2014-08

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米軍のイラク攻撃は事前に情報が漏れていた可能性大

先週末のブログでも書いた通り、米国株が先月下旬からズルズル下げていたのは、米軍がイラクへ軍事介入することが、間違いなく漏れていたと私は確信している。だからこそ、軍事介入当日は日経平均が454円安と暴落したにも関わらず、NYダウが185ドル高と急反発できたのだろう。軍事介入の情報を事前に知っていたからこそ、確信的に先物で米国株を売り崩したと考えるのが妥当だ。これは3月のロシアのウクライナ侵攻を事前にキャッチした米情報機関やロシアに近い投機筋が、1月からしつこく主要国の株価を売り崩したのと同じやり口である。この時は反発するまで数日かかったが、今回は軍事介入の発表当日に急反発している。こうした地政学的リスクを事前に察知した投機筋に売りを仕掛けられると、何も知らない投資家は対処の仕様がない。そもそも、なんで売られているのか、一切わからないのだから、相場の流れについて行かざるを得ない。では、悪材料出尽くしで買いなのかどうかだが、これも目先はリバウンドが続くだろうが、今週末の米国のオプションSQが控えているため、週後半は警戒モードで対処すべきかもしれない。だいたい、米軍のイラクへの軍事介入を、日本...
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朝令暮改 PART2

今朝、オバマ大統領が空爆を含むイラクへの軍事介入を突然決定したことで、日経平均は一時478円安まで急落した。米軍の最高司令官はオバマ大統領なので、軍事介入の決定は大統領自身の判断でできるのだが、去年のシリア空爆を決める際は、議会の判断を仰いだ結果、中止となった。今回は議会が休会中ということもあって、独断で決めたわけである。きのう、ロシアが米国主導の経済制裁に参加した国に対して、1年間の農産物の輸入禁止措置を発表した。ところが、日本だけが対象外になったため、ドルやユーロを売って円を買う動きが強まった関係で、「円買い・日本株売り」の裁定取引が急増したため、日経平均は想定外の500円近い急落になったと考えられる。米軍のイラクへの軍事介入と、ロシア報復措置からの「日本外し」の「合わせ技」は、本当に偶然なのだろうか。私見だが、どちらも夏休み期間中で市場参加者が少なくなっている所を狙って発動したように思えてならない。米国株が先月下旬からズルズル下げ始めたのも、そのイラクへの軍事介入の情報漏えいがあったからと確信している。もっとも、今日は中国の上海総合株価指数が年初来高値圏まで逆行高し、オーストラリ...
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朝令暮改

きのうのNYダウは一時200ドル安まであり、その後60ドル戻して139ドル安で引けた。先月17日の史上最高値1万7151ドルに対して、きのうの安値が1万6369ドルだから、800ドル近く下げたことになる。同様に、日経平均は先月末の高値が1万5759円、今日の安値が1万5121円だから、600円強下げたことになる。米国株や欧州株が明らかな調整局面に入ったため、欧米市場から日本株や中国株、インド株などに資金シフトしていた海外投資家も、さすがに売りに転じたようである。私としては、米国株離れした日本株のサマーラリーを期待していたが、その前提となる海外資金の流入が期待薄になったと言える。今週末のオプションSQを通過すれば、相場の流れも少しは変わるだろう。しかし、来週からのお盆休みで個人投資家は売り越しが予想され、年金資金などの国内機関投資家も不在、外国人投資家も投機筋だけとなるので、やはり調整局面が続きそうな感じがする。決算発表も今週がピークなので、目先は波乱に注意したい。※お盆休みに伴い13日、15日のブログは休載となります。
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エフピー研究所・株式セミナー

「マネー誌で人気の株式評論家による今月の注目銘柄」 ※CFP、AFPの方はFP継続教育単位が取得できます。2014年8月31日(日)13:30~15:30会場は、TKP信濃町ビジネスセンター 5F カンファレンスルーム1 です。東京都新宿区信濃町34  トーシン信濃町駅前ビル5F(交通) JR信濃町駅より1分  ※改札を出て、右側正面の【楽釜製麺所】【金の蔵Jr.】の大きな看板のあるビルの5階です。受講料:8,640円(税込) 事前申込み&入金の場合リピーター割引制度ありお申込みは↓資料の準備の都合上、事前にお申込みくださいますようお願いいたします。
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株式新聞・月例セミナー

