2017-03-27

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政策期待の剥落でトランプ・ラリーは終了

先週末のオバマケア代替法案の撤回で、トランプ政権に対する政策期待は大幅に後退した。トランプ大統領が掲げた重要政策のうち、最も簡単に実現しそうなオバマケアの廃止は完全に棚上げになったと言っていい。今週から与党共和党は税制改革法案の策定に注力することになるが、共和党上院議員の大半が国境税に反対しているだけに、法案作りだけでも相当な時間がかかりそうだ。明日、東京市場は配当権利取りの最終日を迎える。本来であれば、今日は配当取りの動きで日経平均もNYダウと同様、急落後に戻す展開になっても良さそうなものだったが、逆に日銀のETF買いに先物の売りをぶつけられるパターンになってしまった。ドル円相場はギリギリ1ドル=110円を割り込まずに推移しているが、「円買い・日本株売り」の流れが止まったとは言い難い。月末に向けて用心するに越したことはないだろう。再三書いているが、今はスチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家指針)の改定が追い風になる超割安株の物色が何よりも無難だろう。バーゲンハンティングを狙うなら、ここしかないというのが正直な印象だ。今はゴールデン・ウィーク危機のリスクに備えながら、下値リスク...