ブログ(会員限定) 米国株離れ
先週のNYダウは火曜日の291ドル安に続いて、水曜日が195ドル安、金曜日も251ドル安と3回も大幅な下げに見舞われた。これに対して日経平均株価は大幅な米国株安を受けた水曜日が27円高、木曜日が189円安、そして今日が116円安と大した下げにはなっていないし、水曜日は逆に上がっている。日本株がアベノミクス相場の初期を思わせるような米国株離れを2年ぶりに起こしつつあると思われる。もちろん、その原動力はGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)や日銀などの公的資金の買いだ。市場では最近、日本郵政グループの簡保の買いも話題になっている。野村の試算によると、GPIFと共済年金だけで買い余力が13兆円あるというから、おそらくいまのような日本株の底堅さは短くともGPIFと共済年金が運用統合する今年秋まで、長ければ来年3月までは続きそうだ。こうした公的資金によるPKO(買い支え)は、安倍政権のデフレ脱却策として正当化されているので、投資戦略としては彼らに提灯をつけるのが意外に正解なのかもしれない。そういう点では、最近高値更新が続出している食品株や内需系のバリュー株(超低PER株や超低PBR株など)が...
