2017-03-06

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国境税調整の衝撃 PART23

日経平均は今日も軟調に推移し、前場、後場ともに前週末比で100円前後安い1万9380円近辺で推移した。国境税の中身が先月末のトランプ大統領の議会演説で判明しなかった以上、国内機関投資家の多くは身動きがとれないから、東証一部の主力株が軟調になるのは致し方ない。しかし一方で、東証二部やジャスダック市場は今日も大幅高して、昨年来高値を更新している。株式新聞や日刊ゲンダイのコラム、講演会、それに当ブログでも再三書いているように、今は来年度からのスチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家指針)の改定が原動力になって、割安株の歴史的な水準訂正の最中であり、それが大量にある東証二部とジャスダック市場には東証一部からの資金シフトが加速している状態である。考えようによっては、東証二部やジャスダック市場の割安株が上昇しているのはトランプ大統領のおかげと言えなくもない。国境税の概要が判明していないことで、業績不安のある輸出関連株や主力株への資金流入が遮断されているわけで、割安株はスチュワードシップ・コードの改定との合わせ技で、棚ぼた式に値上がりしている感じである。もちろん、いくら割安だからといって、全て...