2025-03

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART117

前回のブログで、11日にTOPIX(東証株価指数)の日足チャートで相場のトレンド転換を示唆する「トンボ」と呼ばれる同時線が出現したため、日本株は短期的な上昇トレンドへの転換が期待できると書いた。実際、TOPIXは12日から3連騰となったし、日経平均も昨日こそ29円安と小幅に下げたものの、今日は263円高と急伸した。しかも、NYダウは昨日まで4日連続の急落基調で、1月末高値からの下落率は10%を越えている。ナスダック指数も昨日は一時409ポイントも下げ、終値も345ポイント安の1万7303ポイントと半年ぶりの安値を付けている。2月高値からの下落率は14%に達している。米国株の急落が止まらないのに日本株が急反発できたのは、ドイツ株と同様、日本株も米国株離れが進んだからと考えるとわかりやすい。これまで日経平均は米国のAI・半導体関連株やナスダック指数との連動が強すぎて、下落時は米国株以上に下げる傾向があった。しかし、日経平均への寄与度がファーストリテイリング並みに大きかった東京エレクトロンの株価が、昨年の史上最高値から半値レベルに暴落したほか、他の日経平均への寄与度が大きい半導体関連株も軒並...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART116

米国株が大幅に続落したにも関わらず、日経平均は小反発して終わった。今日は3カ月に1度のメジャーSQ2日前にあたる「急落の急所」だったにも関わらず、である。米国株の下落が止まらないのは、AI・半導体を中心としたテックバブルが崩壊しつつあるところへ、トランプ関税の迷走によって米国経済の下振れ懸念が一気に高まってきたからと言える。一方、このタイミングでの日本株の反発は週末のメジャーSQを前にヘッジファンドなど投機筋が買い戻しを一気に進めているからと考えられる。テクニカル面でも日本株の反発を強く示唆するサインが点灯した。日経平均ではわかりづらいのだが、TOPIX(東証株価指数)の日足チャートを見ると、相場のトレンド転換を示唆する「トンボ」と呼ばれる同時線が昨日出現した。これは始値と終値がほぼ同じで、上ヒゲがほとんどなく、長い下ヒゲが出るのが特徴である。TOPIXは昨日、一時約3%下げたが、終値は1.1%安だった(日経平均も一時前日比で1200円超下げたが、終値は230円安と0.6%しか下げなかった)。このトンボ線はトランプ大統領がメキシコ、カナダ、中国に対する関税発動を予定通り行なうと発言した...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART115

今日の日経平均は終値こそ141円高の3万7028円と反発したが、場中には180円安の3万6705円と先週の安値を更新して、昨年9月以来の安値を付ける場面があった。チャート的にはまだ底打ちを確認できない状況が続いていて、この地合いで今週末のメジャーSQを迎えた場合、3万6000円の大台割れも視野に入れておく必要がある。米国株も明確に調整局面入りしていて、当面はシートベルトをしっかり締め直す必要があると言えるだろう。円高が止まらないことも日本株にはマイナスに働く。日本が今週、米国が来週メジャーSQを迎えるため、今は円キャリートレードの巻き戻しを狙った「円買い・日本株売り」や「円買い・米国株売り」が増えている模様で、投機筋の売り買いの攻防戦は明らかに株の売り方優位の展開になっている。しかも、日本株は3月決算期末が近づいていることもあり、株の需給はどうしても悪化してしまいがちだ。配当利回りの高い銘柄には配当権利取りの買いもかなり入っているが、それもあと2週間ほどで終わってしまう。4月にはトランプ大統領が自動車や半導体、医薬品、鉄鋼、非鉄金属などの関税引き上げを予告しているため、その不確実性から...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART114

