ブログ(会員限定) バブル時代に匹敵する世界規模の金融相場が到来 PART29
先ほど行なわれた菅官房長官の自民党総裁出馬表明では目新しい話はなかったが、1つだけ小さなサプライズがあった。出席した記者から「日銀が大規模金融緩和を続けると、地方金融機関の経営を圧迫するのでは?」との質問に対し、「大規模金融緩和は必要だが、地方の金融機関の数が多すぎるのではないかと思っている」と答えた。菅長官にしてみればしごく当然なことを言ったつもりだろうが、当の地方金融機関にしてみれば心穏やかではないはずだ。株式市場でも地銀の再編観測が盛り上がるに違いない。ただ、それが銀行株全体の株価上昇につながるとも思えない。地方銀行の再編を主導するSBIホールディングスには強烈な追い風になりそうだが、銀行は新型コロナの負け組にカウントされているから、人気の継続は難しいだろう。今日の菅官房長官の会見では、「スガノミクス」と言えるような新たな政策は表明されなかった。14日の自民党総裁選までには「アベノミクスの継承」以外の新政策も出てくるだろうから、日経平均はそれに期待して2万4000円台乗せもあり得るだろう。
