2015-09-25

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フォルクスワーゲンの排ガス不正問題と米中首脳会談

シルバーウィークの5連休の真っ最中に、米国でフォルクスワーゲンの排ガス不正問題が発覚した。米国内でたった48万台強しか販売されていない同社のクリーンディーゼル車に対して、罰金は最大2兆1800億円ほどになるという。1台当たり400万円強の罰金になる計算だ。この問題が米規制当局から発表されたのは18日(日本時間19日土曜日)で、大々的にビッグニュースとして報道され始めたのは22日月曜日からである。まさしく習近平主席が訪米した22日にぶつけた感じだ。というのも、中国の自動車市場で最大のシェアを誇るのが同社であり、フォルクスワーゲンへの2兆円規模の罰金は、対中制裁の側面も併せ持っているからだ。その後の報道によると、BMWのクリーンディーゼル車からも走行中に基準値の11倍の汚染物質が計測されたとのことだが、どうやら自動車業界ではクリーンディーゼル車の排ガス不正が常識だったようなのだ。この点については他のメディアで詳しく報道されるだろうから割愛するが、唯一、欧州の最新の環境規制をクリアしているのが、どうやらマツダのスカイアクティブ・ディーゼルらしい。これもいずれ誰かが検証することだろう。いずれに...