2024-09-27

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日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART66

石破茂・自民党総裁の誕生で、株式市場は石破ショックに見舞われている。総裁選投開票直前まではアベノミクス路線の継承を訴えていた高市候補の当選を期待して日経平均は今日を含めて9日間で3500円も急上昇してきたが、時間外取引ですでに2200円ほど急落した。まさに高市トレードが巻き戻されたわけで、日経平均はまだ下げ余地がかなりあると言える。問題は、石破茂新総裁が掲げる経済政策が日本を再び失われた30年に逆戻りさせるような政策であることだ。金融所得課税の増税に関しては、今回の総裁選の討論会で他の候補たちから集中攻撃を浴びて引っ込めた形だが、それはあくまで「新NISA(少額投資非課税制度)やiDeCo(個人型確定拠出年金)などへの課税強化は毛頭考えていない」と発言しただけで、1億円の壁と言われる大口の株式売却益に課税強化に関しては否定していない。また、「法人税は引き上げる余地がある」と発言していて、これも株式相場にとっては大逆風と言わざるを得ない。経済政策では「地方創生が日本経済の起爆剤になる」と位置付けているが、これは安倍政権時代からほとんど成功していない政策である。また、製造業を国内に回帰させ...