ブログ(会員限定) インフレのピークアウトを確認、米利下げ期待で成長株の見直しが加速か
10日発表の7月の米CPI(消費者物価指数)は前月比8.5%の上昇と、6月の9.1%上昇から大幅にスローダウンした。これで翌日発表された7月の米PPI(生産者物価指数)も前月比で0.5%低下し、インフレ懸念が大幅に後退した。今日の休み明けの日経平均が727円高の2万8546円と急騰したのは、値がさの大型成長株が米国株高に連れ高したことが原動力になっている。私はお盆休みに向けてサマーラリーが期待できると以前から主張してきたが、やはりその予想は的中した。日経平均はロシアのウクライナ侵攻後に高値(2万8389円)を上抜け、7カ月ぶりの高値をつけている。TOPIX(東証株価指数)はまだ6月の戻り高値1978ポイントを5ポイントほど下回ったところまでしか上がっていないが、戻り高値更新は時間の問題だろう。その一方で、グロース市場の小型成長株は業績が伴っていないこともあり、戻りが総じて鈍いと言える。今日の日経平均やTOPIXの急伸は基本的に空売りの買戻しが中心であって、実需の買いが大量に入ったとは言い難い。決算が良かったと言っても、上値に大量のシコリのある銘柄への投資は要注意だ。まだ株価が底打ちした...