モーニングスター社・株式新聞主催、年間セミナー8月開催日。2014年8月22日(金) 18:20~会場:東京証券会館1年間(12回)10万円、半年間(6回)6万円※遠方の方、お忙しい方には、録音テープ又はCD会員もあります!(料金は同じ)申し込みは、モーニングスター社へ        TEL 03-6229-0810 (受付時間 平日9:00~17:00)         FAX 03-3589-7963 (24時間対応)
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証券スクール

証券スクール・オブ・ビジネス 「銘柄研究会」2014年8月20日(水)18:30~20:00会場については、証券スクールにお問い合わせください。1月から会場が変わりました。    会費:7000円★参加できない方のためにDVD受講ありお申し込みは証券スクール・オブ・ビジネスまでTEL 03-3589-2481 (受付時間…日曜、祝祭日を除く10:00~18:00)
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本日(8/6)、絆の会のセミナーです

本日・8月6日(水)18:30より、秋葉原・東京都中小企業振興公社で、絆の会のセミナーを開催します。お盆休み前に、相場展望を確認しておきたい方は是非ご参加ください!詳細は↓
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サマーラリーはあります!PART4

米国株の雲行きが若干怪しくなってきたが、まだ日本株の優位は続くと感じている。先週末の米雇用統計は、市場予想をわずかに下回ったものの、非農業部門の雇用者数が14年ぶりに6カ月連続で20万人以上増加した。ざっくり言って、雇用統計は非常に好調だったと言える。ところが、NYダウは一時プラス圏に浮上する場面もあったが、ザラ場では126ドル安まであり、結局、約70ドル安で引けた。これにより、2週間前につけた史上最高値(1万7151ドル)からの下落率は約4%に達した(たったの4%だが、バブル崩壊懸念があるのでそれを煽り立てる連中がいる)。この間、日経平均は逆に2%上げた後、4日午後2時半現在で1.5%下げたレベルにある。先週のアルゼンチン国債のデフォルトの引き金を引いたのは、米ヘッジファンドと米国の裁判所である。ポルトガルの金融危機でも、米英のヘッジファンドが売り崩しに動いていると伝えられる。いままでの欧州債務危機も、米英のヘッジファンド主導だったため、今回もまた同じ構図である。ロシアへの経済制裁の強化という新しい悪材料はあるものの、ウクライナ情勢に関しては新冷戦構造の下、米露や欧露といった大国が直...
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サマーラリーはあります! PART3

「サマーラリーはあります!」と言っている手前、あまり弱気なことを書くつもりはないし、ここで敢えて必要以上に強気なことを言う気もない。あくまでも相場の流れを中立的な立場で俯瞰すると、やはり前回少し書いたように、「欧米株売り・日本株買い」の流れができつつあるようである。きのうのNYダウが317ドル安の安値引けとなったことは、確かに衝撃的だった。しかし、きのうの東京市場の後場あたりから、アルゼンチン国債の最低レベルへの格下げや、ポルトガルの金融不安を材料にしたヘッジファンドの売り仕掛けが活発化していたのは確かで、一部のヘッジファンドが夏休み前の大勝負に出た感じである。要は、複数のファンドが示し合わせてここぞとばかりに欧州株を売り、それに引きずられて米国株が急落したというのが実情だろう。月末なので、相対的に売りポジションの多かったヘッジファンドは、「提灯売り」に出たと思われる。一昨日がFOMCとイエレンFRB議長の記者会見、きのうがアルゼンチン国債の債務交渉期限、そして今日が米雇用統計の発表と、イベントドリブン型のヘッジファンドは大活躍したことだろう。そんなわけなので、直近の欧米株の急落は話半...