2011-11-18

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オリンパスの上場廃止問題に注意 PART2

オリンパスの損失隠し事件が新たな局面を迎えている。反社会的勢力にオリンパスのカネが流れていたという疑惑が深まってきた。オリンパスの新経営陣は反社会的勢力との関わりはないと主張し続けている。ところが、海外メディアは先週から暴力団の関与を盛んに報道しはじめた。ニューヨーク・タイムズは電子版でオリンパスから闇経済に2000億円以上が流れたと報じている。情報の出所は証券取引等監視委員会、党許永中地検、警視庁の3者会合で示された資料だとされる。それが事実なら、オリンパスは上場維持どころか、会社存続も危ぶまれる。暴力団排除条例に引っ掛かって、取引を制限する病院などが出てきそうだ。すでに筆頭株主の日本生命やメインバンクの三菱UFJグループがオリンパス株を一部売却したことが明らかになった。今日のオリンパス株の急落はそれが反映されたものだが、相場全体にはまだ少ししか織り込まれていない。とりあえずは様子見だが、全体的な投資判断を従来の「中立」から「弱気」に引き下げるかもしれない。