2018-02-28

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「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART10

パウエルFRB新議長の議会証言を受けて、きのうのNYダウは299ドル安と急落した。利上げを急ぐニュアンスの発言が嫌気された格好だ。それはドル高を誘発した。今日の朝方は1ドル=107円50銭近辺の円安で始まり、それを好感して日経平均は一時前日比9円安まで戻したが、10時頃に日銀の国債買いオペ減額通告によって一気に107円割れまで円高が進んで、そこから日経平均はズルズルと大幅安することになる。さらに、午後の衆議院財務金融委員会で黒田日銀総裁が「現在の強力な金融緩和政策が続くとは思わない」と発言したことから、ヘッジファンドなどがそれを悪材料視して一斉に売り仕掛けに動いたようである。今日は他にも中国の製造業PMIが市場予想を上回って悪化し、中国株が一時急落したことも投機筋の売りを誘ったようである。今日の急落で、昨日、一昨日の大幅高の大半を失った感じではあるが、日本株はいまだ調整局面にあるため、ちょっとしたきっかけで上下に大きく振られやすくなっている。ただ、前回書いたように、来月9日のメジャーSQまでに投機筋は日経平均先物ベースで1兆5000億円規模の買い戻しに動くと予想されるわけで、基本的にそ...