ブログ(会員限定) 「適温相場」の崩壊で調整局面入り PART9
日経平均は何の抵抗もなく2万2000円の大台を回復して引けた。この「何の抵抗もなく」というところがポイントである。寄り後に330円高まで上昇した日経平均は、10時半頃から売られ始めて一時150円高まで伸び悩んだ。しかし、午後からは一貫して200円高以上をキープして、結局260円高の2万2153円で終わった。つまり、今日は投機筋の売り崩し的な動きがまったく観測されなかったのである。2月上旬の暴落後からは2時過ぎになると、決まってかなりまとまった先物売りが出るのだが、今日はそれがなかった。市場では3月のメジャーSQにかけて海外勢の買戻しが活発になるとの見方が有力になってきた。今年になってからの海外勢の売越額が現物と先物を合わせて4兆8000億円(先物だけでも3兆7000億円)に達し、3月9日のメジャーSQまでに日経平均先物だけで1兆5000億円規模の買戻しが必要との観測が流れている。一方、ドル円相場は再び106円台に突入。16日につけた105円台が視野に入ってきた。そんな中でも日経平均は大幅高となったわけだから、少なくとも今日に関しては「円買い・日本株売り」の裁定取引は活発化しなかったと言...
