2025-03-26

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART120

日経平均は続伸して246円高の3万8027円と終値ベースでほぼ1か月ぶりに3万8000円の大台に乗せて引けた。明日までとなる配当権利取り狙いの買いが活発化したほか、明日大引けから明後日の配当権利落ち日にかけて1兆5000億円前後の規模と予想される配当再投資の買いが、TOPIX(東証株価指数)先物など先物市場に大量流入することを見越した目先筋が思惑買いを入れているようだ。こうした一時的な需給動向を考えると、1か月ぶりに日経平均が38000円台に乗せたり、TOPIXが2日連続で昨年7月以来の高値を付けたからといっても、素直には喜べない。来月2日にはトランプ大統領が予告している相互関税と自動車の追加関税が発表される予定だからだ。日本株独自の需給動向に関しても、来月1日には配当権利取りの買いも配当再投資の買いもなくなり、自然体の相場に戻る。2日の相互関税や自動車追加関税に関しては、これまでの下げ相場で株価には相当程度織り込まれたと言えるかもしれないが、関税の内訳を見て改めて売りに動く投資家もいるだろうから、全く油断ならない情勢であるのは間違いない。また、週明け31日、来月1日には年金基金など内...