2018-04-11

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「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART26

米軍のシリア攻撃が秒読み段階となっても、日本株は堅調に推移している。今日の日経平均は107円安と安値引けになったものの、25日移動平均線(2万1452円)ばかりか、5日移動平均線(2万1674円)さえも上回っている。先週末にNYダウが570ドル以上も下げ、月曜日もNYダウがザラ場の高値から約400ドル下げて引けても、日経平均は2日連続で上昇し、昨日は2万1933円の高値をつけている。米国株が安値圏で大荒れの展開になっているにも関わらず、日本株が堅調に推移している最大の理由は、すでに何度が書いたが、空前の規模の空売りの買い戻しが進行しているからだろう。2月初めの世界同時株安以降、急速に円高が進んだこともあって、私は今期の日本企業の業績見通しが輸出企業を中心に大幅減益になると予想してきた。過去13週間で日本株を現物と先物を合わせて9兆円以上売り越してきた外国人投資家も、それを想定しているはずである。だとすれば、今月下旬から始まる決算発表シーズンに空売りの建て玉を買い戻すのがタイミング的に一番いいと考えたはずである。ところが、いわゆる「合成の誤謬」でヘッジファンドなどの投機筋が皆同じようなタ...