドだが、今日、建設株などを思い切り売ったのもヘッジファンドと思われる。というのも、今日値下がり上位に入った熊谷組(1861)、大豊建設(1822)、冶金工(5480)、それに鉄建建設(1815)にしても、結構な大商いだったからで、単に建設などの内需株から輸出株への資金シフトではここまで商いが膨らまないからだ。ちなみに、今日は東証一部値下がり30傑に建設株が10銘柄も入っている。しかし、その一方で、値上がり上位には輸出関連株はほとんど入っていない...
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想 PART6

前回書いたように、私は短期的には日柄調整に入ると見ていたのだが、きのう日経平均は私の予想とは逆の289円高と急伸した。今朝も一時200円以上急伸したものの、後場から一気に売られて50円安まであり、結局は16円高とほぼ行って来いで終わった。きのうから今朝の急伸は、明らかにヘッジファンドの「仕掛け買い」と見て間違いない。円相場も一気に1ドル=101円台まで円安に振れたところから判断して、今年5月まで盛んに見られた「日本株買い・円売り」を特徴とする「アベ・トレード」が大規模に行なわれたと考えられる。本来、調整に入るべきタイミングで再び急伸するというのは、やはり5月までによく見られた現象だ。アベノミクス相場の第二弾が本番を迎えたと見ることもできるが、第1幕の前半ならまだしも、ほとんどの銘柄が底値から大幅に上がった現状では、銘柄選びや投資するタイミングを間違えると大変な目に合ってしまう。要は、アベノミクス相場の第1幕ではほとんどの銘柄が底値付近にあったので、何を買ってもたいてい儲かったが、いまはそうは行かない。投資の手腕が試される段階に入ったと言える。今後、安倍政権が続く限り、株価の長期的な上昇...
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想 PART5

前回、先週の日本株急騰について「ヘッジファンドの買い戻しが急騰の原動力だけに、それも今朝の午前中で一巡した感がある」と書いた。いまのところ、それはズバリ的中していて、日経平均は月曜日の前場につけた1万5273円が戻り高値になっている。個別銘柄でも、先週急騰した銘柄の大半は、月曜日の午前中に高値をつけている。金曜日や月曜日は、いろいろな人に「まだ買っていいのか?」とか、「何を買えばいいのか」と聞かれたが、「日柄調整に入るから、目先は買わない方がいい」と答えていた。先週金曜日のラジオNIKKEIの打ち合わせの時も、「毎月、今日、第三金曜日が転機になるから、あまり強気なことを言わない方がいい」てなことを言ったのだが、スルーされた。きのうの日経夕刊一面トップで、「都市再開発 官民で新駅」という見出しの記事が出た。国土交通省が来年度に、大都市圏の交通が不便な地域に、官民連携で鉄道やバスの停車駅をつくる制度を創設するという。対象となる地域は「都市の国際競争力を高める必要があると国が指定した11地域」だそうだが、この記事にはその11地域の表が載せられている。神奈川県は2つあって、1つは「横浜中心部・...
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想 PART4

先週の日本株の急伸は、やはり米国株のオプションSQに向けたヘッジファンドの巻き戻しが最大の原因だったと考えられる。イエレンFRB副議長の公聴会もイベント・ドリブン型のヘッジファンドの買い仕掛けにつながった面もあり、日本株やドルを空売りしていた多数派のヘッジファンドは、仲間のヘッジファンドに踏み上げを食らった格好である。しかし、ヘッジファンドの買い戻しが急騰の原動力だけに、それも今朝の午前中で一巡した感がある。個別銘柄では、まだショートカバー(空売りの買い戻し)が一巡していない銘柄も多いので、板の薄い銘柄は今週いっぱいくらいまでショートカバーが入り続けるかもしれない。つまり、平均株価や主力株の上昇は一服し、ノンバンクや不動産関連などのテーマ株は個別でまだ反発が続く銘柄もあるだろう。何度か書いたように、今週からは決算発表も終わって、再びテーマ株物色が強まってくるタイミングである。そう考えると、今週は日米で大規模な自動車ショーが開催されるため、次世代エコカーの本命である燃料電池車関連などにも物色の矛先が回るかもしれない。
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想 PART3

