2025-03-03

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART112

日経平均は先週末の急落から立ち直り、629円高の3万7785円で終わった。この3万7800円どころは過去1年間で見て、比較的大きな下値支持線になっている。先週前半までの3カ月間は38500円どころが強力な下値支持線になっていたが、今回の急落で3万7800円どころが新たな下値支持線になりそうだ、問題はトランプ大統領が予告したメキシコ、カナダへの25%関税発動がどうなるかだが、私の個人的な見解では、自動車など一部の品目は発動するかもしれないものの、基本的には再度先送りになると思っている。というのも、これだけ急な関税発動ではサプライチェーンが大混乱し、一部経済が麻痺する可能性があるからだ。メキシコやカナダがトランプ大統領の要求を受け入れて関税を元の水準に戻すのも大変な労力になるし、再度混乱を起こす可能性も高い。もっとも、中国に対する10%の追加関税は可能性が極めて高いと思われる。全部先送りでは「オオカミ少年」のレッテルを貼られかねない。今日の日本株の急反発はそれを先取りした面もあるだろうし、トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の関係悪化も遅かれ早かれ改善するとの見方を織り込んだとも...