ヤマモト

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART91 

日経平均、TOPIX(東証株価指数)ともに今日は3日続落となった。ただ、両指数ともに25日移動平均線を上回って推移していて、年末接近という特殊要因を考慮すると極めて値動きは堅調だと見ていいだろう。先週末にメジャーSQを通過したことで、海外勢はクリスマス休暇に入ったところが多く、無理な売り仕掛けに動く向きも激減するだろう。一方で、個人の税金対策売りは年末近くまで続くため、小型グロース株、業績がイマイチで株価が下落基調にある中小型株やPBR(株価純資産倍率)1倍割れ銘柄は、個人投資家の見切り売りや損切が継続する銘柄がかなり出ると推測される。ただし、前回書いたように、東証が年明けから2月頃に親子上場に関する東証自身の考え方を初めて表明したり、MBO(経営陣が参加する買収)や完全子会社化に関する企業行動指針の見直しを表明する一方で、PBR1倍回復要請第2弾に向けての取り組みを表明する予定がある。これを材料に、近く親子上場関連やPBR1倍割れ銘柄の人気が再燃する可能性が高いと私は見ている。すでに一部の親子上場関連は先行して買われていて、能美防災(6744)や沖縄セルラー(9436)、アイチコーポ...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART90 

今日は今年最後のメジャーSQだったが、やはり波乱の展開になった。前回も書いたように、SQ2日前の「急落の急所」(11日)は日経平均が300円高の3万9372円と異様なほど上昇し、昨日も一時700円以上も急騰して4万0091円の戻り高値をつけるなど、異様な展開だった。結果的に見れば、売り方を締め付ける踏み上げ相場だったわけだが、それにしても今日の日経平均は一時600円超下げたわけだから、やはり年末のメジャーSQらしい波乱の相場展開だったと言えるだろう。以前、当欄で東証が「PBR1倍回復要請第2弾」を近く実施すると予告した。その要請時期を推測するうえでのヒントとなる東証の有識者会議「市場区分の見直しに関するフォローアップ会議」が10日に開催され、東証から重要な資料が提示された。その中でいわゆるPBR1倍回復要請については「25年2月頃」に施策の評価や見直しを議論する、と表明した。また、親子上場などについて、東証の考え方・方針を初めて公表するという。それが「25年の年明け頃」とのこと。その関連項目として「非公開化」について、少数株主保護の観点から企業行動規範の見直し案を「25年2月頃」に提示...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART89 

今日はメジャーSQ2日前の「急落の急所」だったが、日経平均は前引けの250円安を底に大引け間際にプラス転換して、結局300円高の39372円で引けた。TOPIX(東証株価指数)も0.3%上昇して2749ポイントと今日の高値圏で引けた。昨夜、円相場が一時1ドル=152円台まで円安が進んだために、「円売り・日本株買い」の裁定取引が継続的に入ったことが堅調な要因と見られるが、今夜発表の米CPI(消費者物価指数)次第で、週末のメジャーSQに向けて再びヘッジファンドなどの売り方が巻き返す展開も考えられる。11月の米CPIは市場予想で前月比プラス0.3%、前年日でプラス2.7%となっている。10月は同プラス0.2%、プラス2.6%だったから、若干インフレが上昇する予測になっている。ほぼ市場の予想通りであれば、来週のFOMC(米連邦公開市場委員会)で0.25%の利下げが実施される確率が大きく高まる。市場予想を大きく上回る消費者物価上昇にならない限り利下げ見送りはなさそうだが、週末の日本株のメジャーSQは今夜の米CPI次第で上下にかなり振れそうである。正直なところ、私は今日の日経平均は39000円を割...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART88 

今夜発表される米雇用統計が手控え要因となり、今日の日経平均は304円安の3万9091円と5日ぶりに急反落した。11月の米雇用統計自体は前月比で大幅な改善が予想されている。10月の米雇用統計の非農業部門の就業者数は1.2万人増と異例の少なさだった(20万人増が好不況の分かれ目の目安)。今月は市場予想で21.5万人増が見込まれているから、市場予想を多少下回っても前月比では大幅な改善になる。ただ、米国株の急伸が続いてきただけに、今回は雇用統計の内容に関わらず、このイベント自体が材料出尽くし売りのきっかけになる可能性がある。連れて為替相場も上下に大きく動く可能性があり、警戒が怠れない。既に急騰してきたビットコインが今日一時10%超急落するなど一部の投資対象が売られ始めている。日本株は来週末の今年最後のメジャーSQに向けて火曜日辺りからヘッジファンドなどの売り方と買い方の熾烈な攻防戦が始まると予想される。今日はかろうじて日経平均も3万9000円の大台を維持したが、来週は今週以上に大幅な株価の下振れ、あるいは上振れがありそうだ。今朝、三菱重工のフォークリフト子会社で私が講演会や雑誌などで昨年何度も...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART87 

