ブログ(会員限定) 3年ぶりのCGコードの改定と朝鮮戦争終結の思惑 PART5
明日の午前中から南北首脳会談が開かれる。休戦中の朝鮮戦争の当事者である韓国は、北朝鮮とは対照的に終戦協定を結ぶための当事者能力に欠けるため、今回の首脳会談では大きな成果は期待できない。北朝鮮も韓国を交渉相手とは見なしていない。一種のセレモニーのような会談になるだろう。一方で、南側の実質的な当事者である米国は、今回の会談で北朝鮮が核廃棄問題でどのような譲歩を示すかを重視しているはずだ。首脳会談の内容や結果が伝わるのは、おそらく東京市場の大引け後になるだろうから、日本株が実質的に反応するのが3連休明けの来週火曜日ということになる。目先の最大のイベントは、5月12日に交渉期限を迎えるイラン核合意問題である。米国はイランが核合意に違反したと難癖をつけ、弾道ミサイルの開発制限などの見直しに応じなければ脱退すると一方的に宣言している。この5月12日の大イベントに向けて原油価格が急騰してきたわけで、これは相場の大きな波乱要因として注意しておく必要がある。ただ、日本株が好調な時は、イスラム国が台頭してきた時と同様、中東情勢の混乱は黙殺される傾向がある。今回もそうなる保証はないが、リスク要因としては頭に...
