2014-12-01

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政治空白期間の円安に注意 PART5

12月相場入りとともに、日経平均が年初来高値を更新した。円相場が一時119円台をつけたことで輸出関連株が買われたが、逆に個人投資家好みの新興株は売られる銘柄が目立った。以前も指摘したように、これは一種のシーソー現象で、相場全体のエネルギーがやや不足していることを表している。日経平均が高値をつけたからと言っても、素直には喜べない個人投資家が多いのも事実だ。円安関連の本命株として、私はマツダ(7261)を最近よく取り上げている。長年の円高にまるで対応できなかった経営のまずさから、以前なら絶対に取り上げない銘柄だが、いまは逆に工場の海外移転ができずに、日本国内に大量の生産設備を温存したがゆえに、莫大な円安メリットを享受できている。これは富士重工(7270)もほぼ同じだ。今日は1ドル=119円台に入ったにも関わらず、政府要人から円安を警戒する発言が出なかった。菅官房長官は唯一、「為替については注視していくという以外の発言は控えたい」と発言したが、エネルギー価格の急落でインフレ率が急低下しかねない現状では、円安を警戒する発言は事実上、禁忌なのだろう。票が欲しくて、選挙対策として街頭演説などでは円...