2025-06-11

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トランプバブルPART2が始動か PART15

日経平均は先週末発表の米雇用統計が市場予想を上回ったことを契機に「円売り・日本株買い」の裁定取引が活発化したこともあり、3万8000円の岩盤を3カ月ぶりに突き抜けて4万円の大台を目指す動きになりつつある。米中関税協議が進展し、中国側がレアアースの輸出許可を相次いで出していることも好感されている。米国債の格下げに伴う米国売りも一巡して、年金基金などが米国株の投資ウエイト引き上げに動いているようだ。米国株はナスダック指数が最高値まで2%強となり、NYダウもあと4%ほどで最高値に到達する。もっとも、米国株全体の動きを反映するS&P500指数は最高値まであと1.6%に迫っている。こうなるともはや米国株は最高値圏という認識が必要だろう。すでにトランプ関税はほぼ株価に織り込まれたと言っても過言ではない。もちろん、日本株についてはその限りではないが、自動車や鉄鋼などの分野別関税以外の相互関税はいずれ交渉によって来年前半頃までには廃止ないしはかなりの低率で確定すると予想されるため、一部の特定業種以外は悪材料視されなくなるだろう。来週のG7前後に開催される日米首脳会談で関税交渉が決着する可能性はかなり低...