ブログ(会員限定) 日本株にかけられた「PBR1倍回復魔法」 PART64
18日のFOMC(米連邦公開市場委員会)での米利下げを受けて、材料出尽くしとの見方から、ドル円相場は一時143円90銭台と3円近く円安が進み、翌日の日経平均も一時1000円超の急伸となった。ただ、パウエルFRB議長が今後の利下げ幅について「0.5%が新しい利下げペースだと思うなよ」的な発言をしたため、今後も0.5%の倍速利下げが続くと見ていた米市場関係者の期待は裏切られた。今回のFOMCで非常に重要なのは、FOMCメンバーによる政策金利見通し(ドットチャート)で、2026年、2027年の中央値が2.9%になっていることだ。これはFRBの利下げの最終到達点(ターミナルレート)が現時点で2.9%と予想されていることを意味する。あくまでも予想値だが、利下げ余地はあと2.1%強しかないということだ。もし日銀の利上げが1%で止まるとすれば、日米金利差は2%近くが最低ラインになるということでもある。FOMC直後に大幅な円安・ドル高、日本株高が起きた原因の1つはここにあると言えるだろう。今月11日、AIバブルの崩壊を煽っていたゴールドマン・サックス主催のテクノロジー会議が開かれ、エヌビディアのジェン...