日経平均株価は昨日の大幅な急反発して、3万9000円の大台を回復した。昨晩の時間外取引では「円買い・日本株売り」の裁定取引主導で一時3万8860円まで売り込まれたが、東京市場に入ってからは、一時前日比で180円安の3万9062円まで下げる場面があったものの、終日3万9000円台をキープして、結局27円高の3万9276円で終わった。円相場も昨夜は148円60銭台まで円高が進んだが、午後4時現在で150円台へと戻っている。世界の株式市場を見渡してみると、少し前まで米国株の一人勝ちと思われていたものが、直近ではドイツDAX指数が昨日初めて2万ポイントの大台に乗せたほか、イギリスFTSE100指数も史上最高値に肉薄、さらに全ての輸入品に25%の関税をかけるとトランプ次期大統領に脅されたカナダ株(S&Pトロント総合指数)も史上最高値更新が続くなど凄いことになっている。直近の日本株の急伸は出遅れ修正に過ぎないが、いわゆる「トランプ2.0」を警戒して日本株を売っていた向きが、改めて買い直しているのが実情だ。もっとも、来週末は今年最後のメジャーSQとなる。ヘッジファンドや商品投資顧問などの短期筋は来週...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART86 

今日の日経平均は月末とあって内外の年金基金などのリバランスの売りや、海外ファンド勢の決算対策売りなどに押されて、午前中に昨日に次いで再び一時3万8000円を割り込む場面があった。午前中に一時350円超下げた際は、昨日から本格化した円買いの仕掛け売りとセットで行なわれる「円買い・日本株売り」の裁定取引がヘッジファンドなどからかなり出たとも推測される。海外投機筋の日本株の売り仕掛けは、日経平均3万8000円の壁をなかなか突き破れないものの、円相場は150円の壁を突き破って140円台への台替わりが実現しそうなレベルまでの水準訂正を実現させている。個人投資家は今後、大口投資家ほど税金対策売りに動くと見られるから、株価を支える押し目買い要因としてはあまり期待できそうにない、内外の機関投資家もトランプ関税に怯えて、米国以外の欧州株やアジア株の投資ウエイトを積極的に増やすとは思えない。せいぜいポートフォリオに占める株式の投資ウエイトを現状維持にとどめ、トランプ関税の影響が少ない銘柄に組み替えるなど、ポートフォリオの入れ替えが中心になるだろう。日本株で言えば、内需関連株(建設、小売り、鉄道、電力・ガス...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART85 

トランプ次期大統領がメキシコとカナダに対して25%、中国に対して10%の追加関税をかけると表明したことで、日経平均は307円安の3万8134円と大幅続落した。対米貿易黒字が大きい韓国、台湾、タイなどでも平均株価は急落したが、意外なことにカナダのトロント総合指数は2日続落したものの、2日間の下落率は0.2%とほぼ横ばいと言えるレベルである。しかも、これは25日につけた史上最高値から0.4%しか下げていないのである。これはトランプ関税でカナダ株が大して影響を受けないと考えている投資家が多いことを示しているが、その根拠は一体何なのだろうか。米国にとってカナダは中国、メキシコに次いで第3位の貿易相手国。貿易赤字も748億ドルと第3位で日本の715億ドルよりも大きい。ただ、カナダ国内では今回の25%の追加関税が再来年に迫った自由貿易協定(USMCA)見直しを有利に進めるためのブラフ(脅し)であって、実際には一部の品目を除いて実現しないと見ているようだ。一方、メキシコ株はトランプ発言が伝わった26日に1%安と急落。今月7日の直近高値からは4%、2月につけた最高値からは17%下げている。これは25日...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART84 

日経平均は今日の前場段階で770円高の3万9053円と一時3万9000円台を回復したが、戻り待ちの売り物に押されて大引けでは496円高の3万8780円と、25日移動平均(約3万8680円)をやや上回るレベルで引けた。米国株の上昇の勢いが止まらず、NYダウは先週末に426ドル高の4万4296ドルと終値ベースで2週間ぶりに過去最高値を更新。今日の時間外取引ではさらに250ドル超上げて4万4500ドル台とザラ場ベースでも高値を上回る格好になった。米大統領選終了翌日から再燃したトランプトレードは、11日にNYダウ、ナスダック指数とも最高値を付けるまで続いたが、その後は上げ過ぎの反動で調整局面に入っていた。まだナスダック指数、S&P500指数ともに11日の高値を抜けていないので、調整が一巡したとは言い難いものの、米国株に世界のマネーが向かい始めているのは確かである。逆に、大型景気対策への期待から9月から10月にかけて急騰した中国株が売られている。今日は日本株だけでなく、韓国株・インド株なども急騰していて、世界規模で機関投資家のポートフォリオを見直す動きが起きているのかもしれない。ドル円相場も今日...
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