2018-04-09

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「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART25

米中貿易摩擦が激しさを増す中、米国株の乱高下も日本株のそれを上回る勢いになってきた。前回、このブログを書いた時点で「NYダウは時間外で220ドル安と一時よりかなり戻してはいるが、米国時間に何が起こるかはわからない。今日は雇用統計の発表も控えているから、米国市場は日本市場を遥かに上回る乱高下になりそうな気配だ」とコメントした。そして週末のNYダウは131ドル安で始まったものの、一時760ドル以上も急落した。日経平均は先月26日につけた取引時間中の安値2万347円が年初来安値だった。これを底に、すでに1300円以上も上昇した。対してNYダウは今月2日の2万3344ドルが年初来安値である。要はNYダウよりも日経平均の方が先に反発局面に入っているのだ。いつもなら米国株が先に底入れして日本株が追随する形になるわけで、これは地殻変動的な大きな変化と言える。米国株の弱さの原因は大きく分けて2つあると思われる。1つは貿易戦争が本当に本格化して米国経済が減速するリスクである。もう1つはトランプ大統領がアマゾン批判を強めていることに代表される、ITバブルの再崩壊懸念である。この2つが融合されて、米国株に対...