2022-08-31

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FRBに続いてECB(欧州中銀)も大幅利上げを決断、円安加速も

パウエルFRB議長は、米国のインフレ率がFRBの目標とする2%に近づくまで金融引き締めを続ける意思を示した。中間選挙を控えたバイデン政権に代わって、高インフレを抑え込むヒール役を買って出た感じがしないでもないが、パウエル議長の決意が固いと見た市場関係者は米国株を3日連続で売りに動いた。NYダウは昨日までの3営業日で約1500ドル下げた。金利に敏感なナスダック指数も3営業日で800ポイント近く下げたが、6月のCPIショック時のようなマドを開けて急落するというほどの下げにはなっていない。事前に他のFRB理事からインフレ率を徹底的に抑え込むまで利上げを続けるとか、それまでは利下げなどとんでもないといった発言が相次いでいたから、今後の大幅利上げは半ば株価に織り込まれていたと考えるのが妥当だろう。ただし、問題は明日から株価が急落しやすい秋相場に入ることである。過去5年間を振り返ってみると、秋に相場が崩れなかったのは2017年と2019年の2回だけで、あとの3年は一時的だったがかなりの下げに見舞われている。去年は9月に短期的な底をつけてその後は11月にも急反落したが、年末まで上昇トレンドを維持した...