ブログ(会員限定) 新局面に突入した株式相場 PART6
ドル円相場が103円台に突入したことで、日本株の買い戻しが一段と進んでいる。日経平均は節目の1万7000円にあと110円強まで迫ってきた。今週末の米雇用統計次第では、FRBが9月に追加利上げに動く公算が高まるため、目先は米雇用統計が最大の焦点となる。米雇用統計次第だが、もし新規雇用者数(非農業部門)が好不調の節目と見られる20万人を大きく下回った場合、ドル円相場が再び100円の大台割れになる可能性が高いのはもちろん、日経平均も1000円近く急落してもおかしくはない。これが目先的な最悪のシナリオだ。一方、20万人を上回ったとしても、2割程度では利上げが見送られる可能性の方が高いような気がする。ちなみに、昨年12月に利上げに踏み切った際は、前月の新規雇用者数は27.1万人だった。つまり、7月発表の25.5万人程度までは見方が分かれるところで、9月20日、21日のFOMC(連邦公開市場委員会)まで待たないと利上げするかどうかを判断するのは早計だろう。株価にとっては中立要因と考えるのが無難だ。シナリオが実現する確率としては50%程度と見ている。
