ブログ(会員限定) イタリア危機について PART2
先週末のNYダウは実に259ドル高の1万2153ドルと、1万2000ドルの大台を回復して引けた。NYダウの年初来高値はビン・ラディン暗殺直後の1万2876ドルだから、やはり年内の高値更新が濃厚になってきたと言える。渦中にあるドイツのDAX指数は先週末6000ポイントの大台を回復して、9月の年初来安値からは約20%も戻した(NYダウのそれは23%)。年初来高値は7600ポイントだから、NYダウのように高値更新には程遠いと言えるが、日経平均の反発がわずか3%程度にとどまっていることから見ると、震源地であるはずのEUの方が株価の先行きは明るいと見られているのだろう。イタリア危機は決して甘くはないが、株価的にはやはり相当織り込まれていると考えて間違いない。ただし、日本株については、まだ新規買いができるほど地合いが好転していないから、引き続き安全策をとるのが無難だろう。5月高値の信用期日を通過しているため、そろそろ材料株は買い直される局面がくる頃ではある。