13日の証券スクールの講演会で、私は「15日の米国株のSQまで、日本株は波乱含みで大きく揺れる。当然、上方向も含めて」と述べた。最近は為替相場も含めて、毎月第2週の日本株のSQより、第3週の米国株のSQに相場が大きく振らされる傾向が強まっている。米国株のSQに向けて日本株が上方向に振らされた結果、バーゲンセールは私の想定よりも早く終わってしまった。しかし、個別銘柄ではまだまだバーゲンセールの銘柄がたくさんあるので、値引き率は落ちたものの、押し目買いのチャンスであることに変わりはない。とりわけ、含み資産株や不動産流動化関連株、倉庫株など不動産絡みの銘柄と、ノンバンク、証券、銀行など早めに調整に入った銘柄群は、いまだセール中と考えられる。建設株などのオリンピック関連株については、鹿島を筆頭にスーパーゼネコン各社が業績の下方修正を発表したことが嫌気され、今月いっぱいは日柄調整になると予想される。ただ、大豊建設(1822)や熊谷(1861)などのトンネル関連株は、ゼネコンの中では希少価値が高いため、ないものねだりの買いが継続的に入りそうである。おそらく、大した調整にはならないだろう。一方、JR...
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想 PART2

羽田経由のJR新線構想が表面化した効果がじわじわと現れ始めている。事業主体のJR東日本の株価はまったく振るわないものの、日本冶金工が今日、10月末以来の高値をつけたほか、東亜石油も今日、終値ベースで年初来高値をつけている。日経平均株価も先週金曜日の1万4026円が目先の底値となったようで、このまま年末に向けて本格的な上昇相場を形成する可能性が高まってきたと見ている。個別銘柄では、来年からのキャピタルゲイン税の増税を受けて、個人投資家の持ち株比率が過半を越すような銘柄は、年末に向けて節税対策売りで急落するものも中には出てくるだろうが、法人の持ち株比率が多い一般的な銘柄は、節税対策売りを過度に気にする必要もないと思われる。というのも、大口の個人投資家ほど節税対策に早めに取り組んでいるからだ。ただ、一部の大口投資家の話を聞いてみると、流動性の低い銘柄については、節税対策売りをあきらめて、そのまま持ち続けるという人もいる。実際はどうなのかわからないが、節税対策売りでクロスを振ると、当局に睨まれるから放っておくという人もいる。また、あまり利益の出ていない銘柄は、はなから節税対策売りをするつもりが...
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ついに出てきた羽田経由のJR新線構想

私は見ていないのだが、NHKが先週金曜日の夜に、JR東日本が東海道貨物支線を使った都心と羽田空港を結ぶ新線の整備を検討していると報じたようだ。ネット上には11月9日午前4時に「JR 都心と羽田結ぶ新路線整備検討」という見出しでアップされている。私が9月から一人で大騒ぎしている、羽田空港を経由したJR新線構想である。このニュースでは「関係者によりますと・・・」との注釈がついているので、JR東日本内部からのリーク情報と見て間違いない。これの後追いニュースが産経や朝日、読売など複数の新聞社から出ているので、このニュースの確度は相当に高いと言える。NHKによれば、京急と京成が丸の内の地下を通って羽田と成田を結ぶ「都心直結線」構想を進めようとしているため、その対抗措置として東海道貨物支線を利用した羽田アクセス線で先手を打つ狙いがあると、このニュースでは分析している。問題は、このニュースが東海道貨物支線の川崎側の利用について、なに1つ触れていないことである。ウェブ上にある地図では、山手線田町付近から羽田空港までの新路線の簡単な地図しか出ていない。これもあって、日本冶金工(5480)や東亜石油(50...