トランプ関税による経済への悪影響が広がる中で、米ハイテクバブルの崩壊懸念が一段と高まり、株式市場は日米ともにショック安に見舞われた。ナスダック総合株価指数は今週、5カ月ぶりに一時1万8000ポイントの大台を割り込んだ。2月高値からの下落率は10%に達した。昨年11月の大統領選後のトランプラリーによる上昇を全て吐き出した格好だ。半導体関連株の指標となるSOX指数(フィラデルフィア半導体指数)も、昨年8月の第暴落時に迫る4500ポイント割れで昨日は引けたが、こちらは1月高値からの下落率が約19%に達した。NYダウの1月高値からの下落率は5%未満と大した下げではないが、日経平均はSOX指数との連動性が非常に高い。またナスダック指数は時価総額指数ということもあり、エヌビディアやアマゾン、テスラなど時価総額の大きい大手テック株の急落の影響が極めて大きい。テスラは昨年12月高値からすでに40%超の下落となっているし、エヌビディアも1月高値から3割近い急落に見舞われている。日経平均は今日の下げで半年ぶりに37000円の大台を下回って引けた。今やAIバブルの崩壊懸念だけでなく、半導体バブル、EVバブル...
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART113

昨日、米国がメキシコとカナダ、中国に対する関税措置を発動したため、NYダウは670ドル安と急落し、ナスダック指数も一時400ポイント近く下げて、一時1万7956ポイントと昨年10月初旬以来の1万8000ポイント割れとなった。日経平均も時間外取引で一時3万6260円と、昨日の東証終値に比べ1000円超下げる場面があった。しかし、今日早朝にブルームバーグ通信が米国とメキシコが関税軽減措置で協議中と報じたため、日経平均は前日比プラスで始まり、一時270円ほど上昇する局面もあった。メキシコとカナダに対する関税軽減措置は、早ければ米国時間で5日中に何らかの合意があるとのことだが、NYダウの時間外取引では200ドル前後、S&P500でも同様に0.6%前後しか戻っていないところを見ると、関税軽減措置に対してマーケットは「疑心暗鬼」といったところなのだろう。私は前回の当欄で「メキシコ、カナダへの関税措置は先送りになると思っている」と書いたが、これは大外れだった。ただ、4日に発動して5日に軽減措置を議論するということは、一部の品目を除いて実質発動延期ということになるのかもしれない。今日は米国防総省のナン...
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3月の開催日は3月28日(金)です。会場受講OK!日時:2025年3月28日(金)18:20~20:00会場:東京証券会館 9階会議室定員:30名申し込みは、ウエルスアドバイザー株式会社へ        TEL 03-6229-0810 (受付時間 平日9:00~17:00)         FAX 03-3589-7963 (24時間対応)
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3月のセミナーは第3水曜日です。録音のみで会場受講はありません。CDまたは音声ファイルをお届けします。※CDの標準仕様はパソコン用のものです。 CDラジカセなどオーディオ機器では再生できません。 オーディオ用フォーマットをご希望の場合は、連絡事項の欄にその旨をご記入ください。〇収録日:2025年3月19日(水)〇発送開始日:3月20日(木)  ※CDの郵送または音声ファイルの送信のいずれかをお選びください。  ※音声ファイル送信の場合は、「データ便」のサービスを利用して、録音当日の夜にお送りします。〇料金: 会員 4,000円(税込み)     一般 5,000円(税込み) 〇お申込みはこちらからお願いします。   ↓ ↓ ↓
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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART112

日経平均は先週末の急落から立ち直り、629円高の3万7785円で終わった。この3万7800円どころは過去1年間で見て、比較的大きな下値支持線になっている。先週前半までの3カ月間は38500円どころが強力な下値支持線になっていたが、今回の急落で3万7800円どころが新たな下値支持線になりそうだ、問題はトランプ大統領が予告したメキシコ、カナダへの25%関税発動がどうなるかだが、私の個人的な見解では、自動車など一部の品目は発動するかもしれないものの、基本的には再度先送りになると思っている。というのも、これだけ急な関税発動ではサプライチェーンが大混乱し、一部経済が麻痺する可能性があるからだ。メキシコやカナダがトランプ大統領の要求を受け入れて関税を元の水準に戻すのも大変な労力になるし、再度混乱を起こす可能性も高い。もっとも、中国に対する10%の追加関税は可能性が極めて高いと思われる。全部先送りでは「オオカミ少年」のレッテルを貼られかねない。今日の日本株の急反発はそれを先取りした面もあるだろうし、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の関係悪化も遅かれ早かれ改善するとの見方を織り込んだとも...