2015-11-27

ブログ(会員限定)

地政学的リスクとヤレヤレ売り PART2

ここ最近、当ブログや講演会、ラジオ番組などでも再三述べているように、日経平均の2万円の壁は大方の市場関係者が思っているよりも、かなり厚いことが判明しつつある。今日も寄付きで1万9994円と、あと6円というところまで行きながら越えられなかった。時間外取引の225先物では、きのうもおとといも2万円を一時越えているのだが、やはり東京市場では現物のヤレヤレ売りや利食い売りが相当出るようで、2万円越えにはヘッジファンドなど短期筋が反応しやすい強力な支援材料が必要なのだろう。今日は上海総合株価指数が5.5%安と急落したことも響いた。中国株の急落は、監督当局(CSRC)が大手証券会社2社(そのうちの1社は最大手)を法令違反で調査しているとのニュースがきっかけだった。さらに、CSRCが証券会社に対してデリバティブ関連融資を禁止すると報じられ、先物の手仕舞い売りが殺到したようである。証券株にはストップ安が相次いだようだ。いわば、今日の中国株の急落は、証券市場の規制強化を嫌気した売りが膨らんだことが原因なのだが、これは中国の株式市場が落ち着いたからこそできる規制強化で、下落要因としては長期化しないと見てい...