ブログ(会員限定) 国境税調整の衝撃 PART22
トランプ大統領の議会演説で国境税の内容が判明しなかったにも関わらず、きのう日経平均は昨年来高値を更新した。売り方の買い戻し(ショートカバー)が主因と見られるが、決算期末が近づいているだけに、今月半ばまでは投機筋の大量のショートカバーが日経平均株価を支えると予想される。問題は、そのショートカバーが一巡した頃に、トランプ政権が予算教書を発表するタイミングであることだ。米国では3月15日に連邦債務が議会で定められた上限に達する「財政の壁」を迎える。順当ならそれまでに予算教書ができあがるはずだが、先日のトランプ大統領の議会演説で国境税にまったく触れられなかったくらいだから、あと2週間当たらずで予算教書がまとまるとは思えない。つまり、3月いっぱいは国境税という「驚異的な悪材料」の中身が宙ぶらりんのままで、投資家は相場に立ち向かわなければならない。こうなると、やはりいくら相場が堅調だとはいえ、安全策をとるのが無難である。いつも言っているように、日本株は今、来年度からのスチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家指針)の改定で、増配余力の大きい割安株(バリュー株)が歴史的な水準訂正局面にある。その...
