2018-06-11

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イベント・ラッシュを前に買い戻しが優勢

今週は明日の米朝首脳会談、明後日のFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表、明々後日はECB(欧州中央銀行)理事会、週末はニューヨーク市場のメジャーSQと重大イベントが目白押しである。米朝首脳会談は、もはや決裂する可能性が非常に低くなっているので、無難に通過さえすればプラスに作用するだろう。休戦協定に代わる平和協定の第一歩を踏み出せれば、韓国株の上昇に拍車がかかるかもしれない。韓国株が南北統一を材料に一段高となれば、空売りのターゲットにされている半導体関連株の戻りにも勢いがつきそうだ。韓国ではすでに公共事業関連株が急騰していて、現代セメントの株価は3ヶ月で4倍に化けている。一方で、サムスン電子やLGエレクトロニクスの株価は低迷していて、韓国株は明暗が分かれている。米電気自動車テスラ株の急反発で、電気自動車関連株はヘッジファンドなど投機筋の買い戻しが優勢になりつつある。反面、半導体や電子部品関連株はアップルの史上最高値更新に反して、アップルなどのスマホメーカーからの受注が減るとして世界的に株価が低迷したままだ。米朝首脳会談の結果次第で、この構図に多少の変化が出てくるかもしれない。